大村湾から、多良山系を縦走して、諫早湾におりて、諫早湾の干拓地にかかる潮受堤防をつっきり、島原半島に上陸し、雲仙山系を縦走して島原湾におりる。 3つの湾を通過する。sea to sea 男のロマンである。 累積標高は5000m弱とそれほどでもないが。 28日の誰ものっていない終電車で大村湾へ。誰もいない駅舎(ローカル線で普段からおそらく誰もいない)を23時にスタート。誰もいない山へはいっていく。 途中の公園は誰もいないとおもったのだが、24時過ぎなのに車が数台いて驚いた。まずは群岳。夜のトレイルはひさしぶり。9月の武尊以来か。レースだと人がいるのでよいのだが、練習だと誰もいないので少々不安になる面はある。 ここまで1000mの上り。気温も低すぎることなくよい。長崎のトレイルはわかりにくいところが多いが。 続いて経ヶ岳。最後の上りつめは厳しい。夜景が少し見える。くだって、金泉寺。予定どおり、だんだんと夜が明けてくる。多良岳に上がる。ご来光までは見えず。 おりて、下山口までいくと長いロード。速度を上げていきたいところだが、速度あがらず。レースにしばらくでていないので巡行速度があがらない。しばらくレースもないと思われるので、速度をあげて走る気にもならない。 だらだらと下っていると暑くなってくる。降りたところのコンビニで冷やし中華。上手い。ビールはさすがにやめておいた。 諫早干拓の潮受堤防、多良雲仙シーラインをタンタンと南下。約8キロ。前方には、雲仙の山々。結構とおい。天気は非常によい。 島原半島に上陸。またまたコンビニで補給。 最初はロードで標高をあげていって、九州自然道。思ったより時間がかかっている。80キロ程度であれば、もう少し早く走れると思ったのだが、巡行速度がかなり遅い。正午もかなり過ぎてやっと雲仙のとりつき。ここもタンタンとあがっていく。 普賢岳には時計回りで平成新山などを見学。景色もよくパノラマを楽しめた。ただ、変な羽虫が多くてうざかった。 普賢岳からは下るだけ。イージーな下りをタンタンと。仁田峠からマイナーな登山道を下る。かっては整備されていたのだろうが、朽ち果てている感じだった。 途中で、右脛にシンスプリント発生。対してはしってもいないのに痛みを感じる。最後のほうは無理をせず歩き。イージーなトレイルやロードを歩いていてはさらに時間かかる。 降りた後も結構時間かかる。海はすぐそこだが。 なんだかんだで、18時間30分くらいで島原港到達。海から海へは気分よし。 帰りはこれまた一人しかのっていないローカル線でビールを飲みながら帰った。