活動データ
タイム
08:12
距離
16.6km
のぼり
1245m
くだり
1244m
活動詳細
すべて見る自粛生活も終わり、久し振りにミヤマキリシマを拝もうと平治岳を目指した。今回初めて吉部からアプローチしたが、朝早くから駐車場は一杯で人気があるようだ。 駐車場の近くに吉部登山口があるが、そこはスルーして林道のゲートを過ぎて直ぐに右手の山に入る。林道をショートカットできるルートのようだが、途中で目印を見失ってしまい、最後は斜面をよじ登りながら林道に合流。林道を進めば坊ガツルに辿り着けるが、途中に現れる分岐点を左に入る。林道の終点よりも手前が登山口となるが、分かり難いので要注意。 平治北登山口からはルート上の目印を辿るが、暫くすると梯子が設置された急登が始まる。急登を終え尾根沿いに進むと、ミヤマキリシマの群落がある開けた場所に出た。再び山頂を目指して最後の上りに入るが、北側斜面を上るので強い陽射しはなく楽に上れた。 駐車場の状況から覚悟はしていたが、山頂は多くの登山客でいっぱいであった。山頂のミヤマキリシマは相変わらず圧倒的であったが、心なしか2年前の方が色付きが良かったように感じた。 平治岳で終わるのも何なので、立中山へ立ち寄ることにした。北大船山を経由するルートを使ったが、立中山を上るよりも北大船山に上る方が骨が折れた。立中山は初めて登ったが、山頂は広くミヤマキリシマなどの低木ばかりであったので、眺望は良かった。しかしながら、立中山を目指して登るインセンティブが見当たらなかったので、大船山と中岳を縦走する際に通過する山と言ったところか。 山頂からは鉾立峠へ下り、法華院温泉を経由して水分補給のために坊ガツルへ向かった。キャンプ場は既に多くの天幕で埋め尽くされており、周囲の山々から下ってきた方々も水場の周りで休憩をしていた。用意した水が尽きてしまっていただけに、正に恵みの水であった。 坊ガツルからは吉部登山口に向かって下ったが、こちらも急登があり、登り堪えがありそうなルートであった。 今回久し振りの平治岳であったが、大戸越に下る斜面で白骨化したミヤマキリシマが目立っていたのが気掛かりだ。また、吉部登山口のルートを歩いたのは初めてであったが、坊ガツルまでの間に滝が存在するとは思ってもいなかったので、個人的には大きな発見のあった山行であった。
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