強風の平標~三国山周回 シラネアオイを訪ねて

2020.06.01(月) 日帰り

活動データ

タイム

06:32

距離

18.7km

のぼり

1428m

くだり

1428m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 32
休憩時間
52
距離
18.7 km
のぼり / くだり
1428 / 1428 m
4
1 15
59
24
36
44
17
16

活動詳細

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「まだ見ぬ彼女に逢いに行こう。」 本州全域に厚い雲で覆われる予報の月曜日。 眺望は期待できない山行になりそうだが、今、この花の季節を楽しむには適しているのではなかろうか。 まだ見ぬ淑女、シラネアオイを訪ねて上越県境へ。 高速からは全くその姿を見せない上越国境の山々。 三国峠に近づくと時折、ぽつぽつと小雨が降り出す。 峠手前の駐車場に止め、しばし今日の行程の再検討。 目的のシラネアオイは三角山から三国山付近に比較的多く自生していると聞く。 今日の天気、これから風雨も強くなるかもしれない。 手軽に、トンネル脇から上がり三国山先でピストンしてくるか? 当初の計画通り、平標~三国山の周回ルートでいくか? 本日より、子供たちは学校再開。 久々のソロ、多少の天気が荒れても、シラネアオイに出会うことができれば、それも耐えられるであろう。 ランニング絡めた周回初の試み(笑) 三国トンネルを抜け、新潟側右手の駐車スペース隅に、着替えとランニングシューズデポ。 平標登山口駐車場に駐車、そこから平標山、眺望があれば仙ノ倉まで、そして平標山の家、三国山を経由して、三国峠に戻る。 ランニングシューズに着替え、代わりに登山靴装備はデポ。 その先、6キロあまりランニング、ロードを駐車場まで。 車で登山装備を回収し帰路へ。 登山開始からは比較駅穏やかな天気の中進む。 背後に残雪をまとった苗場山が雲の中から時折顔を出す。 松手山付近から徐々に風雨が強くなり、8合目付近では体があおられ、山頂付近では立っているのがつらくなるほどに。 もちろん眺望は全く効かない、早々に仙ノ倉登頂はあきらめ、平標山の家へくだる。 強い南風、細かい雨が顔を打つ。 平標山の家へ到着。風雨も弱まった。 本日、シラネアオイ探索と並んで、もう一つの目的、山の家の「千平清水」でほぐして食べる流水蕎麦。 雨と風にさらされ、寒さも感じる中、サーモスのお湯と、カップラーメンも持参していたが。 せっかくこの清水があるのだから。 みょうが沢山でおいしかったけど、寒くて・・・やはり季節天気間違えました。 群生するその美しさもすばらしいが、小雨に打たれひっとりと一人咲くそのいで立ちも可憐でしおらしい女王シラネアオイ。 天気が思わしくなく、上越県境の素晴らしい山々の眺望はなかったものの、昨年来、念願であった彼女との出会いを果たせ、気分上々の一日。 雪のない苗場スキー場を眺めながらのランニングも実に気持ちいいものであった。

仙ノ倉山・平標山・大源太山 夜会明けの朝、朝焼けとは程遠い
夜会明けの朝、朝焼けとは程遠い
仙ノ倉山・平標山・大源太山 三国峠新潟県側の片隅にランニングシューズと着替えデポ。
下山後ここで着替えて駐車場までランニング予定。
三国峠新潟県側の片隅にランニングシューズと着替えデポ。 下山後ここで着替えて駐車場までランニング予定。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 荷物をひっそりと隠して。
荷物をひっそりと隠して。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 平標駐車場、先行は2台。
人気の山も平日、この天気で閑散としている。
平標駐車場、先行は2台。 人気の山も平日、この天気で閑散としている。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 松手山へ向かう急坂。振り返ると一瞬その雄姿を見せる苗場山。
残雪が美しい。
松手山へ向かう急坂。振り返ると一瞬その雄姿を見せる苗場山。 残雪が美しい。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 スミレ、今日は花々を楽しむ登山となる。
スミレ、今日は花々を楽しむ登山となる。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 平標山に向かう美しい稜線が早い雲の合間から時折顔を出す。
平標山に向かう美しい稜線が早い雲の合間から時折顔を出す。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 イワカガミ
イワカガミ
仙ノ倉山・平標山・大源太山 曇天の中、その澄んだ赤が目を奪うミツバツツジ
曇天の中、その澄んだ赤が目を奪うミツバツツジ
仙ノ倉山・平標山・大源太山 苗場山、本日一の眺望(泣)
苗場山、本日一の眺望(泣)
仙ノ倉山・平標山・大源太山 山頂の視界ゼロ
体があおられるほどの強風。
山頂の視界ゼロ 体があおられるほどの強風。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 眺望のない千ノ倉はあきらめ平標山の家方面へ下る。
標高が下がると風は次第に穏やかに。
眺望のない千ノ倉はあきらめ平標山の家方面へ下る。 標高が下がると風は次第に穏やかに。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
仙ノ倉山・平標山・大源太山 山の家の清水。
ここの水でほぐした蕎麦が食べたかった。
気温が高い日ならばよりおいしかったはずだが・・・
山の家の清水。 ここの水でほぐした蕎麦が食べたかった。 気温が高い日ならばよりおいしかったはずだが・・・
仙ノ倉山・平標山・大源太山 寒さにめげず清水でさらしたお蕎麦を。
みょうがたっぷり。
寒さにめげず清水でさらしたお蕎麦を。 みょうがたっぷり。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 石楠花咲く尾根
石楠花咲く尾根
仙ノ倉山・平標山・大源太山 念願のシラネアオイ
念願のシラネアオイ
仙ノ倉山・平標山・大源太山 ツバメオモト
ツバメオモト
仙ノ倉山・平標山・大源太山 三国山へ向かう稜線も相変わらずガスの中、雨も混じる
三国山へ向かう稜線も相変わらずガスの中、雨も混じる
仙ノ倉山・平標山・大源太山 濡れるシラネアオイ
何度見ても飽きることがない
濡れるシラネアオイ 何度見ても飽きることがない
仙ノ倉山・平標山・大源太山 ミツバツツジ
ミツバツツジ
仙ノ倉山・平標山・大源太山 群生するシラネアオイ
群生するシラネアオイ
仙ノ倉山・平標山・大源太山 スミレがかわいらしい
スミレがかわいらしい
仙ノ倉山・平標山・大源太山 三国トンネルへ下る。
視界のきかない一日だったが。
おかげで花々を楽しめた。

しかし木段は滑る、転倒2回。
三国トンネルへ下る。 視界のきかない一日だったが。 おかげで花々を楽しめた。 しかし木段は滑る、転倒2回。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 三国トンネル新潟県側へ降りてきた。
三国トンネル新潟県側へ降りてきた。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 食べわすれのプリンは、ザック内で揺られてぐちゃぐちゃに。
上等なプリンもこうなるとスクランブルエッグの味に感じる。
食べわすれのプリンは、ザック内で揺られてぐちゃぐちゃに。 上等なプリンもこうなるとスクランブルエッグの味に感じる。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 登山装備からランニング装備に着替える。
工事現場の方は異様に思っただろう。
登山装備は帰り道で車で回収する。
登山装備からランニング装備に着替える。 工事現場の方は異様に思っただろう。 登山装備は帰り道で車で回収する。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 ランニングシューズに履き替え、爽快に苗場スキー場へ向けて下る。
トンネル内は暗くて危険。
ヘッドライトを後ろ向きに照らしながら残る力を振り絞って疾走する。
ランニングシューズに履き替え、爽快に苗場スキー場へ向けて下る。 トンネル内は暗くて危険。 ヘッドライトを後ろ向きに照らしながら残る力を振り絞って疾走する。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 苗場スキー場、苗場プリンスがあるのは筍山の山麓。
本当の苗場山はその一つ奥にそびえる。

バブルの象徴「苗場プリンス」「苗場スキー場」。
それぞれ「筍プリンス」「筍スキー場」だったならその歴史は全く違ったものになっていただろうに。
苗場スキー場、苗場プリンスがあるのは筍山の山麓。 本当の苗場山はその一つ奥にそびえる。 バブルの象徴「苗場プリンス」「苗場スキー場」。 それぞれ「筍プリンス」「筍スキー場」だったならその歴史は全く違ったものになっていただろうに。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 スキー場過ぎると上り坂に。
使い切った足を応援するかのように苗場山が顔を出す。
スキー場過ぎると上り坂に。 使い切った足を応援するかのように苗場山が顔を出す。
仙ノ倉山・平標山・大源太山 平標登山口駐車場着。
帰りに600円投入。
三国トンネルへ戻り、デポした登山装備を回収、帰路へ。

満天星の湯で汗を流す。
綺麗で快適。

免許センターへ、試験合格の長女をお迎えに。
平標登山口駐車場着。 帰りに600円投入。 三国トンネルへ戻り、デポした登山装備を回収、帰路へ。 満天星の湯で汗を流す。 綺麗で快適。 免許センターへ、試験合格の長女をお迎えに。

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