地蔵岳はまた今度！　　夜叉神〜観音岳

夜叉神ってずっと『やしゃがみ』だと思ってた。 誰にも遭遇しないように夜中に来てるけどあの道はちょっと怖い。 今までの最高が2017mの雲取山、今回は2841mで難易度も跳ね上がるだろうから17時には下山できるようにしよう。 初めてくる場所だし、暗くなっての行動は尚更危ないもんね。 あと少しでそこまで行けるのに！！と思っても堪えよう。それも大事。 夜空撮影は相変わらず難しい。 登頂開始、ここから夜叉神峠までが気分的に結構キツく感じる。 多分朝一の運動だからだと思うけど。 夜叉神峠について南アルプス見た瞬間に 『うぉー！すげー！』ってテンション上がる&本日の第一声。 なんとなくさっきまでの疲れが飛ぶ。 からの下り。 せっかく登ったのに下りすぎだろ… かと思えばこんな角度で登るのかよ… なんか疲れてきたぞ、これはこういうものなのか？ そんなこんなでヒーヒー言いながら第一トラップ。 これ進んじゃダメなのかな？ 辻山方面へ迂回すればいいのか？行ってみよ！ (これが後に大変な事に) 残雪すげぇ 辻山に出て、いやここ戻らなきゃじゃん。で 【ここを曲がると山小屋の方だよ！】の案内の場所まで戻る。そのまま突撃。 (膝まで、腰まで)埋まる、滑るの繰り返しに時間と体力を大幅消耗。 なんとか無事に抜ける。 また下り道。 山小屋はコロナの影響で閉鎖、水場も使えない。 《南アルプスの天然水ボトリングしたかった。》 山小屋からは再び登り、さらに今までの比じゃない急登！！ 10mくらい進む度に立ち止まってた気がする。 薬師岳に近づくにつれ少しずつ傾斜が緩く感じる。 ベンチで小休止、これはどこから登るんだ？で雪面を行ったり来たり、登ったり降りたり。 ここで再び時間と体力を消耗。 雪面から砂利？に切り替わり。 あぁ別世界だここ 風がそこそこ出てきた。 観音岳までもう少し！ 岩も少しだけ登るよ！ 到着！風が強い！ 岩場からアルプスを見て写真撮ってるけど怖い。 オベリスクも見えてるけど時間的に今日はここで引き返さないと自己ルールが守れない。 地蔵岳もだけど、待ってろ甲斐駒ヶ岳！ (この写真、甲斐駒ヶ岳で合ってるよね？) そして現れる変なモノ 強風で怖い、ちょっとテンション上がってた状態の写真は目がイっちゃってるようにみえる。 帰りはまた急な下りで疲れる。 戻りは正規ルートで。 のんびり写真撮りながらでも17時には降りられるなって事でちまちま歩く。 そして残り1時間くらいのところで水が無くなる。 夜叉神峠で峠に景色を見にきた方々とご挨拶。 一足先に無事下山。 ストックとチェーンスパイク、ゲイターがあるとよかった。持って行けばよかった。 写真撮ってると結構時間掛かってるよね。 撮らなければもっと早いんだけど、せっかくだから撮りたい。 疲れにくいペースとか登り方とかもあるんだろうけど、もう少し数をこなせば身体も慣れてくるのかな？ 大変だったけどいい勉強にもなった。 でもやっぱり先に甲武信にしとくべきだったかも… なんて思いつつ次はどこいこう？