天神コースと、P399から水引の滝までの区間を解明するべく、情報の乏しいまま天神コースの登山口に向かう。 まずこの登山口の位置から未確認なのだが、だいたいの見当をつけて林道を進むとすぐにあった。 気温25度を超える今年初の夏日ということもあってか、非常に身体が重く登りでなかなか調子が出ない上に、水引の滝から上の登山道は未整備のため、ルートファインディングとシダの藪漕ぎに非常に手間取ったが、なんとか既存の乏しいマーキングをたどりP399から水引の滝まで降り繋ぐ事ができた。 ついでにマーキングも追加しておいたが、帰るためにここを登り返す気にはなれず、滝から上流に遡り途中からP399の南側鞍部に至る枯れ谷を登った。 ここはずっと灌木帯の中を行くのが、ルートらしき踏み跡があり比較的新しいとみられるマーキングがポツリポツリとあった。 とりあえずこの区間をしっかり繋げる方が、降りてきた尾根コースより面白みには欠けるが、シダの藪漕ぎするより遥かに快適で効率が良いだろう。 その後は観音寺山の山頂を踏んで時間切れとなった。 そして今日のお山も誰一人として会う事はなかった。
天神地区から北に登っていく林道へ
程なく、右手にため池がある。
そのため池の堰堤の向こうが怪しので行ってみる。
どうやら鉄塔巡視路の入り口のようなので入ってみる。
入ってすぐにビンゴ! 観音寺山の道標がある。
鉄塔巡視路なので、もちろん鉄塔の下に出た。
鉄塔No.12。
この辺りはツツジがまだまだ咲いている。
林間の感じの良い山道が続いている。
どうしてこうなるのか、この木だけ根こそぎ傾いている。
トド岩という看板があった。
いったん西の池コースに合流する。
西の池に立ち寄ってみた。
しばらくP399方面との分岐がある。
P297辺りから西にチラチラ見えるピークが気になったので、尾根づたいに行ってみたが、山頂手前でシダの藪に阻まれて撤退した。 その際途中にあった印象的な木。
P399にて
P399の樹間から観音寺山が望める。
P399の次のピークには、北東向きの展望岩もあった。
西を向くと熊山も望める。
水引の滝方面に少し下ると、また展望の良い一枚岩の斜面に出る。
水引の滝から一旦少し下り、ダイレクトに沢筋を水引の滝に沢登りしてみた。
水引の滝の下部に4mぐらいの厳しいギャップがある。
このギャップはボルダーグレードでは5-6級ぐらいだろうが、湿っている上にオンサイトでクライムダウンもできないので、かなりシビれたが、なんとか突破できた。
突破したギャップを上からのぞいてみた。
水引の滝方面からの帰りの縦走路の雰囲気。
お約束の観音寺山南展望台から。
そして観音寺山山頂。
尾根コースを下山することに。 途中の第一展望台。 あまり展望は無い。
ウラシマソウだった。