活動データ
タイム
10:35
距離
19.8km
のぼり
1988m
くだり
1973m
活動詳細
すべて見るコロナに負けるな。 緊急事態宣言で、コロナを感染させない、感染しない。 集団登山は、当分できそうにありません。 ということで、ソロです。 行ってみたかった 八経ヶ岳の最難関ルート 双門コース。 日本百名山の一つである大峰山・八経ヶ岳に至る、日本百名爆・双門の滝を擁するロングルートです。 関西の登山好きなら一生に一度はチャレンジしてみたい、近畿最難関と言われるルートでもあります。 死者がでているので万人には勧められないルート、安全確保は自己責任でお願いします。 □ 山行ルート □ 熊渡〜双門の滝〜狼平〜弥山〜八経ヶ岳〜明星ヶ岳~熊渡 □ 標準山行タイム □ 14時間30分 □ 難易度 □ 技術面:落ちたら死亡する箇所あり ハシゴ、鎖多数。 コース通りにちゃんと歩けば安全という保証はなしです。 大峯や鈴鹿は、アルプスの岩場より不確定要素が多くて怖いです。 ルートファインディング面:要読図力 地図、コンパス、GPS必須です。 テープによる目印はありますが、間隔がかなり空いています。 携帯の電波も、ほぼはいりません。 体力面:13時間は連続歩行できる体力必須 双門ルートは登れても下れない箇所がいくつかあるため、途中で引き返すことはできません。狼平まではエスケープもありません。 体力に自信がない場合は、狼平の避難小屋か弥山小屋で一泊するか、狼平から八経ヶ岳は経由せずに熊渡へ下山しましょう。 天候面:雨や残雪は厳禁 雨が降ると沢の水量があがるので、難易度が格段にあがります。 スリップして滑落する可能性が増します。そういった意味では雨の日の翌日などもやめた方がよいでしょう。 □ 装備 □ 地図 コンパス GPS(YAMAPでも可) 食料 水(狼平までは沢沿なので最悪水は汲める) エマージェンシーキット バーナーセット(非常用) レインウェア上下 ヘッドライト(日が暮れる可能性があるため必須) ヘッドライト(必ず予備も) 充電器 ストック 熊鈴(双門ルートは、ほとんど人が通らないので遭遇の可能性あり) ◇ 登山口から分岐、双門コース入り口まで ◇ 熊渡の入り口に、車が5台くらい駐車ができるスペースがあります。 ここから、5時20分スタートです。 双門ルートで、迷ったりすると日暮れになります。 行く人は、6時30分までに出発しましょう。 双門コースは、金引尾根との分岐を左へ進みます。 そして、河原に出たらそのまま歩いて行きましょう。 そうすれば、ガマ滝に出ます。 ここからがいよいよ双門コースです。 ◇ 双門コースは、ハシゴの連続 ◇ 双門コースは、ハシゴ、鎖の連続です。 リボンはついていますが、間隔が広く迷いやすいです。 ただハシゴ、クサリがあるということは、ルートは間違っていないので安心です。 日本滝100選 双門の滝までは、かなり高度感がある箇所があります。落ち着いて登りましょう。 双門の滝からは、一度沢から外れて尾根を登って下るルートです。迷いやすいので地図で確認しながら登りましょう。 ◇ 4/3は、沢を登って行きます ◇ 途中からは、沢を登って行きます。 ただ数日前に降った雪で登山道が見えません。 ただでさえ分かりにくいルートなのに、ややこしい。 おまけに、滑ります。歩きやすい沢沿いを進みました。 狼平の手前から、沢が2本に分かれます。 右側の沢沿いを進みましょう。 そして、最後はハシゴや整備された沢の横の崖をつたって、狼平避難小屋到着。 かなりの疲労度です。 ◇ 狼平から、弥山、八経ヶ岳、明星ヶ岳 まさかの登場人物 ◇ 雪でくるぶしまで、埋まります。 中々前に進みません。天気は良かったので、気持ち的には楽でした。 狼平避難小屋からは、一般登山道なので安心して歩けます。 ただ雪で登山道が見えなかったので、リボンを頼りに進みました。 そして、予定通り12時 弥山到着。 ここで、まさかの登場人物が・・・ なかもとのひでちゃんです。 私が、双門コースにチャレンジすることを伝えていたので、予定を合わせ山頂で待っていてくれました。 今日は、テン泊するそうです。たぶん私が遭難したら、助けを呼んでくれるためだと思います。 やさしい心遣いに感謝です。 せっかくなので、一緒に八経ヶ岳、明星ヶ岳に登頂しました。 そして、明星ヶ岳で別れを告げて、13時30分下山開始です。 ◇ 急いで下る 下山ルート ◇ 下山ルートに、トレースがあったので迷わず進めました。 そして、金引尾根との分岐で、ようやく雪がなくなり登山道が見えました。 一刻も早く下山したいので、休まず下山。 無事に16時、熊渡 到着。 久しぶりに、充実感たっぷりの山行でした。 とてもハードな双門コース。 もう一度行くかと言われれば、・・・ なぜかというと、景色がほとんど見えません。ずっと一人で沢を登ります。 そして、人の気配がしないので、クマとの遭遇の可能性があります。会いたくありません。 もし挑戦される人は、事前準備を万全にチャレンジしてください。 走破した時の満足感は、ハンパないです。 最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございました。
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