山の足跡

2020.05.19(火) 日帰り

活動詳細

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私が最初に山に登ったのは、今から何十年も前の大晦日に東照宮から女峰山。 職場のインチキ先輩に連れられ、靴は水色のキャラバンシューズ、背中には黄色いキスリング。中には大きな寝袋と日本酒、ガスコンロ、インスタントラーメン。 着ているものはスキーウェア。滑り止めなんてお互い持っていない。 先輩は夏の北アルプスには行ったことがあるがずぶの素人だった。今考えると危ない山歩きだったが、疲労困憊ながら新築の唐沢小屋に一泊。早朝山頂から美しいご来光を拝めた。あの風景が今も山に魅せられる原点。 半年後の夏、私は1人で穂高の山頂に立っていた。 それからずーと1人で山歩きをしている。 一般的に単独 山歩きは 危険で ある と言われて いるが、 全ての条件を 自分で判断し 行動する ことは ある意味 で 団体行動よりも 自分にとって 安全 である。 一人であれば 天気が悪い時、 体調が よくない時、 危険だなと 思った場所 などで すぐに 中止できるが、他の 人がいる場合 はそうはいかない。 ある意味今に 一番合った スタイル なの だろう。 最近は中高年の 山歩きが 人気だが、 何十人もの団体さんや山頂で傍若無人に大声で話すご婦人は少なくなって欲しい。

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