魚谷山

2020.06.06(土) 日帰り

活動データ

タイム

04:50

距離

13.2km

のぼり

756m

くだり

761m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 50
休憩時間
30
距離
13.2 km
のぼり / くだり
756 / 761 m
1 37
6
2
22
7
1 39

活動詳細

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私見だが、この山の魅力があるのは山頂ではない。まず山間の集落と向かいに見える北山杉。林道を歩くだけでも十分感じられる川の水音、空気、風。蛙の鳴き声、一瞬で身を隠したのは鮎だったかもしれない。 他の山で出会ったおっちゃんハイカーに「今西錦司氏がそこに山があると発見したのだ、それまで誰もそこに山があると知らなかった」と言われて違和感を覚えたことがあったのだが、やっぱり、今西氏は魚谷山を登山の対象として「発見」されたということらしい。ヨーロッパで近代に子どもが発見されたのと、似ていて面白い。登山という概念は生活の中では生まれない特殊なものなんだろうと思う。 林道で上っていくことにした。500m?付近の分岐で破線のルートを選ぶべきではない。この前はこっちを選んだが、倒木で埋まっていて途中で引き返さざるを得なかった。(その際松尾谷分岐に戻って樋ノ水峠経由で貴船口に抜けたが、道がわかりにくかった。)無事魚谷峠に着くとそこから急に道がハードモードになる。三角点(展望はない)からいきなり方向間違えるし、柳谷峠(だと思う)からは川沿いを歩くことになって、気づいたら小川の中にいるし。特に三角点から細ケ谷あたりまで道はあるのだが、はっきりしない。そのわかりにくい区間に北山荘や今西氏のレリーフ(山と高原地図では分岐の下にあることになっているが、分岐の上の方にあったものだと思う。)はある。北山荘はわざわざ引き返して見に行ったのだが、山奥なのに開けていて光のたくさん入ってくる場所で、人里から離れてしばし時を過ごしてみたいと思わせる。 出合橋に戻っくると帰りのバスまで1時間ほど。持て余すはずがちょうどいい時間になってしまった。 この北山エリアの難点は道が分かりにくいことと、バス停とバスの数が限られていることだろう。今の私のレベルでは、縦走なんて欲張らず、一つの山を余裕を持って登るべきだと考えた。正直再度魚谷山に行くことはないだろうと思ったが、ネットを見ていて気がついた、北山荘は開放されていたのかもしれない。近くの山で小屋が使えるところを見たことがなかったので、かんぬきがあるのを見て施錠されているのだろうと思い込んで触れもしなかったが、空いていたのなら、中に入ってみたかった。いつか読図訓練がてら行こう。

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