白岩山

2020.06.07(日) 日帰り

活動データ

タイム

03:31

距離

4.9km

のぼり

622m

くだり

626m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 31
休憩時間
35
距離
4.9 km
のぼり / くだり
622 / 626 m
1 37
1 4
5

活動詳細

すべて見る

雲上の日本庭園と称される神河町の白岩山へ。ふるさと兵庫100山に選定されているが、南に笠形山、北西には段ヶ峰、千町ヶ峰等の山々の狭間で目立たない、地味な山。yamapのレポも少ない。 国道312号を通る度にいつかは歩いてみようとは思っていた。なかなか機会がなかったが先日、段ヶ峰を歩いた際、どっかりと佇む白岩山を遠望。登らなあかんと即決、今日に至った次第。 国道312号猪笹の信号から猪笹の集落に入る。白岩山登山道の東コース・西コース分岐の案内板辺りの道沿いに近所の人の了解を得て駐車。山ヒルの生息状況を聞くと、すぐ近くの墓に行ったら、数匹、ズボンに着いてたとのことで、念入りにフマキラーのスキンベープ(緑色のボトル)を吹き付け、山ヒル対策。 東コースから西コースの反時計回りで上り始める。東コース登山口まで40分ほどコンクリート舗装の林道を歩く。歩き始めてすぐに獣除け扉。林道は細いが荒れていない、四駆なら登山口まで走行可能、駐車も可。ただ、対向車と交わせる場所は少ない。 東コース登山口から暗い杉林の登山道が続く。ここ数日雨はなくいので山ヒルの気配はないのでほっと一息。雲一つないピーカンの天気だが杉林の木陰を歩く。湿気が少なく、心地よい風も吹いてるので爽やか。東コースと西コースの分岐辺りから明るくなりススキ帯、岩場に出る。景色は一変し視界がひろがった。そして頂上。 山頂には背丈の低い笹に覆われ、幾つもの巨石。雲上の日本庭園と称すのは言い得て妙。南に笠形山、南東には飯森山、北西には段ヶ峰。明神山、七種山、雪彦山、遠くに氷ノ山と展望もよい。今日は特に空気が乾燥、黄砂もなく最高の眺望だった。 今日もこの山を独り占めと思っていたが、山頂に同年代のソロのハイカー。高畑山へ行きかけたがが眺望がよくないので途中で引き返したとのこと。小生も右へならえ、高畑山はキャンセルすることとした。下りは西コース。激下り。下りっぱなしの1時間。 白岩山、ええ山だった。だけど、人気がない山だということは理解できた。とにかくひたすら急坂を登る。山頂まではほとんど眺望はない。下りも激下り、ほとんど眺望はない。歩くならやはり眺望のいい稜線歩きが愉しい。この山の近くには最高の稜線歩きの段ヶ峰、笠形山等の山々が近接している。そんなこんなで敬遠されるのだろう。 そうした不遇な白岩山だが、山頂の雲上の日本庭園は必見の価値がある。そして、麓の猪笹の集落の棚田は千ヶ峰の麓の岩座神ほどではないが見事だ。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。