棒ノ嶺にはけっこう人がいた

2020.06.10(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 48
休憩時間
14
距離
14.3 km
のぼり / くだり
1214 / 1273 m
1 21
4 22

活動詳細

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週間天気を見ると、明日から雨マークが並ぶ。いよいよ梅雨入りか。 この間の堂平山と笠山だって梅雨入り前最後のつもりで歩いたんだけど、あんな天気予報を見せられたせいで、梅雨入り前最後の一日となりそうなこの日、山に行きたくなった。 そんなわけで、棒ノ嶺。棒ノ嶺から都県境を歩く長いコースを以前に考えたことがあって、手っ取り早くそれを使う。ただ、蒸し暑い中の登山になりそうなので、途中、長尾丸山から引き返してくるコースにする。棒ノ嶺に引き返して、そこからは、以前、棒ノ嶺の山頂であったおじさんに教えてもらった、棒ノ嶺北東尾根を下りるコース。 それなりに、いくつかのテーマのある、楽しい山行になりそう。 やませみの駐車場に車を置かせてもらって、6時30分すぎに出発。すでに数台の車が止まっている。さらにダムや白谷沢登山口近くの駐車場にも車が数台。私が一番乗りくらいのつもりだったのに、もしかしたら今日は人が多いのかも知れない。 沢に入ると、早速、休憩中の人がいる。ゴルジュが見えたあたりで写真を撮っていると、後ろからも人。写真を撮っている間に、8人の人が先行していった。 やっぱり、白谷沢は気持ちいいね。昨年の台風19号の後、沢筋の道もだいぶ変わったところもあって、「こっちも行けそう」「こっちの石は滑る」とか考えながら登るのが楽しかった。 沢から上がって苦行のような山頂までの登りは、文字通り苦行だと思って我慢。休んでる人がいて、うらやましいけど、苦行だから我慢。我慢して同じペースで登った方が後が楽。我慢しているうちに山頂間近。山頂手前で青い空が見える。あと10歩、あと5歩、やった山頂、「ウオー」って叫んでしまった。驚いた人はごめんなさい。 秋や冬のクリアーな景色じゃないけど、棒ノ嶺の山頂の開放的な感じはいい。だから、ファンが多いんだな。 山頂にはすでに5人ほどの方がいた。私が到着してラーメンつくって食ったり、写真を撮っている間に、苦行の登りで休んでいた人たちもやってきて、ずいぶん人が増えた。私は先へ進もう。 棒ノ嶺にあれだけ人がいても、長沢背稜に入ってくる人はいない。とても、静かないい道が先に続いていて、ワクワクする。日は高くなったが、ここは林の中で、さほど日差しは届いていない。南側の谷から吹き上げる風が心地いい。ただし、この時期、展望はまったくない。槙ノ尾山、長尾丸山と進み、適当に小休止を取りつつ、そこから棒ノ嶺に戻る。片道だいたい1時間弱、合わせて2時間くらい。 さて、楽しみにしていた棒ノ嶺北東尾根。じつは、槙ノ尾山に向かうとき、北東尾根の入り口確認するのを忘れてた。ちょっと、ドキドキしたんだけど。丸太が蓋をしたようになっていて、その向こうにはっきりした道が続いていた。 これ、いい道でしたよ。何カ所か、ものすごく急な、ガレた感じの下りがあったけど、全体的にはいい道。滝ノ平尾根に向かうんなら、全体としてはこっちの方がいいかな。ガレた感じの急な下りは、迷わずチェーンスパイク。安心感が違う。 堂平山も笠山も、ほとんど人いなかったけど、棒ノ嶺はさすが。やっぱり、“都県境”と“都”が入ってるだけで、だいぶ違うみたい。

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