私の山行は花を追いかけての登山が多いのだが、今年の春はこのご時世で思うように山に行くことができなかった。特に県境を越えるなということが痛く、富士写ヶ岳のシャクナゲも、滋賀県の山のサラサドウダンも、鳴谷山の水芭蕉とシャクナゲも見に行くことができなかった。しかしようやく落ち着きがみられてきたので、ニッコウキスゲから山の花探訪を始めることにしよう。 というわけで、昨年は登らなかった夜叉ヶ池山から始めよう。少し早いかもしれないが少しぐらいなら今年初ニッコウキスゲにお目にかかれるだろう。 ところが広野ダムに到着したが、岩屋林道入り口で通行止めになっていて唖然とする。 数台車が止めてあるが、きっとここから歩いたのだろう。でも時間的にこれから歩いたのではかなり遅くなってしまう。数年前の残雪期に自転車で登山口まで行ったが、今日は自転車もなく今日はあきらめるしかない。 代わりにどの山に行くか考え、まず思いついたのはフォロワーのトトリンさんの記録にあった今庄の宅良から岐阜県県境の高倉峠近くの山の権現山だ.でも調べるとここも林道が通行止めらしく、長い林道歩きでは同じことだ。今回はやめて別の山を考えよう。 藤倉山も杣山も日野山も今年登っているが、今年になって登っていないホノケ山に行くことにする。
広野ダム堰堤横。ここまで来たのに通行止め。車を停めて歩く人はもっと早く到着したのだろう。今からでは無理。遠く夜叉が岳山を見て引き返す。
奥野々からホノケ山トンネル手前を右へ、狭い林道終点の駐車場に到着。先着1台。
尾根道を上って行く。
稜線に出て左折。平坦で楽しい道を行く。
瓜生野からの登山道と合流して進む。この辺から少し上り道。
下に国道305号が見える。向こうが奥野々の集落。
足谷山分岐のピーク。
菅谷峠の鞍部で林道に出た。あずま屋がある。登山者とすれ違う。駐車場の先着者だろう。
ホノケ山は階段を登るのだが、今日は右の林道を行き、高頭山を先に登ろう。
林道沿いのヒメウツギの花。
モリアオガエルの卵。下に側溝があるが、あまり水がない。大丈夫なのか。
前方のピークがホノケ山。
舗装はされているが、落石の多い道。
ハナミズキの仲間、ヤマボウシ。
ホノケ山と高頭山の鞍部にやってきた。高頭山登り口にある案内板。
高頭山まで20分ほど。
高頭山山頂はブナ林で展望がないが、手前に展望が良いところがある。霞んでいる。
山頂到着。ここで昼食とする。
ノンアルビール。最近機能性表示食品が出てきた。 雲が広がり天候が悪く、いつ雨が降るかわからないので、ゆっくりしていられない。
鞍部に戻ってきた。ここを右に入りホノケ山に上って行く。こちらも20分ほど。
山頂到着。雨が心配でそのまま通過。
少し下ったところの展望所。山頂よりも展望が良い。
下り道に小アジサイが多い。 少し天候が良くなってきて、雨の心配はなさそうでゆっくりと下ろう。