活動データ
タイム
11:52
距離
15.7km
上り
1710m
下り
1700m
チェックポイント
活動詳細
もっと見るスタート時は霧雨でしたが、稜線に上がると雲が切れ、眼下に雲海が広がる好天に恵まれました。 北尾根から見る芦別岳は惚れ惚れする山容で、高山植物は美しく、ヤマッパーさんとの嬉しい出会いもありました(^^) また、昨年4月に滑落・骨折した場所を確認することもできて、胸につかえていた何かが取れた気がします。 心が癒される山行となりました。 以下、私個人の雑記です。登山の参考にはなりませんのでスルーしてくださいね~♫ だれにでも特別な山はあると思いますが、自分にとって、それは芦別岳。 1985年4月30日 ユーフレ小屋に1泊。単独で本谷から登頂し、北尾根(旧道)を下りた。 雪のある時期、バリエーションルートというものを初めて経験し、山の深みにハマることになった思い出の山。 2018年8月3日 1人で旧道を登り、新道を下山。 ヤマップに投稿するきっかけとなった、思い出の山(笑) 2019年4月27日 1人で残雪の本谷を詰め登頂。頂上直下の東斜面(新道)でスリップし15mほど滑落。スピードが乗った状態でアイゼンの爪を雪面に引っ掛け骨折。そこから6時間かかって自力下山。 入院、手術、リハビリ(今も続いています)と、一生忘れられない思い出となった山。 そして、今回。 目的は・・・ ツクモグサに会うこと、 自分が滑落した現場をこの目で確認すること、この2つです。 その結果は・・・ ツクモグサは、とても可愛い花でした。モフモフした毛を、思わず触りたくなるような・・・(^^) 自分がスリップした雪渓は、この時期でも雪が谷底まで続いていました。 1人でコーヒーを飲みながらその斜面を見つめていると、滑落が15mで止まったことに、感謝すべきだったのではないかと思えてきました。 芦別岳は、私が油断したことを戒めたのかも知れません。 山を甘く見ると命を落とすぞ、と。 この山が、この山のケガから復帰した自分を、どう受け入れてくれるのか? 期待と不安をかかえながら向かった芦別岳ですが、心優しく迎え入れてもらえた気がしています。 やはり、自分にとっては特別な山でした。 懲りない男の独り言。 最後までお読みいただいた方、ありがとうございました。
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