高塚山ソノドから霊仙山へ

2020.04.16(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 24
休憩時間
59
距離
17.0 km
のぼり / くだり
1585 / 1584 m
5
1 6
1 18
1 11
23
1 12
1 1
34
2

活動詳細

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緊急事態宣言が出ても山には向かう。ただしマイナールートを歩く。 木曜日、ド平日にソノド道を歩いて薮谷峠を経て霊仙山の登山道に合流する、登山者に会う可能性は限りなくゼロに近いと思われる。 養老カントリークラブ方面に向かい登山口に向かう。 時山の登山口に到着、川沿いのお墓の近くに車が数台停められるスペースがあったので駐車。準備して6時にスタート。 少し戻って舗装された林道を登って行くとすぐに左側に入り口がある。 情報通りのハシゴがあったのでそれを登って高塚山への急登の始まり。 ちなみに車はハシゴの所にも広場があるので停められるようになっていた、次回はここを使おう。 スタートからかなりの急登である。身体が温まらないうちからのこの登りはなかなか辛いものがある。すぐに鉄塔が現れ「高塚山直登」の標識があるのでザレ場を登った。 直登とあったが左手にも踏み跡があったのでこの無駄に足場の悪いザレ場は登らなくてよかったのではないかと後に思った。 高塚山までは相変わらずの急登が続く。右手に猿登などの低山が連なる稜線を見ながら1時間ちょっとで高塚山山頂。 ここからソノドまで下って登る。 「下って登るソノド道」と書かれている真っ赤な木札に導かれて林の中を歩く。 それにしても「ソノド道」というネーミングはかっこいい。不思議と北斗の拳を彷彿させる。テンションも上がる。 山に向かって尾根を歩くだけなのだが広めの尾根なので道を外さないように注意して歩く。注意して歩けば迷う事ないがどこも歩きやすいので血迷って変な尾根に入り込まないようにしたい。 歩いていると目の前のあれがソノド山頂かなと思うのだが実際は奥の奥のそのまた奥である。アップダウンがあるわけではないが登っても登ってもその先があるので ガッカリダメージが蓄積されてしまい疲れる。 約2時間半でソノド到着。休憩。 ここから先が今回の肝である。 ソノドから先はかなり厳しいと言われるがどの程度のものか興味深い。 が、あまり怖かったり痛かったりするのは避けたいところである。 強烈なヤブだったらどうしようか? しかし悩んでいてもしょうがないのでとりあえず先に進んだ。 ソノドをまた下り登り返すとネットに突き当たる。 情報によると ネットの隙間をすり抜けて、右が縦走路、左に下っていけば林道にエスケープできるらしい。 左の様子を見るとそれほど無茶な斜面でもなかったのでこちらを選択。 結果、林道まではあっという間で、20~30分は急斜面を下りなければならないのでは?と覚悟してたので拍子抜けしてしまった。 林道をずんずん歩いて30分程度で薮谷峠に出た。右からの林道との合流点である。 薮谷峠から先は「山と高原地図」にも道は記されてない。 一応ネットで調べていたのだが 薮谷峠を背にして目の前にまた林道の分かれ道があるその間のところを登って尾根に取り付くらしい。胡散臭い入り口だったが目立たない細いロープも辛うじて下がってたのでここから入る事にした。 屈んで林の中に入ると踏み跡はそこそこ、ヤブ気味ではあるが 道を迷う事はない、というか谷山までは真っすぐ登るだけである。 踏み跡を辿って相変わらず屈み気味の姿勢で進む。 次第に灌木やらイバラのツルやら倒木やらが邪魔して歩きづらくなってきた。 尾根を外したり戻ったりの繰り返し、道なんてあってないようなもの。 まさかのソノドからのヤブ漕ぎ道の続きである。 しまった・・・下の林道に再度エスケープしようか・・・と思ったが今日は覚悟してきたわりにはラクチンな道ばかり歩いてきたので、我慢して進む事にした。 次第に視界が開けあとは適当に歩いて上へ上へと行ったら先日様子見で来た谷山からの分軌道に出た。 とりあえず本日の目標は達成、あとは霊仙山までと思ったが、帰りの登り返しの体力と時間に余裕をもたなければならないので山頂まで行かず避難小屋までとした。 避難小屋では先客がいたので密を避け強風にさらされながら外でおにぎりを食べた。霊仙山は平日にも関わらず数組の登山者が見られた。 中に人がいるにも関わらず2組ほど登山者が更に小屋の中に入って行った、しらんぷりして帰る事にした。 帰りは谷山から先の分岐で尾根と尾根の間のなだらかな所を一気に下りて林道まで。行きで苦労した所は避けて帰った。 ソノド、高塚山の登り返しは疲れた身体にはガツンと来た。 あと、下りはフカフカの落ち葉やらで歩きやすいが、ずんずん行ってると何度も道を外してしまいピンクテープやら標識に助けられた。注意が必要。 8時間半でゴール。平日登山にしてはやり過ぎた感もあったがたまにはよいだろう。誰もいない事を良い事に最後は川に裸で飛び込んだら恐ろしく冷たかった。 山で死なずに危うく川で心臓マヒで死ぬ所だった。 おしまい。

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