ひさしぶりに、山をあるきました。 関西では緊急事態宣言が解除されて、SNSでは「そろそろ山に行きたいね」っていう話で盛りあがってて、トレーニングをはじめてる人もいて、それを見て焦りだして… 買い物をしに街に出たついでに、音羽三山をあるくことにしました。 音羽山と経ヶ塚山と熊ヶ岳とで音羽三山。桜井市と宇陀市との境界にあって、奈良県内のあちこちから望むことができます。なので、何回も見たことあるけど、のぼるのははじめてです。 あるきはじめたときにはくもり空だったのに、次第に晴れてきて、さわやかなお天気になりました。人工林ばっかりで展望もそんなにないし、ぱっとしない山ですけど、お天気がいいとそれだけで気持ちがよくなってきます。
観音寺の駐車場。登山客だけじゃなく、ふつうの参拝者もここから歩きます。
うきうきわくわくウォーキング。
コンクリート舗装の道。
4丁石。お寺の入口まで全部で17丁です。
ユキノシタの花。「雪の舌」です。
南音羽の集落。
ベニバナエゴノキの花。自生じゃなくて園芸種かな。
駐車場。観音寺におまいりする人もとめてるけど、集落の駐車場じゃないのかな。
ここからは一般車両進入禁止、お寺まで1kmほどです。
7丁石とお地蔵さま。
9丁石。
10丁石。ここあたりは石積みがのこっています。かつては棚田だったんでしょうか。
かつてはここから多武峰(とうのみね)への道があったみたいです。
お地蔵さま。
払堂と11丁石。かつてはここまま真っ直ぐ谷沿いの道があったように見えます。
12丁石。
13丁石。
14丁石。
ガクウツギ。さわやかな香りがただよっています。
15丁石とモノレール。関係者の車もこのあたりまでしかのぼれないみたいです。
無常橋。ここは結界、ここから彼岸なんでしょうね。
マムシグサの花。
16丁石。
チャノキ。手入れされてないみたいですけど、かつてはお寺のお茶はこれでまかなっていたんでしょうか。
17丁石。数字の上ではここがゴールなんですけど、本堂はまだ先です。
かつてはここに山門があったんでしょうか。
石段。モミジの緑がきれいです。もっと新緑のころにお参りしたかったです。
苔のじゅうたん。
音羽山観音寺の本堂。地形図には善法寺と記されています。
クレソンの花。
九十余社神社。廃仏毀釈の前は観音寺と一体のものだったんでしょうか。
蛾なのか蝶なのか、凝ったつくりですね。
狛犬。耳がかわいい。
獅子。かわいい。
不動堂。
ここで滝行をするんでしょうか。
お地蔵さまとか石仏。
山頂への登山道はこちら。お参りはここまで、ここからはただの登山です。
杉の稚樹。
展望台への道標。
桜の木が植えられています。ここだけひらけているのは、何年か前に台風の被害にでも遭ったんでしょうか。あたりは鹿臭いです。
目の前に御破裂山が見えます。藤原鎌足のお墓があるところです。談山神社も見えてるみたいです。
万葉展望台。
金剛山、葛城山、二上山、それから、畝傍山や奈良盆地が見晴らせます。岩湧山とかも見えてるみたいです。
音羽山への近道。近道じゃない道がどこかにあったんでしょうか。
音羽山への道標。
音羽山への道標。
強度の間伐がされています。
音羽山への道標。
音羽山への道標。
左からの道と合流。左は地形図の点線の道なんでしょうか。観音寺からはどこをとおれば点線の道だったんでしょうか。
経ヶ塚山への分岐。晴れてきました。
音羽山の山頂。
北東へ道が続いています。NTTの電波塔へ出るらしいです。宇陀市の道標が出てきました。ここからが桜井市と宇陀市との境界みたいです。
経ヶ塚山への道。
音羽山のもうひとつの山頂。とくになにもありません。
経ヶ塚山への道標。
コル。ここから登り返します。まわりは手入れされてないヒノキ林です。
分岐。又兵衛桜へおりる道みたいです。
分岐。ここからも又兵衛桜へおりれるみたいです。宇陀市が整備した道なんでしょうか。
山頂のあたりは雑木林みたい。緑がまぶしいです。
経ヶ塚山の山頂。経塚があります。
コナラとヤマツツジの雑木林にかこまれています。
木の隙間からかろうじて展望があります。大宇陀の街が見えてるみたいです。三郎岳とか伊那佐山も見えてるみたいです。
経ヶ塚山のもうひとつの山頂。とくになにもありません。
下層植生が充実してきました。
コル。登り返します。
大きな岩。
ちょっと手入れされてるっぽい人工林。
道標。
ずっと笹がしげっています。クマザサ?ミヤコザサ?スズタケ?なんの種類なんでしょうね。
地図上での熊ヶ岳の山頂。
現場での熊ヶ岳の山頂。展望はないです。
ここは小熊ヶ岳なんだそうです。
次のピークが目の前です。
ツクバネウツギの花。もうおわりかけです。
反射板。近鉄の無線電話用だそうです。北西と北東の方は木が切られていて、景色が見晴らせます。
北西の方。奈良盆地と二上山、奥には大阪湾と六甲山が見えます。
北東の方。宇陀市が見えます。
南東方向、NTTの巡視路を通って又兵衛桜までおりれるみたいです。
三角点は山頂からずれたところにあります。
大峠への道標。
大峠。
女坂伝承地の石碑とお地蔵様。
大峠から谷へ向かっておりると、舗装道路に出ました。
コンクリート舗装の道路。
ヤブデマリの花?
ウツギの花。
石積みの堰堤。近代遺産っぽいですね。
土管が露出してます。何のためのものなのかな?
何の施設かな?古いけど、鎖は新しいです。
立派な杉の木。
元は棚田だったのかな。
大峠トンネルの出口付近です。
道の入口に出ました。
針道の集落です。
陸橋の下をくぐります。
マタタビの木。
立派な石積みです。
田植えの季節ですね。
南無阿弥陀仏かな。
集落の入口に結界が張られています。
不動の滝。ちょうど虹がかかっていました。
「右 たふのみね(多武峰)」の道標。
破不動尊。岩にお不動さまが刻まれています。
ヤブウツギ。
県道37号線。交通量は多いです。
ヒメコウゾの花。
この先は歩道がないので、百市の集落の中を通ります。
木が伐採されています。県道を拡幅しているので、そのうち工事をする予定なんでしょうね。
南音羽への道標。
百市の集落や県道拡幅の工事現場を見下ろせます。
南音羽の集落に出ました。
カラスビシャクの花。雑節のひとつ半夏生の「半夏」です。
駐車場にもどってきました。