「星田六十山」の消失した「山名プレート」を知っている限り復活させようと、急な尾根道を登ったり下ったり、谷から谷へと渡り歩いてきました。太ももがパンパンに張っています(笑) 昨年、「交野山・国見山」地図の更新を掲示板でお願いした際に、ほしだ園地外のルートも記入して頂きました。責任上、月に一回程度は歩いておこうと思っていたのですが、12月は一度も歩けずでした。「予定は未定」をモットーしていますので、ご容赦くださいね。 「交野山・国見山」地図更新のお願い(2016/10/23) https://yamap.co.jp/support/detail/3486 ※追記希望(又は修正)のルートがございましたら、上記掲示板をご利用なさってください。 今回、当初の予定は「早刈山、茄子石山、拂底(ぼって)山」の三山をより難しいルートでアプローチするという、ゆる~いプランだったのですが、人気ヤマッパーの「よつさん」が歩かれた日記を読むと、「石橋山」のプレートが地面に落下していました。実は、消失している山名プレートはかなり目立つようになっており、「何とかしないとなぁ」とは思っていました。しかし、「誰かがやってくれるだろう」という甘えがあったのも事実。 そこで、今回は予定を変更して以下15山の「山名プレート」を復活させました。 旭山 電閃丘 吉本山 割林山 南池内山 南夫婦石山 夫婦石山 中尾山 小判嶺 南大谷山 東小松山 地蔵ヶ谷山 松ノ浜山 菖蒲が滝山 南谷山 上記の内、「旭山」はすでにどなたかが新しいプレートを付けてくださっていました。「電閃丘」、「小判嶺」、「地蔵ヶ谷山」は、当方の推測に基づいています。「吉本山」、「南大谷山」、「東小松山」は以前に同定した際のマーキングを元にしました。というワケで、多少の誤差はご勘弁願います。また、付けたプレート(と言っても、パウチしただけ)は、若干宣伝ぽくなっています。木製のプレートを作ってくださる方がおられましたら、遠慮なく当方のプレートを破棄して新しいのをお付けになってくださいね。(ハサミで「チョッキン」すれば簡単に外せます) 星田六十山の山歩きは「宝探しゲーム」的な要素もあって面白いです。また、たいていの尾根筋には踏み跡がついていますので、毎回ルートを変えて歩くのもイイでしょう。春先の谷筋はショウジョウバカマなどの野草が咲き乱れて、とても美しいです。 残念ながら全ての山名プレートを復活させることはできませんでした。今回新たに「穴虫山」のプレート消失を確認しています。その他、消失が危ぶまれるプレートもありますね。来月の訪問で、残りのプレートを整備できればと思っています。 手伝ってくださる方があれば、是非ともお知らせ願います。よろしくお願いします。 ※園外地のルートを歩く際は、自己の責任において、安全の確保をなされてください。現在地の確認が十分にできないと「道迷い」の可能性が高く、滑落などの危険がともないます。自信のない向きは、経験者に同伴をお願いし、単独山行はお控えください。
おっ、勢関、今場所も勝ち越して、大関まっしぐらかな。
傍示川沿いの遊歩道を歩きます。
さて、今回のミッションは15枚の山名プレートを付けて回ること。
山頂部の同定には2枚の地図が欠かせません。
「旭山」への尾根道に乗ったぞ。
「旭山」に到着。気合を入れた一発目、すでに復活してました。。。とりあえず、下に付けさせていただきますね。
星田名物の激坂です。両手両足を使って登ります。下りはお尻も使います。
「電閃丘」に到着。この山は資料によって、番外扱いとなっています。
「広望丘」よりも見晴らしは良いですね。
「電閃丘」の北東尾根はおススメできませんね。お尻をフルに使って下りました。
西砂防ダムへのルートから強引に谷へ降りて、「吉本山」の尾根に取り付きました。
平坦地に着くと「中の山」最初のプレートです。
さらに進むともう一枚のプレート。恐らく、最初のプレート手前の平坦地が「中の山」だと思うけど。。。
「吉本山」です。ここは、道の真ん中に生えている松の木にプレートがかかっていました。
「北茨尾山」に到着。ここもヤバそう。木に釘で打ち込んであるので、腐って落下するようです。
分岐です。x方向の尾根道も面白そうですよ。
「北山師(さんし)岳」に到着。鉄塔周囲が伐採されて見晴らし抜群です。
西へ向かいます。
茄子石の谷から「割林山」へ分岐道を探ります。「このテープかな?」
道なき斜面をよじ登ると、明瞭な踏み跡が上がってきました。
「割林山」に到着。たぶんココだと思うけどな。
星田山に到着。お馴染みの三角点ソフトタッチ。三等三角点(点名:払底、標高277.96m)です。
「皿谷山」から、さらに南下します。(ダジャレじゃありませんよ)
馬の背のような細い尾根道を進みます。
「池内山」に到着。左手はゴルフ場です。
「南池内山」にあるルート案内図。この周囲の木に以前はプレートがかかっていました。
南麓道の出入口です。土塁堰堤を越えると、放棄された開発用道路となります。
取り付き点にマーキングしておきました。面白いルートですから、是非歩いてくださいね。ただし、冬季限定ですよ。
マイクロバスが放置されています。かなり年季が入ってますね。
泥濘になっていて、じゅくじゅく。イノシシの足跡がいっぱいありました。
お次は、ふっさふさのモフモフです。黄金色に輝いてきれいでした。
逢阪乗越を経て西逢阪道へ向かいます。途中の「国見嶺」は二枚のプレートが健在。
「西谷山」の切り株に座って、ランチタイムです。今日もパン。。。山ラーメンが食べたい!
切り株からの眺めです。プレートは消失している代わりに、切り株表面に山名が書いてありました。
土水木場尾根に取り付いて、「南夫婦石山」に到着。ちょっとトリッキーな尾根道なので、道迷いに注意してね♪
「夫婦石山」のプレートは、かなり以前から消失していました。今やワイヤー痕も不明です。ようやく復活できました。
西谷に着地して遡上します。西谷は下流でタチ川となる寝屋川水系です。
左に細崩谷が分岐し、その間の尾根道に取付きます。
広々とした歩きやすい尾根道でした。土水木場尾根、逢阪道とともに「日高山」で合流します。
「中尾山」のプレートは外枠だけが残ってるときに、場所をマーキングしておきました。
ボッテ谷を越えて、鉄塔の立つ「星海山」を目指します。これはキツイぞ~。
「星海山」でひぃーひぃー言ってます。この間、鉄塔巡視路なのでよく整備されています。しかし、キツイ。
「星田山」をショートカットでパスします。
ゴルフ場の調整池は、かつての「瓢(ひさご)池」と思われます。
「割林山」への正規ルートを確認。あんまり代わり映えしませんね。
ここもショートカットします。
前回見逃した「西茨尾山」を確認。ここはしっかりしてますね。逆光なので、ちょっとナナメから。
「茨尾山」はルート案内図がついています。
「茨尾」の尾根道は。「里山尾根道」の名称がぴったりです。木漏れ日が気持ちイイ。
「弁財天山」から北に延びる尾根道は、春になるとツツジロードとなりますよ。
ぐへっ、倒木がすんでのところで関電橋を破壊するところだったようです。
「大谷(おおたん)山」に到着。若干、へばってきました。
なので、みかん休憩でエネルギーを補給しました。
「堂跡嶺」を遠望します。見えているゴルフコースの向こう側だと思われます。
「小判峯」にプレートを取り付けて、大急ぎで「大谷山」へ戻ります。時間切れが心配になってきた。
ここから急坂を下って、鞍部から登り返しです。
「南大谷山」、傾いた木にプレートを付けました。
「東小松山」の山頂部は分岐になっており、ここで間違いないと思います。
「羽伏山」の山頂部も分岐になっています。逆コースの場合、間違わないようにしてください。
「踏割石山」のプレートは、フェンス向こうに付けられています。だれも手出しできませんね。
「木根山」のプレートは、風前の灯だと思う。ここが消失すると、同定が難しくなるぞ~。
「地蔵ヶ谷山」は同定が難しかったです。谷が突き上げているココだと思いますけどね。
「飯盛小山」は、「星田山」同様に三角点が設置されています。
四等三角点(点名:二本松、標高:274.00m)です。三角点を足で踏むのはやめてくださいね。
「飯盛乗越」から、さらに尾根道を東進しました。鉄塔の上足から道が続いています。
すごく良い感じの尾根道です。これを歩かない手はないでしょう。
「松ノ浜山」は、四條畷市なので、星田六十山には含まれません。でも、そんなことは関係ナイナイ。
やったー。あと二山でコンプリートするぞ。
尾根道を北上して、ほしだ園地の北東部へ。谷を越える辺りに、何かの施設跡がありました。
鉄塔下からきさいちCCを眺める。
星のブランコが見える展望台に着きました。ここで思案した結果、吊り橋を渡って反時計回りすることにしました。
吊り橋で何かの撮影を行っていて、待たされました。ちと、焦り気味。
「哮ヶ峰」のプレートを大急ぎで確認。手前の一枚は失われていました。
切れ落ちた崖の端から妙見東の住宅地を見下ろしました。
ここが「南谷山」です。ここまでのルートはとても低山とは思えない景観ですよ。
「日南山」のプレートも、ちとヤバイかな。
二枚あったはずの「穴虫山」のプレートが消えていました。ピーク下にテレビアンテナが落ちているので、場所はココで間違いありません。
ココからは、かつてハイキング道だったんですね。
「菖蒲が滝山」のプレートを付け終えて、本日のミッションコンプリート。あー、疲れた~。
ここが「白峰」です。プレートはありません。次回の課題ですね。
反時計回りして正解。妙見宮経由だと星田駅が近いです。トボトボ歩いて、駅に着いたら真っ暗でした。