富士山

2016.12.25(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 10
休憩時間
1 時間 1
距離
16.6 km
のぼり / くだり
2493 / 2498 m

活動詳細

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この時期の富士登頂には、事故や規制の話もあり、賛否両論色々あるとは思います。 職場でも自分の身を案じてのことだとは思いますが、あぶないよ!自殺行為だ!とか言われたりしたので、 皆さんからのスタンプ、コメント&いいね!評価を頂き、かなり嬉しく感じでおります^^ イヴかクリスマスかで、てんくら&アメダスなどを見ながら考えて、25日と決め早めに床に就く。 が、いつもより早すぎる時間と緊張とで、まったく眠れず結局、一度も意識を失うことなく2:00に起床! 装備一式は既に車に積んであるので、簡単な朝食を取り、ホットドリンクを入れたサーモスをザックに詰め、出発!! 天気は晴れのはずだが、自衛隊駐屯地のゲートを過ぎた辺りから小雪がちらつく。 まだ真っ暗で富士山のシルエットも、星空も見えなかったので、不安もあったが、そのうち止むだろうと車を走らせる。 太郎坊洞門脇の駐車スペースには既に5台!最奥にバックで車を駐車し、準備を始める。 途中の馬返し付近にある温度表示が-1℃だったので、ここは-3℃ぐらいか! 小雪も降り続いているが、取り敢えずヘッドライト点灯し、真っ暗闇の中を歩きだす。 御殿場口の駐車場と大石茶屋の脇を抜け、まっすぐに続く下山道を進む。 砂礫地帯ではあるが、夏とは違い硬く締まってまだ歩きやすい。問題は厳冬期用の硬くて重いブーツか! 次郎坊辺りから斜度が上がると、下山道を歩くのが辛くなり、登山道側にシフトする。今後雪が降れば直登でokですね。 段々と明るくなって、いつの間にか雪も止んでいましたが、大分明るくなっても厚い雲に阻まれ、なかなか御来光が拝めず、 スッキリとした日の出ではなかった感じです。 カメラもバッグにしまったまま、とにかく歩き続けました。 冬の富士山は基本西風!冬型が強まると北よりに、低気圧が来ると南よりにシフトするらしい。 富士吉田・須走から登ると常に右側から、富士宮側からは左から強風が吹き付けることが多いという。 かつて気象庁職員の通勤路だった御殿場ルートは、登り始めは強い向かい風が吹き付けるが、 5合目程からは富士山そのものが強い西風を遮ってくれるため、不思議と穏やかになる。 この日も積雪が出始めた5合辺りからは、時に無風になることもあり、いつも大きな勘違いをしてしまう! ところが8合目を越えると富士山という壁がなくなり、頂上を乗越してくる上からの風や 吉田側や富士宮方面から吹き抜ける左右入り乱れての強風が、まったく予想が付かない突風となって、 上下左右から襲い掛かってくる! 長田尾根登山路建設記念碑から頂上までは、強烈なウインドクラストでアイゼン、ピッケルも撥ね返すカチカチのアイス斜面だが、氷の状態を見ながら自由に動きやすい夏道登山道の大弛沢ルートを行くのが良いか、それとも、かつて鉄柵があった長田尾根のシェルターと多少の取っ掛かりにはなるゴツゴツとした氷を頼りに、さらに強風に晒される尾根上のルートを行くのかは、その時の状況に合わせて判断していくしかないのだろう。 気温と風の絶対値合計が40になると、超絶厳しいと聞いたことがありますが、25日はこの時期としては 穏やかな天候で、風速は詳しくわかりませんが、気温は頂上12:00で-16.5℃! 絶対値の合計も30前後だったかもしれません。 天気も良く、運も良かったと思います。 今回も多くの人たちの活動日記、記録レポートを参考にさせていただきました。 今年もいろいろお世話になりました。また来年もよろしくお願い申し上げます。 ご覧いただきました皆様!良い年末年始をお過ごし、お迎えください。

富士山 8合目!朽ち果てた旧見晴館越しの山頂♪
写真で見るとちょっと小高い丘で、簡単に登れそうな気がします。
8合目!朽ち果てた旧見晴館越しの山頂♪ 写真で見るとちょっと小高い丘で、簡単に登れそうな気がします。
富士山 8合目より宝永山方面!富士山自体が壁となって穏やかだった風が、この辺りを境に劇的に変わる。
8合目より宝永山方面!富士山自体が壁となって穏やかだった風が、この辺りを境に劇的に変わる。
富士山 長田尾根とその記念標柱!尻尾というよりは角かな?
左だけ角が生えてきてます。
長田尾根とその記念標柱!尻尾というよりは角かな? 左だけ角が生えてきてます。
富士山 ここもモクモクと育ってきてます♪
ここもモクモクと育ってきてます♪
富士山 雲の白波が押し寄せてきてますね。
エビの尻尾の陰で風を避けながら小休止&着替え!
雲の白波が押し寄せてきてますね。 エビの尻尾の陰で風を避けながら小休止&着替え!
富士山 ここでは登山道を示すロープがまだ埋もれてないですね。
硬く凍り付いた雪面は、鍾乳洞の石灰岩の様だ!
ここでは登山道を示すロープがまだ埋もれてないですね。 硬く凍り付いた雪面は、鍾乳洞の石灰岩の様だ!
富士山 今年の2月に撤退したのがこの辺だろうか?
夏道のロープはほとんど埋もれてしまっている。
今年の2月に撤退したのがこの辺だろうか? 夏道のロープはほとんど埋もれてしまっている。
富士山 写真ではわかりにくいが、フラットな1枚ガラスのようでカチカチのアイスバーン!なるほど、転倒したら止められないなと実感!強風にも恐れおののく。
写真ではわかりにくいが、フラットな1枚ガラスのようでカチカチのアイスバーン!なるほど、転倒したら止められないなと実感!強風にも恐れおののく。
富士山 御殿場口頂上直下の所謂、ビクトリーロード!
標高差にして200m程か?魔のスケートリンク斜面を抜け、ちょっと安心!下りのことは後で考えることとし先に進む。
御殿場口頂上直下の所謂、ビクトリーロード! 標高差にして200m程か?魔のスケートリンク斜面を抜け、ちょっと安心!下りのことは後で考えることとし先に進む。
富士山 御殿場頂上の鳥居が見えた。いつも音楽を聴きながら登っているが、この辺りでのBGMは確か、yes:こわれもの!
御殿場頂上の鳥居が見えた。いつも音楽を聴きながら登っているが、この辺りでのBGMは確か、yes:こわれもの!
富士山 御殿場口頂上到着!
御殿場口頂上到着!
富士山 奥に見えるのが銀明水の鳥居!
奥に見えるのが銀明水の鳥居!
富士山 銀明水鳥居越しの火口!
銀明水鳥居越しの火口!
富士山 火口!
火口!
富士山 富士宮口方面!鳥居が埋まっているが行ってみることに!
富士宮口方面!鳥居が埋まっているが行ってみることに!
富士山 富士宮口頂上!
富士宮口頂上!
富士山 浅間大社奥宮!鳥居が白く燃えているようだ!
二拝二拍手一拝!無事の下山を祈るしかない。
浅間大社奥宮!鳥居が白く燃えているようだ! 二拝二拍手一拝!無事の下山を祈るしかない。
富士山 剣ヶ峰!
剣ヶ峰!
富士山 雲海&駿河湾!
雲海&駿河湾!
富士山 馬の背の鉄柵!強風に吹き飛ばされそうになったら、しがみつけば良いという安心感!
馬の背の鉄柵!強風に吹き飛ばされそうになったら、しがみつけば良いという安心感!
富士山 来ました!旧富士山測候所!
来ました!旧富士山測候所!
富士山 剣ヶ峰より火口!
剣ヶ峰より火口!
富士山 日本最高峰富士山剣ヶ峰標柱!
日本最高峰富士山剣ヶ峰標柱!
富士山 富士宮口頂上方面を見下ろす!
富士宮口頂上方面を見下ろす!
富士山 展望台!アメダスの山頂気温を下山後に確認したところ-16.5℃!寒いね!
展望台!アメダスの山頂気温を下山後に確認したところ-16.5℃!寒いね!
富士山 電子基準点の向こうには八ヶ岳!
電子基準点の向こうには八ヶ岳!
富士山 10分程過ごし下山!勿論ここを登ってきたはずだが、トレースもない。BGM♪yes:close to the edge!
10分程過ごし下山!勿論ここを登ってきたはずだが、トレースもない。BGM♪yes:close to the edge!
富士山 御殿場口頂上より帰路を伺う!この直ぐ下からのアイスバーン斜面がホントに怖かったです。
御殿場口頂上より帰路を伺う!この直ぐ下からのアイスバーン斜面がホントに怖かったです。
富士山 かなり下ってきて7合目過ぎた3,000m付近!山頂と共に今日の難関ルート足跡を振り返る!
かなり下ってきて7合目過ぎた3,000m付近!山頂と共に今日の難関ルート足跡を振り返る!
富士山 まだ先は長いが無事帰れそう♪ここまでくると風も穏やか!アイゼンの効きも良い。
まだ先は長いが無事帰れそう♪ここまでくると風も穏やか!アイゼンの効きも良い。
富士山 山中湖方面!丹沢もきれいに見えました。
山中湖方面!丹沢もきれいに見えました。
富士山 宝永山!釜の中と外の明暗がクッキリ♪差路が面白い!
宝永山!釜の中と外の明暗がクッキリ♪差路が面白い!
富士山 大自然による鏡面仕上げ!
大自然による鏡面仕上げ!
富士山 積雪は五合2,600m付近から!大砂走をひたすら歩く!軽く柔らかい靴に履き替えたい。
積雪は五合2,600m付近から!大砂走をひたすら歩く!軽く柔らかい靴に履き替えたい。
富士山 この時期のこの時間帯かはいつも濃い霧が出ることが多いが、この日はそうでもなかった。
この時期のこの時間帯かはいつも濃い霧が出ることが多いが、この日はそうでもなかった。

活動の装備

  • マムート(MAMMUT)
    Nordwand TL
  • グリベル(GRIVEL)
    G12・オーマチックSP
  • その他(Other)
    CirqueAdze60cm
  • ファイントラック(finetrack)
    アクティブスキンロングスリーブ
  • アークテリクス(ARC'TERYX)
    アルファ SV ジャケット メンズ

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