烏ヶ山 

2020.05.24(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 58
休憩時間
38
距離
9.5 km
のぼり / くだり
535 / 534 m
4 59

活動詳細

すべて見る

 NHKの朝ドラ「まれ」で有名になった大沢町から烏ヶ山に登った。 鳥取県の大山山系に山陰のマッターホルンと言われる有名な烏ヶ山(からすがせん)という山があるが、ここ能登にも同じ名前の山がある。能登の山は何と読むのか分からないが、「加賀能登の植物図譜」の著者である小牧先生が「能登の地へ来て初めて登った山がこの烏ヶ山だった」と。時は同じころ5月23日の記録であるが、何しろ50年前の記録である。今日はその時先生が山、草、木、花とどのような会話をしながら歩いたのだろうかと、想像しながら歩こうと思い出かけた。  ユキノシタは多く見れどハルユキノシタは稀であるが、斜面一面にみられ、またテンニンソウの群生も見られたと書かれてあった。しかし50年という歳月は人を整備された有名な山のみに集中させ、身近な里山から遠ざけた。よく踏み込まれて、おおぜいの人が登っていたんだなと思われる所もあったが、もはや登山道もはっきりせず頂上への道はわからなく、周回するのがやっとだった。下りてきたルートが分かったので(やっと下りてきたんだが)、ここから登る方が近く、こんどはここからぜひ頂上まで目指したいと思った。  障害物競走みたいなもので、今までになくくたびれた。人それぞれであるが、たどり着くと山の楽しみとはこういものだと思った。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。