越知町の最高峰で、仁淀川町との町境にある鶏冠山は、地元の越知ではハゲ山と呼んで昔は萱場で展望が良かったようですが、今は植林ばかりで展望はほとんどない山です。 10年程前、三嶽古道を谷山から横倉山まで歩いた時はまだ古道らしさが残っていたけれど、今日歩いた山の神様まではすべて作業道に変わっていました。 けれど、おとがいしのお地蔵さまやすずり石、山の神様にはちゃんと注連縄が張られお参りをされた形跡が残っていて、昔からの里山の慣習を受け継いでいくのは大変でしょうに、今でもそれをされている方たちがいると思うと心がほわっと暖かくなった気がしました。
古道は作業道ばかりになっていた
おとがいしのお地蔵さま、お久しぶりです
展望はないが、木の間に鶏冠山の頭がちょこっと見えた
広場の三叉路を左に寄り道して行くと
四等三角点・谷山
岩の真ん中が長方形のすずりの形に凹んでいて、弘法大師が掘ったという伝説もある、すずり石
無線小屋
山の頂上を囲むように注連縄が張られた山の神様。注連縄の上は入山禁止
ここから古道と別れ右に上がる
ほとんど植林の中。風が強く、気温が下がって寒い!
左上に倒れかけた無線小屋とアンテナが見える
木々の間に反射板がかろうじて見える
三等三角点(点名・西山)山名・鶏冠山
地図を見るとすぐ下に加羅立ケ峠というのがあるので行ってみる
峠らしいところはここだが、ヤマップ地図上では通り過ぎているので引き返す
ヤマップ地図上の峠の場所はここだが、どうみても峠ではない???
山頂まで帰ったが、風が強く寒いので帰ります
三嶽古道入口