比叡山延暦寺

2020.05.24(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:43

距離

12.0km

のぼり

909m

くだり

887m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 43
休憩時間
13
距離
12.0 km
のぼり / くだり
909 / 887 m
19
20
1 52
14
1 2

活動詳細

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登山が迷惑になるという状況を経て考えたことは、コロナと関係なく、自分の趣味が原因で人に迷惑をかけることはあってはいけないということ。より安全な登山ができるように取り組むことにしました。 まず、今日は不要な集まりを避けるという意味で受けた誘いを断っていて単独行動だったので、YAMAPの見守り機能をON。行先は、道のわかりやすくコースタイムも長すぎない比叡山延暦寺です。 そしてこれからより上手に安全に歩けるように、Kuri Adventuresさんが現在無料で開講されているオンライン座学講習で聞いた、おしゃべりできる歩行速度とエネルギー摂取を心掛ける。普段は意地をはって追い越されまいと歩いているので、ゆっくりにしないといけないのだと自分に言い聞かせます。 またYAMAPをもってしても、トレースのわかりにくい里山に行くたびに、地形の読み取りに不安を感じてきたので、地形図とコンパスを準備して練習。YAMAPで答え合わせしていると完全に勘違いしているところもあったけれども、分岐点などでばちっと決まると嬉しいものです。国土地理院地図に書いてない道も結構あるのですね。あと、比叡山には地図上にはない送電線と、跡しかない電波塔も(笑)。 脇道が地図上でどこか確認していると、迷っている人に見えるみたいで、道の整備などをされている、いわばこの辺りのプロに、まっすぐ行って昔のスキー場を横切ったらつつじが残っているよと教えてもらいました。あまり広くなさそうではあるけれどこんな近くにスキー場があったのか。比叡山は街からも近いのに、空気はきれいで、つつじもきれいで最高です。ただしつつじは私たちのために花をつけているのではないので、斜め上45°を向いている気がします。 一点をじっと見つめている人に遠慮がちに近づいて聞いてみたところ、ヤマガラ(とおっしゃっていたはず)の若鳥が水浴びしているとのこと。普段ならなんでも携帯に収めて満足している私ですが、今日はスマホを向けずに、しばらくじっとヤマガラたちの様子を見せてもらい、そっと足音を忍ばせてその場を後にしました。なるべく早く歩こうと自分にだけ一生懸命になっていると、山が歩いて克服するためのもののように感じられてくるけれども、自然は人のためではなく、ただあるのだなと思いました。 今日はいつもより無理をしないようにしたつもりです。だから、安全だったし、疲れにくい歩き方も実践できたし、色々と受け入れることができました。これくらいのハイキングがレベル的には自分に合っていて、普段は欲張りすぎているのかもしれません。自分のことだけを考えて歩き、ログも景色もスマホに収集している自分を反省します。 ここまで個人の日記になってしまったので、追記しておくと、京都側の道は結構人がいました。男女問わず一人で来る人も多かったです。 小学校のときバスで来て、お坊さんのお話を聞いたのを思い出し、これらの石像も修行の途中にお参りされているのだろうと思いながら下山しました。

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