【新型コロナ考慮登山:その3日目】 前日は、2座 計画していたが、強風のため北岳 1座を巡った。そして、本日は大きな山容の当山と周辺の瀑布を目指した。 《新型コロナ感染防止関連》 ⚪安部総理からの要請 ・3密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避ける→特に人との接触を最低7割、極力8割減らす。 ⚪鹿児島県知事からの要請 ・県外への移動と県内離島への移動自粛 ・県外からの移動自粛 ⚪ ヤマップからのお願い ・不要不急の外出は控え、家にいるのが最善の選択 ※ただ、地域差や置かれている現状が大きく異なるので、この状況下で登山をするのであれば、下記に留意(簡略表記) ・公共機関利用を避ける ・グループ登山は避ける ・都道府県をまたぐ登山は控える ・危険がある山やコースを避ける ⚪日本登山医学会からのお願い ・「緊急事態宣言」発令中は所属地域の行政指導に従う ・登山前の2週間に感染拡大地を訪問していないか…確認する ・体調を慎重に管理 ・3密を避ける ・徹底した手洗い ・天気予報に注意(悪天候は体力を削ぐ) ↓ 以上を念頭に置き、下記のように対策を立て、登山に出かけることにした。 1 平日の県内マイナー山を選択する(自家用車使用のソロ) 2 コンビニ.飲食店利用を削減するために、食糧を持参する 3登山口までに悪路がある場合は、車を使用せず徒歩で行く 4天候や体力に配慮して山行する (3と4は、自らの事故で各種救助活動の足を引っ張らないため…)
宿発 (鹿屋ニューワールドホテル) 7:40 登山開始(大川林道の途中スペース) ※沢の音が心地よい
すぐに車両通行止の看板 (いいポイントに駐車できたようだ)
林道を約2.5km、40分歩いて…
入山
しばらくすると徒渉
いい感じの山道を進むと、
異形の巨木ががこちらに来る。
番人だな。
その後も、特徴木が…
次々に現れる。
ケルンに参加する。
昨日の北岳同様、森深く緑濃く、蔓トゲ植物ないお山だ。
水と妖精の森で…
清水をいただき、火照った体と乾いた喉を癒す…がっ!→この後…
赤テープ見失い、正規ルート模索中→ヤマップを見ると、小ピークが近いので、まず、そこを目指す。
おっ、きっと、あれが大尾岳だ。
方向がわかったので、がしがし進むことにする。(吉と出るか凶と出るか? 内心、不安でバクバク!
よかった!戻れたようだ。
ん?でも、へんな位置で分岐標識と出合ったぞ。(本来は、大川林道の方向から来るはず)
コースアウトで心身消耗しているが、花を見ると元気が戻る→花男子ではないが、これ不思議
ギンリョウソウの親子も「気をつけてくださいよ」と言っているような…
突然、ナマケモノが現れると
ガレ場の急坂直登が始まる。
そしてこの木に「わっ!」と驚かされたら
頂に到着→展望が得られないので…
展望所に移動する。
巨大な倒木の上部に第1展望所があり、
展望を楽しんだ→歩いてきた稜線かな?
肝属山地を一望だ。
荒西山の後方に稲尾岳の大きな山容
肝属山地の主峰 甫与志岳から左に三岳参りの稜線も見える。
そして第2展望所へ
後方に野首嶽と辻岳が見えた。
肉眼では、錦江湾の向こうにうっすらと開聞岳まで見えた。
この展望所は、素晴らしいビューポイントだか、やや場所が分かりづらかった。
下山して、再度、頂を通過
三差路分岐を正規ルート(大川林道)に進み、
赤テープをしっかり辿って、往路どこでミスったか確認しよう!
ここだ!ミスポイント→本来はこの赤テープを見たら、右に進む所を、見落として左に登っている。
ケルン通過
番人を後ろから見たら、「またね👋」と言っていた。
そして登山口
ここからは、気分を変えて、滝巡りをして帰ろう。
歩を進めると、吾平(あいら)富士と呼ばれる中岳が顔を出した。
まず、おしどりの滝
花崗岩を気持ちよく滑り落ちている。
次に特攻の滝
屋久島に似た勢いある大滝だ。 ※説明文を読んで、近づけなかった。
3つめは一本松の滝
呑み込まれそうな切迫感。
最後は杖立ての滝
二段下りで…
美しい滝壺を見せてくれた。
好展望、麗瀑布を備える当山に感謝して、終了 ※往来登山者…0名
大尾岳の頂(中央)を確認して、次の福師岳(昨日の予定山)に移動した。