鈴鹿セブン縦走-2020-05-06~08

2020.05.06(水) 3 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
14 時間 56
休憩時間
2 時間 17
距離
22.9 km
のぼり / くだり
2706 / 1761 m
6
1 49
12
30
16
28
1 1
51
41
16
40
1 14
1 47
9
5
2
1 43
DAY 2
合計時間
11 時間 19
休憩時間
1 時間 37
距離
20.8 km
のぼり / くだり
1714 / 1998 m
34
20
8
14
10
6
1 56
19
10
20
6
25
2
8
12
7
5
16
1 39
21
7
DAY 3
合計時間
9 時間 43
休憩時間
57
距離
14.3 km
のぼり / くだり
1291 / 1895 m
53
43
42
1 26
1 24
4
1
1 30

活動詳細

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憧れの鈴鹿セブン縦走へ挑戦 緊急事態宣言の中、県境移動したこと申し訳ありません🙇 2泊3日の食料 干し肉380g ナッツ類200g チーズたら200g チョコレート250g アミノ酸ゼリー3本 アミノ酸粉3個 カロリーメイト2箱分 ようかん1個 山でラーメンやカレーを食べたいものですが今回ばかりは重量を考慮して諦めました😅 水は4.7リットルでスタートしました。道中での水補給にはソーヤーミニを使用。念のためピューラックス少量携帯。 テン泊装備でザック重量は16kgで収まりました。 DAY1 終電で西藤原駅へ向かう。 藤原岳→治田峠→竜ヶ岳→石榑峠→八風峠→中峠→釈迦ヶ岳 駅を後にして藤原岳登山口へ。鳥居をくぐり鈴鹿セブン縦走の旅が始まる。 1つ目のセブンマウンテン。 また日中の晴れた日に藤原岳の景色を見に来ると誓う。 山頂から次なる目的地へ進もうとしたところで登山道が一変。まるで霊仙山のカルスト地形じゃないか! ゴツゴツ岩の大群が出迎えてくれてめっちゃ楽しくなったのですが暗がりの中で登山道の判別は難しくGPSが無ければ先へ進めなかったと思います。治田峠へいたる道も同じく。 竜ヶ岳が近づくにつれ晴れていれば展望良好であろう稜線を進む。 2つ目のセブンマウンテン。 頂上の解放感はすばらしく、本当に晴れていれば😣必ずまた戻ってきます。 石榑峠で水が確保できるらしい。 (道路を下ると水場があるそうです) この時点で残り3Lあったので先へ進みました。 八風峠、中峠と進むうちに雨が降りだしレイン上下着用。年中タンクトップで登山をする私にはベンチレーションを解放しても暑すぎて蒸れてしまい衣類はずぶ濡れ、水分も多く必要となり石榑峠で補給しなかったことを後悔することに。 岩ヶ峰分岐より前の地点で水の流れる音が聞こえたので谷を下ってみると沢を発見。水を確保することができて本当に良かった。 とても綺麗な水で美味しかったです。 岩ヶ峰分岐にたどり着き、さて岩ヶ峰と北山へ寄り道しようか。と思ったのも束の間。とんでもない激下りを目にする。雨で濡れた地面にザック重。リスクを考えておとなしく釈迦ヶ岳を目指す。15時頃、釈迦ヶ岳登頂。翌日が晴れ予報のため釈迦ヶ岳から日の出を見るために頂上からすぐの稜線上でツェルトを設営。 狙ったのか設営しだすと風が強くなりはじめ設営完了した時には稜線上で設営したことを後悔するほどの強風と雨、雷の音もゴロゴロ。もう後には引けない。持ちこたえてくれることを祈りながら中へ逃げ込む。 着ていた衣類は全てずぶ濡れ状態なのでこのままでは凍えだす。とりあえず全部脱いで着替えとして持ってきていたタンクトップ、パンツ、靴下、そこにダウンジャケットを着てシュラフの中に潜り込む。 予報では釈迦ヶ岳1000mの最低気温は13℃だったか。全く当てにならずコンフォート-4℃のダウンシュラフとシュラフカバー、アルパインマットを持ってきて正解だった。 グレードを下げていれば凍えて一睡も出来なかったかもしれない。 ポカポカと熟睡することができました。 DAY2 釈迦ヶ岳→ハト峰峠→中峠→根の平峠→上水晶谷出合→イブネ→雨乞岳→清水ノ頭→東雨乞岳→沢谷峠→武平トンネル西駐車場登山口 午前4時起床。ツェルトが強風でバタバタと煽られている。昨日の夕方から雨と強風は収まることを知らず。ベンチレーションから恐る恐る外を覗いて見ると視界の先に広がるのは白いガスに覆われた世界。ダメだったか。山頂から日の出を見ることは叶わず、雨と強風の中で撤収作業に入る気にもなれなかったので天気が回復するのを待つことに。 午前8時。目を疑うほどの快晴になり釈迦ヶ岳を再登頂する。 3つ目のセブンマウンテン。 これが本当の釈迦ヶ岳の景色! 青空と眼下に広がる街並み。なんて感動的な。昨日と今朝の反動でテンションは異常なほど高くなる。 どんな景色でも絶景に見えてしまう。青空って本当に素晴らしい。 根の平峠では美味しい水が確保できるとのことで期待してました。 実際に水場がたくさんあり川魚が泳いでいるのも見えた。とても美味しい水です。 すれ違った登山者の方に聞いたのですがブナ清水で取れる水もすごく美味しいとのことで、また御在所へ来たときには寄ってみたいものです。 上水晶谷出合から先の道は何度もコースアウトして大変でした。 イブネ周辺は苔と青空で素晴らしい世界。イブネを目指して本当に良かった。ここでテン泊したら本当に最高だと思う。絶対にまた来ます。 そして雨乞岳へ進む。 4つ目のセブンマウンテン。 クマザサに覆われし雨乞岳。登りも本当にきつくて心臓破りの坂でした。南雨乞岳へ進む。清水ノ頭へ進む。このまま綿向山へ。登山計画の段階では綿向山まで行ってピストンして戻ってくる予定でしたが、、、さすがに諦めました。スタートが3時間遅れていることと明日の体力も持つかどうか心配。清水ノ頭から見る景色は最高で、ここから綿向山まで伸びる稜線上の景色がどれほど素晴らしいものか、いつか必ず歩きに来ます。 来た道を戻り東雨乞岳へ。 東雨乞岳は、ここまで縦走してきて一番の景色を私に見せてくれました。鈴鹿山脈ありがとう。 沢谷峠を目指す。途中いくつも水場がありました。比較的上流の方で水を補給しました。何度か汲み直しましたが枯れ葉の残骸や水中に住む小さな昆虫が混じったり。水の味は変わらず鈴鹿の美味しい水でした。 予定では沢谷峠から御在所の長者池まで登るルートを通るつもりでしたが日も落ちてしまい暗がりで取り付きもわからず断念。武平トンネル西駐車場登山口まで伸びるルートに変更して進むも嫌な感じのトラバース。ルート注意とはこのことか?この先もこんなトラバースが連続するようならたまったものではないので引き返す。結局、鈴鹿スカイラインへ抜けるルートで下ることにしました。 DAY3 御在所岳→鎌ヶ岳→入道岳 御在所岳は湯の山温泉方面から登ったことがあり、その時に地蔵岩、国見岳、青岳を登りました。今回は武平峠から。登っていくうちに岩場が出現して、やっぱり御在所だなーと微笑ましくなる。 違ったのは鎌ヶ岳の存在感。湯の山方面から登った時も見えていたはずなんだけど岩場と眼下に広がる景色にばかり目を奪われていたような。 鎌ヶ岳がこんなにカッコイイ山だなんて思いもしなかった。 その勇姿はまさしく槍。鈴鹿の槍で検索してみたら鎌ヶ岳。やっぱりそう思うよな。 御在所を登りながら振り返っては鎌ヶ岳を見る。鎌ヶ岳を見るために登っている。 5つ目のセブンマウンテン。 御在所岳頂上から見る景色もやっぱり鎌ヶ岳。 次第に雲が広がっていく。 鎌ヶ岳の登山口からしばらくの間とても歩きやすい道が続く。鎌ヶ岳って登りやすいんだなーと思っていたのは過去の話で次第に急登になっていく。崩落したのか木の根っこを掴みながら登らないと厳しい箇所がたくさんあり油断はできない。 岩場好き人間なので頂上付近の破線ルートを登りたかったが背負っているザック重と3日目の疲れた体を考えると欲張りというもの。 6つ目のセブンマウンテン。 ガスガスで景色は何も見えず、鎌ヶ岳もまた必ず戻ってくると誓う。 最後のピーク、入道ヶ岳を目指して進む。 鎌ヶ岳から水沢岳までの尾根歩きは大山のユートピアコースを思い出す道でした。 水沢峠は滑りそうな急登、激下りが多く苦戦。 一歩一歩と、ゆっくりでも着実に進んでいく。 森を抜けると視界が広がり草原と綺麗な葉を湛えた小ぶりな木々が出迎えてくれた。奥の方に鳥居が見える。 セブンマウンテン。 山頂から見える街並みは輝いていた。少年時代に5年間、三重県で過ごしたことがあり私にとっては第二のふるさと。その街並みを一望できる入道ヶ岳はゴールを飾るに相応しい景色をプレゼントしてくれました。 全力で山を感じることができた3日間、本当にありがとう。

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