活動データ
タイム
03:20
距離
6.5km
上り
46m
下り
46m
活動詳細
もっと見る梅雨の季節には紫陽花が似合う。 我が家の近くにある万葉植物園や興善院の紫陽花を見に行った。 万葉植物園には万葉集に出てくる植物と伴に万葉集の歌が掲示されており、アジサイの前には橘諸兄(タチバナノモロエ)が詠んだ以下の歌があった。 「あぢさいゐの 八重咲く如く彌つ代にを いませわが背子 見つつ偲ばむ」 (アジサイの花が幾重にも重なって咲くように、あなたもいつまでも元気でいてください。アジサイの花を見るたびに、わたしもあなたのことを偲んでいますから。) 古典に疎い私にはこの歌が誰に対して詠まれたものか分からないが、地方の国司となった夫のことを偲ぶ歌なのだろうか。 などと思いをはせながら紫陽花を鑑賞した。よく見ると色も形も多種多様で興味深い。
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