八方睨・戸隠山・九頭龍山・五地蔵山・高妻山・乙妻山

2020.06.21(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 20
休憩時間
22
距離
19.5 km
のぼり / くだり
2090 / 2090 m

活動詳細

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これまで行きたいと思いながら機会を逃していた山。昨年の妙高と、今回の戸隠、高妻山。やっとで登ることができた。 ここはお隣の県なのにアクセスに3時間以上かかる。この時間は甲武信ヶ岳にいくのと変わらない。そんなことも今までなかなか行けなかった理由でもある。 ということで(超)早起きして車を飛ばし、無料の高妻山登山者駐車場に車を止め5時スタート。戸隠山にも登りたいので、まずは道路を歩いて戸隠神社へ向かい、立派な杉並木に感動しながら奥社から本格的な登山開始。 うーん、急だ。正直こんなに急登だとは知らなかった。早月尾根並み。朝から大汗をかきながら登っていくと、徐々に登山道に岩場が現れ、それがドンドン急になり、場所によってはほぼクライミング。とは言っても、しばらく岩場から遠ざかっていたので、これはこれで楽しい。 いくつもの鎖場を過ぎると、いよいよ有名な蟻の戸渡りだ。朝から濃いガスが立ち込めて視界がなかったため、かえって恐怖感が薄れたのかも知れないが、意外にあっさりと通過できた。確かに恐怖感はあるが岩はしっかりしているので、最悪またぐか四つん這いでゆっくり行けば何とかなる。 無事に戸隠山の山頂を踏み、高妻山方面へ。だが、実はここからが大変だった。戸隠山は急峻なため、ルートは尾根に忠実につけられており(巻道はほぼ無い)、地形図では分からないような細かなアップダウンが沢山ある。岩場での緊張とこの無数のアップダウンが体力を奪い、なかなかペースが上がらなかった。戸隠山は体力勝負の山だ。 一不動避難小屋で高妻山へ登るたくさんの登山者と合流。一気に賑やかになった。この頃になると日もさしてくるが、涼しい風が吹いていて暑さは感じなかった。 高妻山の最後の登りはかなり急で浮き石も多く注意が必要。ちょうど疲れてくる頃で不注意で石を落とす人もいるので、登る時は前の人と距離を置くか、常に上を注意しながら登らなければならない。 山頂はさほど広くない。結構な人がいたので、思い切ってこの奥の乙妻山まで足を延ばすことにした。高妻山までのルートほど整備されていないが歩くには問題ない。人も減り静かな山歩きができるのでおすすめだ。今回は途中に残雪もあって綺麗だった。 しばらく休んで下山開始。 最初はとにかく石を落とさないことに細心の注意を払いながら歩いた。五地蔵山から牧場に向かう道をペースを上げて下り、予定より早く登山口に着いた。 この山は岩場とアップダウンがキツい。時間にして8時間以上、距離にして20Km以上歩いた時と同じか、それ以上の疲労感だった。

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