桜人〜さくらびと〜 日野美歌

2020.04.26(日) 日帰り

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演歌歌手の日野美歌さんのエッセイを新聞から切り抜きました。 私の住む横浜の桜🌸は、早々と3月前半に開花してしまい、自称桜人のわたしとしては、少しでも長くと願うも、見頃は4月に届かずでした。 桜人という言葉は、「源氏物語」の巻名に登場します。🌸🍺🌸お花見は貴族のものだったとおもわれがちですが、春に田んぼの神が、山から里に帰って来た印に🌸が咲き、神のおもてなしに、村人が🌸に集まったことが、お花見の始まりとも言われています。 🌸桜はくっついて咲き、やがて散り散りになり、川面を染める🌸花筏に集まっても、また離れ離れになります。幾年月か後の春、花にも再開があるかもしれません。花の一つ一つ🌸人間一人一人も、🌸輪廻転生の中にいるように思うのです。 桜🌸はたとえ幹が折れても、何も言わず春には咲き、春が短くても冬が長くても、あるがまま、全てを受け入れて生きています。 人はいつも困難はすぐに逃れたいともがき、良いことが続くことを望みます。どちらも一瞬のこと、今の大切さを教えてくれる桜🌸の生きざまが、私が🌸を愛してやまない理由の一つなのです。

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