〈YAMAP公開バージョン〉 長い、林道歩き(数年前の台風で崩壊しています) 長い長い、川原歩き(相当荒れています、渡渉もあります) 長い長い長い、急登(笹で覆われ、登山道が不明瞭な箇所があります) これを乗り越えた者だけが得られる、日高山脈の眺望は最高でした(写真をご覧ください) 〈以下、ホンネ公開バージョン〉 備忘録なのでスルーしてくださいね~(笑) タイトルは、「ヘロヘロ、ボロボロ、カチポロ」 旧登山口(入山届けのポストあり)を過ぎて、川原に出ると渡渉が待っています。 地下足袋に履き換えて計4回渡渉しました。ここまでは、想定どおりでした(^^) Co(=等高線、標高)670mで、左岸の登山道に取り付きます。300mほど歩くとまた川原に下ります。 おおむね左岸に沿って歩き、登山靴を濡らすことはありません。 途中、右手すぐ上は崩落した斜面で、気を付けて歩きました。 倒木、大きな岩、不安定な石などがあって、歩きづらくて大変長く感じられます。 地図ではCo930mあたりから尾根に取り付きますが、私はそこを見落としました(涙) Co1050mまで沢筋(川原)を歩き、地図上で登山道と合流するあたりにピンクテープが・・・。 そこから斜面を無理やり30mよじ登って、背丈ほどの笹の斜面をトラバースし、GPSで位置を確認しながら、なんとか登山道に合流することができました(ホッとしましたよ~) 次に待ち受ける試練は、急登笹ヤブ地獄です(笑) ブッシュを漕ぎながらの日高らしい一気の登りは、精も根も尽き果てそうでした(しかも暑い!) Co1500m付近から笹はなくなり、新緑と花が目を楽しませてくれます。 ネギもたくさんありましたが、採る余裕はありませんね~ 頂上からの景色は、写真でお楽しみください(^^) コーヒーを飲みながら、視線を上げるとカムエクや札内岳、幌尻岳などなど。 うれしくて現実感が伴いません(笑) 頂上から下り始めてすぐ、左足の太ももがつり、良くなったと思ったら次は右足(涙) 笹ヤブでは不明瞭な箇所があり、そのたびに少し不安に・・・ 登りで見落とした登山道は問題なく下りましたが、今度は山側に寄りすぎてケモノ道に誘い込まれました(なんてこった~)。ガケを下りることもできず、ケモノ道を引き返して川原に出ました。 そこから、長い川原歩き。疲れた足で、不安定な石の上では何度か転びそうになって・・・ 駐車場所に下りてきたのは、午後5時。 スタートからだれ1人会うことがなかった12時間。 もう、身体も心もヘロヘロボロボロだわ~(笑) 長文、読んでいただいて、ありがとうございました。 お恥ずかしい話しを書きつらねましたが、コース状況は季節によって、また、ひと雨ごとに変化すると思われます。 私のログは役に立ちませんので、ご自分の目で確かめながら、安全な登山を楽しんでくださいね~(^^)
オピリネップ林道入口。誰ともスライドすることがなかった1日の始まりです
川は相当荒れています
ここがから、はじまりです
地下足袋持参で行きました
天日干し。下りてくる頃には乾いているでしょう(^^)
中央より少し右に見えるのが頂上です
帯広は30度になるとか。
笹ヤブの急登。見晴らしは良くありません
標高1500mあたりで、笹がなくなります。白いシラネアオイがありました
ヘロヘロになって、頂上到着
まず、目に飛び込んでくるのは、札内岳、幌尻岳
左から戸蔦別、北戸蔦別、1967峰、ピパイロ、その奥にチロロ(?)
何と言ってもカッコいいのは、カムエク。思い出の八ノ沢カール、九ノ沢カール(右)
カムエクをアップで(^^)
右端は八ノ沢カールとピラミッド。中央に1823峰(立派ですね)。左の奥に1839峰がポコっと
カムエク~ピパイロまで、パノラマで
カッコ付けてます(笑)
カムエクからエサオマンまで、縦走ルートを目で追ってみました
人生最高のコーヒーかも?(笑)
十勝平野は、モヤッとしています。下界は30度を超えているとか・・・。
下山開始。名残惜しいけど、札内岳にお別れ
お守りに軽アイゼンを持って行きましたが、使いませんでした
川原まで下りて、十勝幌尻にさよなら
林道まで戻って、記念撮影(笑)
おとうちゃん、やっと帰ってきのか~♫
この活動日記で通ったコース
十勝幌尻岳登山口-十勝幌尻岳 往復コース
- 06:55
- 8.4 km
- 1271 m
- コース定数 28