活動データ
タイム
14:08
距離
39.1km
上り
3152m
下り
3154m
チェックポイント
活動詳細
もっと見る◆◇◆言い訳を聞こうか…◆◇◆ 「次週は休むと言ったな、あれは(ry」 「…残念だったなぁ、トリックだよ。」 …今週晴れで来週は雨の予報……だったら行くしかないだろっ! 今回は正真正銘、完全自己満足で深南部を歩く方にもなんら役に立たないレポですので、サラっと流してどうぞ。ビールでも飲んでリラックスしな。 てなわけで、先週までの疲労がたっぷり残ったまま、もう何度目かの日向林道へGo! とは言え、寸又側からの日向林道の踏破と、逆河内一帯の不動岳登山道の取り付き探索もほぼ終了しました。 林道最奥の取り付きは水窪側からにして、今週は先週2日目に取り止めになった、白沢索道上盤台とそれに連なる林業宿舎の探索を行います。 時期的に2000m以下は暑苦しくなってきたので、これで一旦寸又通いはお休みにしますね~( ˘ω˘ ) ◆◇◆吶喊!白沢作業地◆◇◆ 日曜午後から所用有りで、土曜超早朝からの予定でしたが、ウルトラCの寝坊で「家を出たのが」6時半…寸又峡温泉出発が9時半…(´•ω•`)おいおいおい駄目だわこいつ! 唐突に、本日中に探索を終えて~いつもの宿舎に泊まって~日曜早朝に下山~天地の〇〇で〇〇〇してGo homeのHARDモードミッションですが、なんとか巻き気味で13時前に無想吊橋下り口に到着。(*´Д`)=3フヒー 勝手知ったる無想吊橋から逆河内へと下降し、手早く渡渉します。(ง ˘ω˘ )ว 幸い、水量も少なく、渡渉点も変化無し。前回より緑マシマシな中、ザレを詰めて無想吊橋の対岸の尾根に乗り上げます。 そこから尾根の右側(北面)を巻き上がって尾根を乗越すと眼下に白沢の水場が見える好幕営地に… 尾根上の急な棚を左巻きして尾根に上がり、植林の鬼畜激急登を葛籠折れに登っていきます…比高250m程…キッツい上に暑い(*´Д`)…コバエがブンブン寄ってくる…ここまで無休憩なので踵が痛い…( ノД`) …こんなとこ来て、こんな時間に何やってるんですかね自分…(´・ω・`) バテバテになりつつ林鉄時代の廃宿舎に辿り着きました。時刻は14時ちょい過ぎ…タイムテーブルを若干巻いているので焦ることはありません。水もここから白沢へトラバースすればいくらでもフレッシュな水が飲めます♪ …が、ここからはヤマップもヤマレコの地図も当てにならない、「山いが」に掲載された旧道の書いてある紙の地図を頼りに白沢へとトラバースを開始します。 宿舎があるということは、生活するための水を近くの沢から引いてこなければならない。そこに行くための道もしっかり整備されている筈!…ということで、予想通りしっかりと野生動物さんが維持管理している踏み跡を辿って行きます。 200m程植林帯をトラバースしていくと、いきなりの崩れ…1302点で左に見えた崩壊地がトラバース道をガッポリ抉って山肌ばっちり…(;´Д`) 崩れに下りるムーブがちょいとデンジャラスですが、なんとか着地してそのままトラバース…再び薄い道を辿って行くと、白沢の枝沢にやって来ます。沢の横断は危険個所も無く、以降白沢の本流、枝沢と都合3回沢を横断します。トラバース道はかなりおぼつかない箇所もありますので、標高を見ながら歩きやすそうなラインを歩いたりします。…とは言え、トラバース勾配的に歩けるルートはほとんど決まっているので、少し上下を探れば正規の道に当たります。 最初の崩れ以外は特に危険個所も無く、集材用のワイヤーが散乱した尾根に辿り着きました。 付近には錆びた一斗缶やらワイヤーの束、そして何故か軌条の残骸が?? 運材用にある程度の距離で軌道が設置されていたのでしょうか?当時は先ほどの宿舎辺りからここまで全伐採が行われ、ここ索道上盤台から宿舎まで見通せた写真がありました…そう考えれば、軌道運材も納得がいきますが、今となってはそれを検証する術が自分にないのが悲しい処…(´・ω・`) 上盤台跡地は大径材の盤台も、架線も、ウィンチすら残されておらず、「賛歌 千頭森林鉄道」に掲載されていた、上盤台付近に存在したとされる、傾斜地に建てられた宿舎も影も形も残っていませんでした…(゚ペ)? 写真のアングル、地形的に見ても間違いない場所なんですが、流石に半世紀経つと完全に消滅してしまったのでしょうか?…まぁ、本谷事業所すらコンクリートの基礎を残して木造部が消滅したくらいですから致し方なし…(´・ω・`) …あのエキセントリックな宿舎が少しでも残っていたらな~と期待していたのですが…来るのが20年は遅かったですかねwwそも、こんな登山道からも大きく離れた林業遺構を訪れたのは私含めて何人いるかどうか… ここを管轄する千頭営林署が全国一の予算規模を誇る程の一大事業地だったにも関わらず、急峻な山域ゆえにアクセスも危険が伴い、崩壊も著しいので林業遺産にも選定されず、記憶から消え去て行ってしまうのは残念でなりません… 当時の人間は殆どが鬼籍に入り、写真、資料も散逸し、一般に見ることが出来るのは谷田部氏他が敢行した数冊の刊行物のみ…遠山森林鉄道のように地元有志による資料の収集・保管・編纂をしてほしいと思うのは私だけでしょうか…(´・ω・`) 最後まで引っ張ったクエストの割に、肩透かしな結末になってしまいましたが、ともあれこれで逆河内側のクエスト群も一段落したので、一旦寸又通いも一区切りつけられます(;´Д`)=3 ここを訪れる人間が次は何年後か?果たしているか?等と思いつつ帰路につきます。 「また会おうメイトリクス」 「……もう会うことはないでしょう」 先ほど歩いた道なので何となく歩いて、崩壊地も下るより登るほうが楽なのでサクッと越えて廃宿舎まで戻りました。…時刻は16時半…余裕があれば1302図根点まで登ってそこから北東に下りている尾根を下って宿舎の真下に下りたかったのですが、流石に夕方に情報皆無の尾根の下りはリスキーなので止む無く没。 元来た道をピストンします…(*´Д`)ハァハァ…なんなの?このエグイ下りは?(*´Д`)ハァハァ これ、先週登った旧ヒコーキ平ルートの勾配並みにきっついよぅ…(ง ;´Д` )วアバババババ 濡れている時に登りでも下りでも歩きたくないルートですわこれ… なんとか逆河内まで下って渡渉して…林道復帰するころにはヘロヘロのヘロ…_:(´ཀ`」 ∠):_ 時刻は18時…帰るだけならこのまま荷物を回収して帰ることも可能ですが、最後にやっておきたいミッション… 天地から逆河内へと下りるルートの確認とロー…ゲフンゲフン…をしておきたいので、今夜はいつもの宿舎に投宿します。 気力を振り絞って宿舎に…誰かいるかな~?なんてのは杞憂でw今夜も貸し切りですよ♪ 部屋に転がり込んで、パンイチで布団に横たわって、そのまま半分まどろみながら即身物体Xのように眠ります…(¦3_ヽ)_スゥーーー… 「連れを起こさないでくれ。死ぬほど疲れてる」 …お腹が減ったし…足の疲労感も軽減されてきたので暗闇の中起きだして夕食の準備に… 時刻は0時半、遅い夕飯か早すぎる朝飯か分かりませんが、ハンバーグとカレーでお腹がくちくなってもう一寝入り…( ˘ω˘ )…山中でここまでよく寝たのは久しぶりな気がする… ◆◇◆朝駆け!撤収行◆◇◆ 0時半に飯を食って、3時半に起床。布団を畳み、手早く清掃して宿舎を後にします。 次にここへ来るかは未定も未定ですが、あと数年は朽ち果てないでいてほしいものです…( ˘ω˘ )シミジミー ザックの中は先週、体調がすぐれない中撤収した為置きっぱになっていたコッヘルやらウェダースーツを搭載して、来た時より重さマシマシ…足の炎症は前日の距離が短かったのでそこそこ酷くなく、いつも通り1時間ほどで諸沢山源平尾根登山口のある尾根にやって来ました。 ここから逆河内に落ちている裾尾根を下っていきます…炎症は軽いですが、足は相変わらず踵が痛い!?…(´;ω;`) 足が歩きすぎ警報を発している中、割とヘロヘロで逆河内に着地します。 さっさと渡渉してここから天地の稜線への上り下りのラインを確かめることにします… ここの上り下りは不動岳東尾根を登る上での、ある意味核心部wのようなもので、林業時代存在していたらしき道も、現在はザレの中に消滅しており、釣り師の付けた僅かな踏み跡を辿るのみとなっております。それすらも覚束ないほどに急斜面のザレになってり、今後不動岳の南面の上西歩道を探索するにしてもここは道をはっきりさせておく必要があります…(`・ω・´)=3フンス 取り付きはザレを見て右側の木の根から…そこから若干踏み跡が見える…季節柄、釣り師が最近歩いたのでしょうか?ある程度攀じ登った後、上流側にトラバースしているような跡が…(´⌒`;)ムーン… 上流へトラバースするとザレた崩れの手前で上に葛籠折れのような跡がある様な無い様な… 勾配は若干緩く、立木も多いので割と安全に登下降できそうな感じです…勾配がきつくなり、ザレで滑りやすくなってきた辺りからロー…ゲフンゲフン で○○○し、何となくな踏み跡らしきポイントを繋ぐ…(;´Д`) なんとか既設?のトラバース道に届きましたが、位置を確認すると、破線道より上に来てる…(・・? まぁ、この際どうでもいいですがねw…私だけが理解してればよいわけですしお寿司…○○○もあるし、使う人は使うでしょう…100mあったロープもギリギリチョップで、少し足りなかったくらい…まぁ、これでも必要十分なので満足しておきますʅ(◔౪◔ ) ʃ さてさて…本日のミッションも終了し、時刻はいつの間にか7時ちょっと前…5時半に逆河内へ下りていたので1時間半もここで道草食ってました…('A`)ウェ ここの登下降路の確認を空荷でやっていたのですが、ザックを背負ってまた天地まで登り返す気力が湧かず… ウェダースーツ完聖体もあるのでそのまま寸又川を天地第1吊り橋まで下ることにします… 歩いて30分程で後悔します…渡渉自体は問題ないのですが、河原歩きはゴム底は痛い!疲れる! そして寸又川本流の流れ強っ!腰高ギリギリで流される一歩手前w川底をよく確かめながら進まないとバランスを崩して流される羽目になります…これでもまだ水量は少なめなはずなので贅沢は言えません…(;´Д`)ギャワワー! それでも天地に登り返して下ってくるよりも早く、1時間掛からずに天地第1吊り橋までやってきました。 既に太陽は寸又川を照らし、一気に蒸し暑くなってきました… チャリを回収し、さっさと寸又峡温泉に帰還…いつものように「さとう」 で蕎麦(今日は山菜)をいただき、午後の用事の為に寸又峡温泉を後にします…さらば寸又峡温泉!さらばももちー!また一月後?w 来週末の雨予報を信じて(!?)、今週こそゆっくり休んで英気を養うことにします…誰か、私を養っておクレメンス…ʅ(´⊙౪⊙`)ʃ _ \) Y) _ Y \ヽ|  ̄ム 人) / ()フ / (\/ |  ̄Zフ | | \___ノ /ノ ヽ\ /(●) (●)\ |⌒ (_人_) ⌒| \ ヽノ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 十ヽ -|-、レ | d⌒) /| ノ ノ 終 制作・著作 ━━━━━ ⓃⒽⓀ
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