Looking Back② 「大天井岳」天国と地獄の縦走路 -2019-07-27

2020.05.02(土) 日帰り

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「YAMAP」を始める前に登った山々を、再び登ったつもりで振り返る そのときの思いをつむぎながら、妄想レポート‼️ 振り返るのは2019年7月  燕岳、大天井岳、常念岳の2泊3日の縦走路  妄想登山、北アルプス縦走も2日目に突入 燕山荘を出発し、大天井岳を経由して常念小屋を目指します これから台風が直撃することは分かっており、 天候は確実に悪化していくはず このまま中房温泉に下山するか、 常念小屋を目指するか 決断を下さなくてはなりません 現時点では 超快晴  これから進む表銀座縦走路の先には槍ケ岳が聳え立ちます んーこれはいくしかない 進もう‼️ ということで、天国と地獄の縦走が始まります 3日目は常念岳へ to be continued…

常念岳・大天井岳・燕岳 朝食は2回転目にいただきました
前日に頼めばお弁当にすることも可能です

 この時点で
このまま下山するか?
先に進むべきか?
かなり悩んでました
というのも午後から台風が接近して猛烈な悪天の予報
夕方からは台風直撃予定

常念岳からの下山は沢沿いを下るので
増水すると通れなくなる危険があります
最悪、常念小屋にもう一泊の可能性もあり
途中エスケープルートもないので
降りるか進むか決めないといけません
朝食は2回転目にいただきました 前日に頼めばお弁当にすることも可能です この時点で このまま下山するか? 先に進むべきか? かなり悩んでました というのも午後から台風が接近して猛烈な悪天の予報 夕方からは台風直撃予定 常念岳からの下山は沢沿いを下るので 増水すると通れなくなる危険があります 最悪、常念小屋にもう一泊の可能性もあり 途中エスケープルートもないので 降りるか進むか決めないといけません
常念岳・大天井岳・燕岳 外に出ると
日が登ってました
雲海の下には安曇野市内が見えます
綺麗ですねー
外に出ると 日が登ってました 雲海の下には安曇野市内が見えます 綺麗ですねー
常念岳・大天井岳・燕岳 谷間を埋め尽くす雲海

今だからわかる
層雲 いわるゆ霧雲
高くとも2,000M以下のところで見られます
今だと雲の種類でおおよその標高の検討がつきます
谷間を埋め尽くす雲海 今だからわかる 層雲 いわるゆ霧雲 高くとも2,000M以下のところで見られます 今だと雲の種類でおおよその標高の検討がつきます
常念岳・大天井岳・燕岳 槍ヶ岳がくっきりと見えます
よーく見ると小槍も見えますね

アルプス1万尺
小槍の上でアルペン踊りを 
さぁ 踊りましょ♪
の小槍ですね(笑)
槍ヶ岳がくっきりと見えます よーく見ると小槍も見えますね アルプス1万尺 小槍の上でアルペン踊りを  さぁ 踊りましょ♪ の小槍ですね(笑)
常念岳・大天井岳・燕岳 何度見ても美しい
燕岳
何度見ても美しい 燕岳
常念岳・大天井岳・燕岳 波打つような雲海に見惚れてしまいますね
波打つような雲海に見惚れてしまいますね
常念岳・大天井岳・燕岳 雲海の先には裏銀座の山々
雲海の先には裏銀座の山々
常念岳・大天井岳・燕岳 表銀座縦走路
表銀座縦走路
常念岳・大天井岳・燕岳 再び槍ケ岳
再び槍ケ岳
常念岳・大天井岳・燕岳 燕岳の遥か彼方には立山
燕岳の遥か彼方には立山
常念岳・大天井岳・燕岳 太陽の光にざわめきだす雲海がとても綺麗
太陽の光にざわめきだす雲海がとても綺麗
常念岳・大天井岳・燕岳 眩しい
眩しい
常念岳・大天井岳・燕岳 再び表銀座縦走路の起点へ
遠くには槍ヶ岳
あの槍ケ岳を見ながら進む道
さて、どうする?
そろそろ決めなくては

どっちつかずだったつま先が
この道を歩きたいと訴える
背中と踵に力が入る
さぁ荷物をまとめよう
再び表銀座縦走路の起点へ 遠くには槍ヶ岳 あの槍ケ岳を見ながら進む道 さて、どうする? そろそろ決めなくては どっちつかずだったつま先が この道を歩きたいと訴える 背中と踵に力が入る さぁ荷物をまとめよう
常念岳・大天井岳・燕岳 進もう!天国への散歩道
だってこんな晴天だもの
いかなければ後悔の山に埋もれてしまいそう
進もう!天国への散歩道 だってこんな晴天だもの いかなければ後悔の山に埋もれてしまいそう
常念岳・大天井岳・燕岳 ここが起点
いざ出立
ここが起点 いざ出立
常念岳・大天井岳・燕岳 この稜線
素敵すぎますね

台風の陰など微塵も感じません
景色を楽しみかなりのんびりと進んでしまいました
ゆえに、地獄に落ちました😓
この稜線 素敵すぎますね 台風の陰など微塵も感じません 景色を楽しみかなりのんびりと進んでしまいました ゆえに、地獄に落ちました😓
常念岳・大天井岳・燕岳 遠くには
槍ケ岳
遠くには 槍ケ岳
常念岳・大天井岳・燕岳 その槍ヶ岳を見ながら歩く
表銀座縦走路
まさに
天国への階段
を登っていくような
その槍ヶ岳を見ながら歩く 表銀座縦走路 まさに 天国への階段 を登っていくような
常念岳・大天井岳・燕岳 めくるめく変わる景色
歩くほどに近くなる槍ケ岳
めくるめく変わる景色 歩くほどに近くなる槍ケ岳
常念岳・大天井岳・燕岳 ズームアップ
あの先っちょに立ってみたい
先端恐怖症ですが、大丈夫かな
その前に東鎌尾根を通れる勇気はあるのだろうか
ズームアップ あの先っちょに立ってみたい 先端恐怖症ですが、大丈夫かな その前に東鎌尾根を通れる勇気はあるのだろうか
常念岳・大天井岳・燕岳 表銀座と裏銀座の間には大規模な雲海
表銀座と裏銀座の間には大規模な雲海
常念岳・大天井岳・燕岳 ゴツゴツとした危険な岩肌もたまにはあります
ゴツゴツとした危険な岩肌もたまにはあります
常念岳・大天井岳・燕岳 歩いてきた稜線を振り返る

トレランの方とも何度かすれ違いました
ここトレランって 贅沢の極み
たぶん自分が歩く二泊三日の行程を1日で走るのでしょうねー
荷物減らせば距離的には自分もいけると思います
でも、もったいなくてそんなことできません
ゆっくりと味わいながら歩きたい
歩いてきた稜線を振り返る トレランの方とも何度かすれ違いました ここトレランって 贅沢の極み たぶん自分が歩く二泊三日の行程を1日で走るのでしょうねー 荷物減らせば距離的には自分もいけると思います でも、もったいなくてそんなことできません ゆっくりと味わいながら歩きたい
常念岳・大天井岳・燕岳 近づくにつれて
神々しさが増していく
近づくにつれて 神々しさが増していく
常念岳・大天井岳・燕岳 見えてきました
大天井岳
山頂直下に小さく見えるのが、大天荘
燕山荘に泊まらず、初日でここまでくるのも全然ありですね
見えてきました 大天井岳 山頂直下に小さく見えるのが、大天荘 燕山荘に泊まらず、初日でここまでくるのも全然ありですね
常念岳・大天井岳・燕岳 裏銀座の山々も近い
裏銀座の山々も近い
常念岳・大天井岳・燕岳 名だたる裏銀座の山々を一堂に眺める
いつかは裏銀座の山々も巡ってみたい
名だたる裏銀座の山々を一堂に眺める いつかは裏銀座の山々も巡ってみたい
常念岳・大天井岳・燕岳 これが喜作新道を通した小林喜作のレリーフ
この辺りから天気は下り坂

思ったよりも崩れるの早い
ヤバイかも💧
これが喜作新道を通した小林喜作のレリーフ この辺りから天気は下り坂 思ったよりも崩れるの早い ヤバイかも💧
常念岳・大天井岳・燕岳 どんどん霧が濃くなります
鎖場 切通岩を超えます
どんどん霧が濃くなります 鎖場 切通岩を超えます
常念岳・大天井岳・燕岳 この辺りがこのコースとしては一番の難所ですが
大したことはありませんと
今だから言えます
この辺りがこのコースとしては一番の難所ですが 大したことはありませんと 今だから言えます
常念岳・大天井岳・燕岳 分岐点
このまま表銀座縦走路を進み槍ヶ岳を目指すこともできます 
どちらに行っても百名山 さすが北アルプスの交差点
予定通り大天荘を目指します
分岐点 このまま表銀座縦走路を進み槍ヶ岳を目指すこともできます  どちらに行っても百名山 さすが北アルプスの交差点 予定通り大天荘を目指します
常念岳・大天井岳・燕岳 歩いてきた稜線を振り返ると
雲が覆い隠そうとしてます
これが天候悪化のシグナルでした
南からの暖かい湿った空気がどんどん吹き込んで
雲が出来ます
歩いてきた稜線を振り返ると 雲が覆い隠そうとしてます これが天候悪化のシグナルでした 南からの暖かい湿った空気がどんどん吹き込んで 雲が出来ます
常念岳・大天井岳・燕岳 大天荘に到着
まだ大丈夫です
大天荘に到着 まだ大丈夫です
常念岳・大天井岳・燕岳 荷物をデポして
大天井岳山頂へ
荷物をデポして 大天井岳山頂へ
常念岳・大天井岳・燕岳 大天井岳山頂へ到着
標高2922M
今回の縦走の最高到達点ですね
何も見えません
大天井岳山頂へ到着 標高2922M 今回の縦走の最高到達点ですね 何も見えません
常念岳・大天井岳・燕岳 ほこらあり
強風が吹き荒れ、視界もなし
本来ならここから槍ケ岳を間近に望めるはずでしたが残念
ほこらあり 強風が吹き荒れ、視界もなし 本来ならここから槍ケ岳を間近に望めるはずでしたが残念
常念岳・大天井岳・燕岳 どんどん雲が湧いてきます
風も強くなってきました
あっという間にみるみる崩れていく天気
台風の足音が聞こえます
どんどん雲が湧いてきます 風も強くなってきました あっという間にみるみる崩れていく天気 台風の足音が聞こえます
常念岳・大天井岳・燕岳 これから歩く常念岳への縦走路
午前中の天気とは打って変わって
青空は姿を消し
雲がどんどん湧いてきます
これから歩く常念岳への縦走路 午前中の天気とは打って変わって 青空は姿を消し 雲がどんどん湧いてきます
常念岳・大天井岳・燕岳 進むも戻るもここが中間地点
進むしかない

次は宿泊先、常念小屋を目指します
台風より早く着ければいいのですが…
進むも戻るもここが中間地点 進むしかない 次は宿泊先、常念小屋を目指します 台風より早く着ければいいのですが…
常念岳・大天井岳・燕岳 分岐点 この天気で進路を間違えるとヤバなので慎重に確認しながら進みます
常念岳方面へ
分岐点 この天気で進路を間違えるとヤバなので慎重に確認しながら進みます 常念岳方面へ
常念岳・大天井岳・燕岳 晴れていれば気持ちの良いはずの縦走路
晴れていれば気持ちの良いはずの縦走路
常念岳・大天井岳・燕岳 ここで遠くから雷鳥の親子を見ることができました
どこに写っているのもうわかりません
ここで遠くから雷鳥の親子を見ることができました どこに写っているのもうわかりません
常念岳・大天井岳・燕岳 雪もありますね
雪もありますね
常念岳・大天井岳・燕岳 燕岳の宿泊者はほとんど下山したんでしょうね
台風ですもんね
なので
縦走路はほとんど人がいません
慎重に素早く進みめす
燕岳の宿泊者はほとんど下山したんでしょうね 台風ですもんね なので 縦走路はほとんど人がいません 慎重に素早く進みめす
常念岳・大天井岳・燕岳 どんどん霧が濃くなります
まもなくホワイトアウト
どんどん霧が濃くなります まもなくホワイトアウト
常念岳・大天井岳・燕岳 雪渓の近くに
チングルマが咲いてました
癒されますねー
雪渓の近くに チングルマが咲いてました 癒されますねー
常念岳・大天井岳・燕岳 谷間からどんどん湧き立つ雲が怖い
まもなく雨が降り出しました
谷間からどんどん湧き立つ雲が怖い まもなく雨が降り出しました
常念岳・大天井岳・燕岳 しばらくすると
叩きつけるような大粒雨と暴風が吹き荒れます 
ここからが地獄の縦走路

リュックカバーがバタバタと激しく音を立てます
飛ばされそう
台風が接近しているのが分かります
とても写真を撮れる状況ではなく
ここから小屋まで写真なし
ジオグラフィカでルートを頻繁に確認しながら
一人、暴風雨に耐え、歯を食いしばって
進みました

周りには全く登山者はいません
視界もなく道迷いしそうな箇所も何箇所かありました
常に孤独と恐怖と向き合いながら歩き続けました
しばらくすると 叩きつけるような大粒雨と暴風が吹き荒れます  ここからが地獄の縦走路 リュックカバーがバタバタと激しく音を立てます 飛ばされそう 台風が接近しているのが分かります とても写真を撮れる状況ではなく ここから小屋まで写真なし ジオグラフィカでルートを頻繁に確認しながら 一人、暴風雨に耐え、歯を食いしばって 進みました 周りには全く登山者はいません 視界もなく道迷いしそうな箇所も何箇所かありました 常に孤独と恐怖と向き合いながら歩き続けました
常念岳・大天井岳・燕岳 長かった
やっと常念小屋に到着
ほっとして脱力
今度は別の不安
明日、一ノ沢に下れるのか心配です
このまま下山すべきか
一泊すべきか悩みます
そのことを小屋のおばさんに尋ねると
行ってみなきゃわからないと何とも不親切
たしかにそうなんでしょうけどね

燕山荘とは雰囲気が全く違います
こちらは泊めてやる的なノリなんですよね
中のトイレ借りるのも牛丼若しくはカレーを食べねばなりません

それでも、懲りずに事あるごとにおばさんに話しかけていると、お互いの子供の話をしたりいつの間にか仲良く慣れました🤝
長かった やっと常念小屋に到着 ほっとして脱力 今度は別の不安 明日、一ノ沢に下れるのか心配です このまま下山すべきか 一泊すべきか悩みます そのことを小屋のおばさんに尋ねると 行ってみなきゃわからないと何とも不親切 たしかにそうなんでしょうけどね 燕山荘とは雰囲気が全く違います こちらは泊めてやる的なノリなんですよね 中のトイレ借りるのも牛丼若しくはカレーを食べねばなりません それでも、懲りずに事あるごとにおばさんに話しかけていると、お互いの子供の話をしたりいつの間にか仲良く慣れました🤝
常念岳・大天井岳・燕岳 覚悟を決めた宿泊
どしゃぶりの雨の中、沢沿いを降りていくのも怖かったので
泊まります
そうと決まれば
ビールを飲みつつまたまたカレー
レインウェアやズボンは至る所までビショビショなので、乾燥室で乾かしてます
1日で天国と地獄を味わいました
でも無事小屋までたどり着けて良かった
覚悟を決めた宿泊 どしゃぶりの雨の中、沢沿いを降りていくのも怖かったので 泊まります そうと決まれば ビールを飲みつつまたまたカレー レインウェアやズボンは至る所までビショビショなので、乾燥室で乾かしてます 1日で天国と地獄を味わいました でも無事小屋までたどり着けて良かった
常念岳・大天井岳・燕岳 夕食タイム
またまたソロ登山者グループで食事
皆さん台風情報を報じるテレビに釘付けでした
この辺りを直撃していくようです
深夜過ぎには通過していく予定
果たしてどうなることか 明日下山できるのか
外はバケツをひっくり返したような雨が地面に叩きつけ、唸るような風音が不気味に響きます

ここまでくると
もうどうにでもなれという感じで
またまたビールを飲みます
食後は関東からこられたソロの女性と山談義をしつつ飲み続けました
夕食タイム またまたソロ登山者グループで食事 皆さん台風情報を報じるテレビに釘付けでした この辺りを直撃していくようです 深夜過ぎには通過していく予定 果たしてどうなることか 明日下山できるのか 外はバケツをひっくり返したような雨が地面に叩きつけ、唸るような風音が不気味に響きます ここまでくると もうどうにでもなれという感じで またまたビールを飲みます 食後は関東からこられたソロの女性と山談義をしつつ飲み続けました
常念岳・大天井岳・燕岳 こちらが寝床
今回は一人一枚
快適です
明日の天候が心配で寝れず
何度も外の様子を確認に行きました

これにて2日目終了
果たして明日無事下山できるのか

3日目に続く
こちらが寝床 今回は一人一枚 快適です 明日の天候が心配で寝れず 何度も外の様子を確認に行きました これにて2日目終了 果たして明日無事下山できるのか 3日目に続く

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