活動データ
行動時間
24:00
距離
35.8km
上り
4443m
下り
4434m
活動詳細
もっと見るもはや過去ローグ…(´•ω•`) GWとは言え、全てが動きを停めたような世の中ですね… 観光地のみならず、主要な登山口さえも閉鎖の憂き目に…(´・ω・`) 自警団ならぬゲシュタポまがいの自粛警察やらなにやら、21世紀初頭なのにはや世紀末の様相を呈しております。おかしいな…199X年は過ぎてますよ?バイクは持ってますが、肩パッドとトマホークも買わなきゃ! 床屋でモヒカンにしなきゃ!(使命感 20XX年、日本は自粛ムードに包まれた… あらゆる登山口、駐車場は閉鎖され、出歩く者はいないかに思われた…… …………… ………… だが、登山者は諦めていなかった! (パパパパパパパーン♪デデデデデデデデデ♪) ■■■彡(°)(°)■■■ (チャララー♪チャン♪チャララチャラララーラララ♪チャーラーラーラーラ♪) You are sh (ry ヒャッハー!山田ー! マイナーコースでいつもの如く、兎に角長いよー♪ こんなとこ歩かねーって方はそっ閉じして寝て下さい( ˘ω˘ ) ◆◇◆5月3日◇◆◇ 天気:晴れのち笹薮 コース:戸中山林道ゲート~奈良代山南尾根~栃生山~黒沢山 概要:急登&笹薮&倒木&笹薮 深夜1時におうちを出発。今回は寝坊せずに済みましたぞー!(゚∀゚) 軽快に無人のごとき高速を走らせ、「寸又峡温泉に到着です。」 間違えではなく、「寸又峡温泉に到着です。」 えぇ、はい、当初は計画通り寸又川左岸林道の廃道ハイキングを綿密な紙面シミュレーションを元に実行に移す算段でございました…(´・ω・`) 前情報で飲食店や土産物屋は営業していることから、その駐車場は「停められるだろう」と思い込んだのが間違いでした…実態は、ありとあらゆる駐車場は閉鎖、遊歩道・登山口・全て通行禁止!千頭からバスでここに来ても見るところすらない、「観光客絶対拒否するマン」なストロングスタイルでした… 朝日トンネル横の左岸林道入口にバイクを停めて林道を歩くことも出来ますが、3泊4日では柴沢まで到達して戻ってくることが出来ず、徒に寸又峡の方々を怒らせたくは無いので、ひっそりとやって来てひっそりと撤退しますね…( ˘ω˘ ) 帰りながらどこ行こうかと思案…この期に及んで大人しく帰るという選択肢が頭に浮かばないのが救いがありません…だって折角荷造りしたんだもん! うーん…水窪の戸中川林道からなら、登山口の閉鎖も無いのでそっちへ行ったろ!彡(°)(°) 夜が明け始める中、水窪へとインド人を切ります…三└(┐卍 ˘ω˘)卍ダシュタタタタタ 7時半にゲートに到着、普通に登山するなら余裕でタイムオーバーな時間ですが、日も長い事ですしお寿司オッケーでしょう( ˘ᵕ˘ ) 他の車は4、5台…釣りか登山かは分かりませんが、安直ッキーに不動岳へ行こうとすると、人と遭遇する可能性が高いので、滅多に誰も歩かないであろう奈良代山南尾根~黒沢山~黒山南東尾根~アケ河内へ下る計画にする。初日にしてはかなりヘビーな計画ですが、この時点ではこのコースのエグさがまだ分かっていませんでした('A`)オフゥ… スタートしていの一番にみんなが気になっても渡らない奈良代橋を渡って、壁のような斜面を葛籠折れに登っていきます。こっちは所謂作業道で、登山者は尾根沿いを登るのが普通のようですね… 壁同然の登りから解放され、尾根筋を上がりますが、ここも伐採剪定された樹林帯の葛籠折れ…あちこちに作業道が錯綜してますが、メインルートは丸太で路肩が保護されているのでそれを辿れば尾根から外れずに登って行けます…(*´Д`) 1200m辺りまで急登をこなすと勾配が緩やかになり、俄然歩きやすくなります。 程なく三角点名:奈良代にとうちゃこ♪奈良代山ではありません。 てことは、名無しの三角点名を山名にするのは間違っているの? そこから奈良代までもう一登り…3ヶ月ぶりのフルザックは堪えます(;´д`)ゲバァ! この一帯は凸凹台地で濃霧時はヤバそうです…山頂から少し歩くと林道に出会います。生憎、ここまで一般車は来れませんが、少し下のゲートまでは来れるので、この一帯を歩くならここからがお勧めですね。 バイケイソウの群落を抜けて奥布山へ…等高線を見てもお分かりですが、兎に角高度が上がらない!踏み跡は何となくあるので登る限りは迷うことは無いでしょう。 栃生山直下になると落ち葉の樹林から笹ゾーンに急転します。 とは言え、膝丈程度で道もあり、無問題♪ 栃生山山頂は幕営適地になっており、ここで大休止します…完全にバテバテなのがだらしない(;°;ω;°;) ………… ……… さて、奈良代Pからのハイキングはここまでが限界。ここからは踏み跡も疎らな笹の迷路が始まります。 笹が繁茂する樹林帯、途切れる踏み跡、見通しの効かない細かなアップダウンのある台地はコンパスやGPSが無いとあらぬ方向へと連れて行かれますので、安易な装備で入ると……(´ᴖωᴖ`)フヒヒ なんとか迷いの森を抜けると今度は笹薮が御出迎えですが、あら素敵!女装もとい、除草剤が散布されたようで、猛烈な笹薮の中に一筋の道が出来上がっております♪ このまま黒沢山までイタダキかな~♪……そう思っていた時期が俺にもありました(´•ω•`) 1867p辺りから猛烈な笹薮の中で倒木帯が始まり、道を寸断し、笹の目が乱れあっという間に道を見失う…(;Д;) 道を見つけようにも獣道すらない笹薮を彷徨くだけ体力の無駄遣いなので、ひたすら前に進みつつ、時折合流する踏み跡?を辿りますが、直ぐに倒木でリセットされます…(;´д`)ウボァー 登りなので上を目指せばゴール?に近づきますが、これ下りだと方向を間違えるとリカバリーが地獄を見るやつですわ… おまけに笹で指をざっくり切ったらしく、いつの間にか左手が血だらけだーw 自分の血のまろやかな塩味を堪能しつつ、薮を漕ぐこと1時間?…漸く六呂場方面と黒沢山との分岐まで辿り着きます…(^ω^)ペロペロペロペロペロ …因みにあとでここのレポを探すと、北側が笹の薄く、巻道があるそうです。…やはり直前に行先を決めると前情報が不足するのは否めませんね… 時刻は14時…水の残量は1㍑程…疲労度大…このまま黒沢山を超えて黒山の笹薮を突破してアケ河内に下るには微妙…と言うか、無理ぽʅ(´⊙౪⊙`)ʃ 体力も水ももちません!林道ばかり歩いていたツケがこんな所でやってきました… 続行にしても途中幕営にしても、どう転んでも良いように、六呂場方面の1901コルから沢を目指して水を補給してくる事にします。…当然、ザックはデポしてね。 ……深南部のこの辺りを歩こうとしてる人はこの水場、当然知ってますよね?知らない人はヤマレコのこの一帯のレポ、しっかり読んでね♥ 1901コルまでも笹藪ですが、腰丈程に大人しくなり、密度も薄く、獣道も幾条か出てきますのでそれほど苦労なく進めます。あまり南側の踏み跡を辿ると大崩壊地のすぐ脇を歩くことになって危険ですので程々に… 1901コルから北側に踏み跡が続き、少し高度を下げると涸れ沢に出会います。この涸れ沢に沿って道が続いており、高度をコルから100m程下げると水が汲めるようになります。ここで3㍑給水して笹藪の中を戻る… 水以外空荷なのにかなり堪えます…(*´Д`)ハァハァ もう既に本能はここで幕営と叫んでおりますが、悲しいかな黒沢山まで150mちょっと登らなければなりません。 半死半生でゾンビの如く薄い踏み跡を辿って藪を漕いで黒沢山山頂へ… …( ゚д゚) …(つд⊂)ゴシゴシ…(;゚д゚) あるぇ~?去年の12月に黒沢山に来たときは幕営できる平地があったような無かったような…藪が強烈すぎて記憶が飛んでいたんでしょうか?黒沢山山頂は笹に覆われており、登山道周辺?だけが脛丈程度で南側は腰丈程の笹藪に加え、平地などどこにもありません… 凸凹した笹藪や斜めった笹藪しかありません…('A`)ハァァァァ… 途方にくれますが、最早これ以上歩く気も失せてしまい、仕方なく山頂標のすぐ近くの「多少」マシな凸凹地にツェルトを張って潜り込みます…1時間程泥のように眠り、夕飯を食べてまた泥のように眠る… 23時頃に目を覚ますとパラパラと雨が降り始める…幸いにも黒沢山山頂は電波が入るのでスマホで明日の天気をチェックすると、朝方で回復するような「感じ」…ソースはてんくらだけどね…(´・ω・`) スマホをポチりながらだらしない1日目が過ぎてゆくのであった…完 ◆◇◆5月4日◇◆◇ 天気:雨&笹藪ところによってルートロスト コース:黒沢山~黒山~黒山南東尾根~アケ河内 概要:灌木藪&笹薮&倒木→スリッピーな急坂と薄くなる踏み跡 まんじりともせず朝が来ましたが、お天気は変わらず雨…というか、雲のなかにいるようで空気そのものが湿っておりまして…(´・ω・`) 回復を信じて10時位迄沈殿しますが、流石にこれ以上沈殿したらここで1日を潰さざるを得ないので雨の中の笹藪漕ぎを決意して撤収にかかります。…なによりツェルトにバンバン浸水してきてストレスマッハで堪りません。 …さてここで大問題なんですが、わたくし今山行に「雨具を持ってきておりません」 持ってきたのは替えの下着と就寝用のダウン上下とアウターのジャケット(綿)のみw… なんでと言えば、雨具を着てもすぐに汗だくになって上下びったになる上に動きが悪くなるので、予報では本日のみ天気が悪いので、3日目に乾燥させて4日目に挑む予定でいました。 そんな訳で、汗冷えしないように無休憩でアケ河内進むべくスタートします。 黒沢山から黒山までは細尾根があったり、灌木の藪を漕ぎ、更には随所に腰丈の濡れた笹藪が行く手を阻みます(;´Д`)ゴゴガガガ… それでも踏み跡は所々見つけられたので良かったのですが、黒山手前の2062Pの小ピーク側に入り込んでしまい、背丈ほどの笹藪地獄を泳ぎます。既に上から下まで水浸しですので濡れることは厭いませんが、獣道すらついていない猛烈な笹藪は去年の千沢山以来の笹の暴力です! 兎に角黒山一帯は一度踏み跡?を見失うと地獄が待っており、踏み跡を辿ろうとしても笹で見失うので強行突破する方がダメージが少なくて済みます…(´・ω・`;) まぁそれでもCT2時間以上のところを1時間40分程で黒山まで辿り着きましたとも… さてここからは初めは藪っぽいとは言え、下り一辺倒なので楽勝かな~と思っていましたが、予想を裏切る糞な下りになりました… 黒山直下2050m辺りまで勾配が緩いので笹藪が濃い!ひたすら濃い!雨で笹が濡れて足元が滑るるるる! 笹が「少し」弱くなると往時の踏み跡か獣道か?兎に角踏み跡が出てくるのでそれを辿ろうとしますが、迂闊にそれを信じすぎるとあらぬ方向へと引き込まれます。弱いとは言え笹藪ですので登りやトラバース時はとんでもなく体力を使いますのでGPSだけでなく、コンパスでしっかり進む方向を「都度」確認するべきです。 …私今回、コンパスを途中で無くしてしまい、この下りでかなりルートをロスしておりますw( ゚∀゚)バーカ 特に1930m付近で踏み跡を信じすぎて主尾根に乗り損ねた時はかなりきっついリカバリーを強いられました。 以降も獣道や作業道が錯綜するので尾根から外れないように下ります。雨で足元が良く滑ります…この時点で厭戦気分バリバリでちょくちょくGPSを見ますが、高度距離ともに一向に捗らず、ストレスが溜まります。 1630m辺りで尾根上に大倒木帯が出現するので少し南側の笹の中の巻道を使って躱します。 1543pになると笹も消えますが、今度は木の根やザレで滑るようになり、道もかなり悪くなって笹が無い分、踏み跡も判りづらくなります…(;゙゚'ω゚') スリップや根に引っ掛かって転倒すること十数回…大した距離を歩いていないのに疲労はマックス… 支尾根に誘い込まれてえぐいトラバースでリカバリすること2回…逆河内?タケナギ沢?の沢が見える頃には泥だらけになり、最後は適当なザレを強引に下って沢に降り立ちました… そこから500m程沢を下ってアケ河内橋を目指しますが、淵があったりで数回はどうしても渡渉しなければなりません。幸い?上から下までずぶ濡れなので膝丈程度ならそのまま渡渉できます♪(^ω^)ヤッタゼ! 結局2日目は雨が止むことも無く、初日以上にヘロヘロになってアケ河内へと辿り着きました…(*´Д`)ハァ… こんな形でホテルアケ河内にチェックインすることになったのは残念ですが、本日は屋根のある「平らな広い場所」で夜を明かすことが出来るのは何よりの救いです。 兎にも角にも濡れたものをキャストオフ!…所謂マッパになって下着を交換、濡れないように死守したダウン上下をキャストオンしてヌクヌクモードに♪熱いコーヒーと炊きたての御飯でお腹を満たして、明日の好天を信じてお休みベイベーです♪( ˘ω˘ )…ヘボが無理するもんじゃありませんねぇ…………………完 ◆◇◆5月5日◇◆◇ 天気:快晴のち林道探索 コース:ホテルアケ河内~六呂場林道最奥~日向林道最奥~ホテルアケ河内 概要:日向林道及び六呂場線+ヨモギ沢線最奥部探索 夜が明けると昨日までの雨が嘘のようなどピーカン!まさに絶好の登山日和ですな♪( ^ω^) …だけど私の装着物は全てびしょ濡れ…(´•ω•`) 現在使用出来る状態にありません。 先ずは濡れた物一式、乾かさないと始まりません…てな訳で、張り綱を枝に渡して、ありとあらゆる物を乾かします! 太陽が山陰から顔を出すと、有り得ん程の太陽光が燦々と降り注ぎます!(`A´;)ギャーース そよ風も相まって、2時間もすると靴以外はすっかり乾いてしまいました♪ 乾くまでの間に今後の行動を考えてましたが、 ①午後ないし明朝不動岳~六呂場南尾根or鎌崩尾根 ②午後ないし明朝1446尾根(仮)~六呂場稜線~矢筈尾根 で悩みますが、やはり不動岳はもう少し探索を済ませてから捻りを加えて登頂したいので六呂場線の途中から1446pのある尾根に取り付くコースに決定、あとは午後に出立して稜線に合流後、1901コルで幕営するか、明朝出立して一気に矢筈尾根に下るかですが、そも藪尾根をどれくらいで突破できるか分からんので、大事を取って明朝スタートに決定。 濡れたものが乾き、靴もまぁまぁ生乾きになったのでこのままゴロゴロするのも阿呆なので、前回の林道歩きで時間切れで諦めた六呂場線と日向林道の終点まで探索することにします♪ 前回歩いた部分をショートカットして先ずは六呂場線の奥へと進みます。アケ河内以降、この林道の崩壊は度を越して酷いですが、六呂場線もなかなかに酷い有様…路盤自体の崩壊は1ヶ所程度ですが、押し出しは至る所にあり、感じとしては日向林道前半といったところ?押し出しには獣が歩いた跡があり、それを辿れば特に危険なことも無く進めます。 明日、尾根に取り付く場所の目星をつけて更に奥に進むと、集材機が据えられていたであろう、櫓の残骸が… 更に奥へ進んで、ガレで埋め尽くされた涸れ沢(ヨモギ沢?)にぶち当たって六呂場線は終了します。 …もっとこう、果てに何かあるだろうって? 「そんなものはない」(関羽 六呂場線の分岐まで戻って今度は日向林道の最奥、彼方に見える索道の上盤台目指して、長大な大ザレをトラバースします。 ヤマレコでもここを遠目に見て通行は不可能のように思われてますが、勾配自体はまぁ普通の土砂の押し出しで、固まってもいないので見た目に反して楽にトラバースできます。 上からの落石も殆ど無かったのは幸運なのか?はたまた既に崩壊が終わって安定しているのか… この大崩壊地以降はそこそこの押し出しが100mに1回程度の頻度で現れますが、いずれもなんなく突破。 水の豊富な沢を2ヶ所ほど越えて、終点が近づくと資材小屋の残骸と滑車やフックが散乱し始め、尾根を切り拓いて造成された平坦地に着くと終点です。 既に巻き上げ機や架線は撤去されており、積み上げられたワイヤーと朽ちた櫓が当時を偲ばせるのみです。 ここからは不動岳の北西面が一望でき、ここからしか見れない不動岳の一面を堪能できます♪ そしてあるかもしれないと思っていた、尾根道への取り付きの梯子(残骸)がやはりありました… 1467p経由で六呂場稜線に合流できるはずなんですが、1550~1650mの辺りの勾配が微妙でどんな塩梅かな~と…いずれどこかで検証しなければならないようです… どうも歩くほどに新たなルートが現れるDLCのようで戸中山林道クエストもさっくり終わりそうにありませんね… まぁ兎も角、ぶつ切り攻略ではありましたが、日向林道の探索もこれで9割9分終了となりました。 あとは左岸林道からの分岐~去年断念した千頭ダムへ下りる尾根の出会いを残すのみですな…あそこは日帰りで適当にお茶を濁してこなすことにしましょう。 そもそもアケ河内に来るだけなら今回のように水窪側から降りてこられるので釣り師は六呂場峠からアケ河内の源頭に下りて釣り下ることが多いようです。猛者は逆河内を遡行してきますが…(;´д`) アケ河内に来るレポやブログは釣り関連でそこそこ見かけますが、わざわざ林道を歩いてここまで来るような奇特な方は少なくとも「見たか聞いたか言ったか?」の方しか見かけませんでしたw 廃林道を歩く行為自体が登山的にメリットが殆ど無いのでさもありなん…( ˘ω˘ ) 日向林道も平成初期まで維持がされていたようですが、例の定宿から先が完全に放棄されて以降、一体何人の登山者がこの最果ての尾根に足を運んだことでしょう…うーん…エモーいw これにて本日の行程も終了♪時間的にもホテルアケ河内に戻って夕方なので丁度良い感じ… 明日の荷造りを済ませて最後の夕飯を食べて眠れぬ夜を迎えますw どんなに疲れていてもシェラフでの睡眠は2時間が限界で、目が覚めてしまう…(´・ω・`) さて…明日は天気は良かった筈…暑くなる前にさっさと六呂場稜線に出てしまいたいな~(盛大なフラグ…完 ◆◇◆5月5日◇◆◇ 天気:曇りのち笹藪ところによって轟雷巨烈 コース:1446p尾根(仮)~六呂場稜線(⇔1901コル)~矢筈尾根 概要:笹藪&いきなりの嵐&笹藪…以降尾根下り さて最終日…5時にホテルアケ河内を後にして崩壊した林道を登り、1446p尾根に取り付きます。 取り付いて早々、踏み跡がしっかりと付いており、快適に歩けます♪ 所々、尾根上に倒木がありますが、南側に巻道があるので躱しつつ順調に高度を上げていきます。 1600m辺りから笹が出始めますがまだ踝程度で踏み跡も明瞭…1700m辺りから勾配が緩くなり、笹も腰丈程になり、密度も増してきます(;´Д`) 倒木が踏み跡を消してくること多々ありで、強引に藪を漕ぎつつ上を目指します。雪は全くないので滑るようなことは無いのが救いですか…時折踏み跡なのか獣道なのか、笹のないルートを見つけてなんとか稜線に這い上がります。稜線直下が一番きつい勾配です… 出発時から不安だったのですが、お空は白い…空気も湿っているし、何やら嫌な気配がするんですが… ここから矢筈尾根目指して南下する前に、ザックをデポし、初日に給水に立ち寄った1901コルへと向かいます… 何故かって?…水はこの時点で残量2㍑…足りると思いますが、晴れて暑くなると心もとないことも事実…(´・ω・`) なにより今回であっちの笹藪は御馳走様なので、二度と訪れたくありませんから給水を兼ねて稜線を繋いでおくことにします… 少し肌寒いのでアウターを着込んで1901目指して稜線を西進します。 …稜線上は笹の中にしっかり踏み跡があり、迷うことはなさそうですが、南面が崩壊で切れ落ちていたり、細尾根で岩ザレの悪場も若干あったりで注意が必要です。 とは言え、空荷故身軽になって機動力もアップ♪サクサクと1901コルを目指しますが…周囲がぐんぐん雲に覆われて白くなる…(;´Д`)アババババ… コルに着く頃に空からポツポツと雨が降り始めました…Σ(゚Д゚;)ゲェッ 稜線繋ぎも終えたし、ここで引き返すべきでしたが喉が渇いていたため水を汲みに下降する…これが間違いでした! 給水して稜線に復帰した辺りで猛烈な勢いで雨が降り始めました!オイィィ!一昨日の予報じゃ今日は雨の心配は無かった筈だろぉぉぉぉ!!(# ゚Д゚) ザックを背負っていれば急いでツェルトを出してボリューションプロテクトしたのですが、よりにもよってデポしている時にこれかい! あっという間にまたグッチョ…1日おきに濡れ鼠になるとかどうなの? 叩きつける雨!そしてすぐ近くで唸りを上げる轟雷!! ヤバイ。雷ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。 雷ヤバイ。 まず近い。もう近いなんてもんじゃない。超近い。 近いとかっても「不動岳の鹿平に落ちた!?」www バゴガァン!! あまりの至近弾に衝撃音が直撃弾wひっくり返りました… そんな中でも粛々と稜線を戻る…轟雷雨に追加で強冷風が吹いてきました…これはもう、大自然がこの山域に居るハイカーを殺しにかかってますね…私以外にいればですが… こんな時こそ素数を数えて冷静に…どのみちザック迄戻らず、立ち止まれば濡れた衣服と冷風で低体温症必至!汗をかかない程度に体の代謝を上げて体温を上昇させ、温度冷却を相殺します。 吹き荒ぶ風雷雨の中でも焦らず、慎重に、悪場を越えてザックを回収…ザックもずぶ濡れでしたね… 幸い、雷は収まり、雨も小降りになったのでツェルトは出さず、そのまま矢筈尾根を目指して笹の稜線を進みます。 ここから先はこれまでしっかりついていた踏み跡が薄くなり、辛うじて踏み跡を拾えますが、雨の為滑りやすくなっており、倒木で道が切れたりと、今までのようなペースでは歩けなくなります。 笹藪を漕いで1814Pで本来は右手に転進するのが正解でしたが、連続した踏み跡に引きずられて日向林道最奥部の1467p尾根へと入り込んでしまいます。 下る先に矢筈尾根や六呂場山が見えないのでおかしいと思い、GPSを見ると東の尾根を30m程下っていました。 あまりにはっきりと踏み跡があるので騙されてしまいましたが、逆を言えば、やはり索道上盤台まで尾根通しに道が存在していることの証明でしょう…さてどういったルートでここを歩くことになるやら…(;´Д`) 六呂場稜線に復帰し、相変わらずの獣道を拾いながらの笹藪漕ぎが続きます。笹の密度は黒山直下程ではなく、枯れ笹のような感じなのでそこまで苦しむことはありません。苦しいのは1814p~1762pの緩い台地の笹藪漕ぎのアップダウンです。 ここを越えると笹が急に鳴りを潜め、程なく矢筈尾根の下降点に出会います。いつの間にか雨も止んでおり、最早風で冷やされる心配も無いので濡れたアウターをキャストオフ、Tシャツ1枚になったほうが却って暖かいという矛盾…(;´Д`) さくさく矢筈尾根の下降に入りまーす( ˘ω˘ ) …下降…下降…してる気が全くしません!矢筈山北峰までは緩やか~~~に高度を落としており、苔むした倒木の中をダラダラ歩きます。初めのうちは良い雰囲気でしたが、だんだんと冗長になり、嫌気がさしてきます… オマケに倒木を躱して右に左に振れるので無駄な距離を歩く羽目になります。道がふかふかして歩き易いのだけが救いですかねぇ… 北峰を越えると一旦激下りしてまた登り返す…南峰は山頂標はありませんが拓けた平場があります。 ここからが漸くまともな下りになりますが、いきなり方向を間違えて南東側に下ってしまう…(゚∀゚)バーカw 西南西?の支尾根を下っていきます…意外に広尾根で作業道も混在しているようですが、適当に踏み跡を拾っても道が収束するようです。821pを経由する西尾根からも下りられるようですが、今回は正規ルートでおりますね( ˘ω˘ ) …さてここからがかなり勾配がきつくなりますが、現地でかなり悩んだ区間でもあります。ヤマップのルートは950m 辺りから尾根を外れて斜面を西に下りていくようになっていますが、実際に付けられている道は尾根沿いに続いています。(・・? もしかしたら林業用の作業道かなとも思いましたが、要所にケルンや赤布が巻かれており、どう考えても正規ルートの筈…勾配は尾根上でもかなりの急勾配、どう考えても尾根を外して道が存在しているとは思えず、赤布を信じて藪を縫いつつ急な尾根を下ります。800mを下ると勾配も落ち着き、林業作業場へと続く導水管に行き当たります。以降はこの導水管に沿ってはっきりと道がついているので尾根沿いに道を辿り、最後は林道に合流して無事戸中山林道ゲートに戻って来ました~( ´Д`)=3 フゥ 濡れた服を着替えて無事終了♪風雷雨は少々予定外でしたが…そもそも水窪からの登山自体が予定外で、半ば勢いで決めてしまった山行なので、山行と装備がミスマッチしてかなり苦しい思いをしてしまいました。 荷物を軽量化するためには何かをオミットしなければなりませんが、予報はどうあれ、最低限の雨具は持っていくべきだったと反省…(´・ω・`) おかげで3泊4日の山行にしてはしょっぱい内容で、距離も標高もパッとしない感じですねぇ…… 登山を始めた年齢が年齢な上に、怪我の後遺症が足を引っ張り、歩ける距離、登れる標高が漸減して行ってるのが分かります…今年はコロナで北アの百高山を「殆ど」諦めなければならないようで、残り※※年でやり切れるか不安になって来ますね… ともあれ、これにてGWの山行も終了、ポツポツと小雨が舞う中を新東名目指してバイクで疾走します!⊂二二二( ^ω^)二⊃ 腹が減って背中とくっつきそうですが、コロナが心配なのでどこにも寄らずに新東名を爆走しますが、新清水JCT辺りから雨が本降りになり始めw身延の辺りでバケツをひっくり返したような夕立に朝の轟雷の再来ががががが…(;´Д`)アヒャァァァァ! 本日2度目の雷雨を堪能して家路につきましたとさ…(´・ω・`) 次は「深南部の」どこに行こうか… ゲシュタポが怖いので家に居ようか… …うん、反省の意味も含めて「次の日曜日」は自宅謹慎することにしますね( ˘ω˘ ) _ \) Y) _ Y \ヽ|  ̄ム 人) / ()フ / (\/ |  ̄Zフ | | \___ノ /ノ ヽ\ /(●) (●)\ |⌒ (_人_) ⌒| \ ヽノ /  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 十ヽ -|-、レ | d⌒) /| ノ ノ 終 制作・著作 ━━━━━ ⓃⒽⓀ
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