*今回の登山ルートでは、油坂の頭以降及び南竜山荘からのトンビ岩コースにおいて雪渓上歩行が多く、ルート工作がなされていないためガスで視界が悪い時などは読図やGPSで進んだとしても、ルートロストや沢に落ちる危険性が懸念されます。現時点では安易に踏み込まないほうが賢明と考えます。 大師山~経ヶ岳:ルートは明瞭。藪が茂るが払う程度で通過可能。 経ヶ岳~赤兎山分岐:笹藪を中心に次第に繁茂。ルートはわかるが時折泳ぐ。 赤兎山~杉峠:場所によってA⁻級の藪が10~20m程度。見通しがきかない箇所なのでロストに注意。 杉峠~六本檜:場所によって藪が茂るが払う程度。 油坂の頭~南竜山荘:下部中心に雪渓(++)。傾斜もあるためルートロスト/滑落の危険(++)。見通し効かない時はさらに危険。 トンビ岩ルート:南竜山荘を出てからすぐに雪渓。トンビ岩手前の傾斜変換点までほぼ続いている状態。傾斜もあるためルートロスト/滑落/沢への転落の危険(++)。見通し効かない時はさらに危険。 2016年に同様の山行に挑戦したときは長山からエントリーし、藪に阻まれ大舟山の激藪で更にライフを削られ、赤兎山からの下りで右膝を痛め傷心の杉峠エスケープとなった。 今回は道迷いの心配がない所からのスタートとし、大舟山、杉峠の藪も有志の方により整備されたため憂いなく再挑戦することとした。結果としては予定よりも順調に行程を進めることができ、ケガなどのトラブルに見舞われることなく完遂することができた。ただ、上記の如くガスにより見通しが効かない状況での雪渓歩きは終始緊張を強いられた。結果オーライではあったが、今後はこの様な状況では無理に山行を続行することは避ける判断をしようと思う。
暗闇の中、大師山に向けて出発。
三頭山に着く頃には霧雨は止み、気温も上昇。
中の平避難小屋。外の水道は使えず。
法恩寺山まで来たが、ガスは濃くなる一方。
経ヶ岳北岳から大舟山へダイブ。ここで今日初めて登山者にお会いした。
大舟山つーか。
赤兎山に向かう道へ。
赤兎山に来ても天候回復の兆しは見えず。
杉峠までが遠かったです。。。
六本檜。こっから三ノ峰までの登りがこの日の勝負所と考えていた。
三ノ峰まで来てやっと青空~♪
別山方面も次第に開けてきた。
でも別山はガス。
油坂の頭までに何度か雪渓のトラバースあり。
落ちたくないですよねー。
油坂の頭からほうほうの体で下り切り、南竜山荘からトンビ岩コースへ。
トンビ岩コースはさらなる難関でした…。幸いにも登っている最中にガスは晴れてくれた。そしてようやく本日初御前峰。
去年も6月に1回来てるかな?
南竜山荘で撤退しようか大いに悩んだが、御前峰を踏むことができ感無量。
今頃別山見えてきた。
でも下ったらまたガス。