活動データ
タイム
10:10
距離
16.6km
のぼり
2493m
くだり
2498m
活動詳細
すべて見るこの時期の富士登頂には、事故や規制の話もあり、賛否両論色々あるとは思います。 職場でも自分の身を案じてのことだとは思いますが、あぶないよ!自殺行為だ!とか言われたりしたので、 皆さんからのスタンプ、コメント&いいね!評価を頂き、かなり嬉しく感じでおります^^ イヴかクリスマスかで、てんくら&アメダスなどを見ながら考えて、25日と決め早めに床に就く。 が、いつもより早すぎる時間と緊張とで、まったく眠れず結局、一度も意識を失うことなく2:00に起床! 装備一式は既に車に積んであるので、簡単な朝食を取り、ホットドリンクを入れたサーモスをザックに詰め、出発!! 天気は晴れのはずだが、自衛隊駐屯地のゲートを過ぎた辺りから小雪がちらつく。 まだ真っ暗で富士山のシルエットも、星空も見えなかったので、不安もあったが、そのうち止むだろうと車を走らせる。 太郎坊洞門脇の駐車スペースには既に5台!最奥にバックで車を駐車し、準備を始める。 途中の馬返し付近にある温度表示が-1℃だったので、ここは-3℃ぐらいか! 小雪も降り続いているが、取り敢えずヘッドライト点灯し、真っ暗闇の中を歩きだす。 御殿場口の駐車場と大石茶屋の脇を抜け、まっすぐに続く下山道を進む。 砂礫地帯ではあるが、夏とは違い硬く締まってまだ歩きやすい。問題は厳冬期用の硬くて重いブーツか! 次郎坊辺りから斜度が上がると、下山道を歩くのが辛くなり、登山道側にシフトする。今後雪が降れば直登でokですね。 段々と明るくなって、いつの間にか雪も止んでいましたが、大分明るくなっても厚い雲に阻まれ、なかなか御来光が拝めず、 スッキリとした日の出ではなかった感じです。 カメラもバッグにしまったまま、とにかく歩き続けました。 冬の富士山は基本西風!冬型が強まると北よりに、低気圧が来ると南よりにシフトするらしい。 富士吉田・須走から登ると常に右側から、富士宮側からは左から強風が吹き付けることが多いという。 かつて気象庁職員の通勤路だった御殿場ルートは、登り始めは強い向かい風が吹き付けるが、 5合目程からは富士山そのものが強い西風を遮ってくれるため、不思議と穏やかになる。 この日も積雪が出始めた5合辺りからは、時に無風になることもあり、いつも大きな勘違いをしてしまう! ところが8合目を越えると富士山という壁がなくなり、頂上を乗越してくる上からの風や 吉田側や富士宮方面から吹き抜ける左右入り乱れての強風が、まったく予想が付かない突風となって、 上下左右から襲い掛かってくる! 長田尾根登山路建設記念碑から頂上までは、強烈なウインドクラストでアイゼン、ピッケルも撥ね返すカチカチのアイス斜面だが、氷の状態を見ながら自由に動きやすい夏道登山道の大弛沢ルートを行くのが良いか、それとも、かつて鉄柵があった長田尾根のシェルターと多少の取っ掛かりにはなるゴツゴツとした氷を頼りに、さらに強風に晒される尾根上のルートを行くのかは、その時の状況に合わせて判断していくしかないのだろう。 気温と風の絶対値合計が40になると、超絶厳しいと聞いたことがありますが、25日はこの時期としては 穏やかな天候で、風速は詳しくわかりませんが、気温は頂上12:00で-16.5℃! 絶対値の合計も30前後だったかもしれません。 天気も良く、運も良かったと思います。 今回も多くの人たちの活動日記、記録レポートを参考にさせていただきました。 今年もいろいろお世話になりました。また来年もよろしくお願い申し上げます。 ご覧いただきました皆様!良い年末年始をお過ごし、お迎えください。
活動の装備
- マムート(MAMMUT)Nordwand TL
- グリベル(GRIVEL)G12・オーマチックSP
- その他(Other)CirqueAdze60cm
- ファイントラック(finetrack)アクティブスキンロングスリーブ
- アークテリクス(ARC'TERYX)アルファ SV ジャケット メンズ
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