八経ヶ岳 最難関ルート 双門コース ソロ 2020.4.16

2020.04.16(木) 日帰り

活動データ

タイム

10:35

距離

19.8km

のぼり

1988m

くだり

1973m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 35
休憩時間
1 時間 41
距離
19.8 km
のぼり / くだり
1988 / 1973 m
25
25
21
6
18
1 37

活動詳細

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コロナに負けるな。 緊急事態宣言で、コロナを感染させない、感染しない。 集団登山は、当分できそうにありません。 ということで、ソロです。 行ってみたかった 八経ヶ岳の最難関ルート 双門コース。 日本百名山の一つである大峰山・八経ヶ岳に至る、日本百名爆・双門の滝を擁するロングルートです。 関西の登山好きなら一生に一度はチャレンジしてみたい、近畿最難関と言われるルートでもあります。 死者がでているので万人には勧められないルート、安全確保は自己責任でお願いします。 □ 山行ルート □ 熊渡〜双門の滝〜狼平〜弥山〜八経ヶ岳〜明星ヶ岳~熊渡 □ 標準山行タイム □ 14時間30分 □ 難易度 □ 技術面:落ちたら死亡する箇所あり ハシゴ、鎖多数。 コース通りにちゃんと歩けば安全という保証はなしです。 大峯や鈴鹿は、アルプスの岩場より不確定要素が多くて怖いです。 ルートファインディング面:要読図力 地図、コンパス、GPS必須です。 テープによる目印はありますが、間隔がかなり空いています。 携帯の電波も、ほぼはいりません。 体力面:13時間は連続歩行できる体力必須 双門ルートは登れても下れない箇所がいくつかあるため、途中で引き返すことはできません。狼平まではエスケープもありません。 体力に自信がない場合は、狼平の避難小屋か弥山小屋で一泊するか、狼平から八経ヶ岳は経由せずに熊渡へ下山しましょう。 天候面:雨や残雪は厳禁 雨が降ると沢の水量があがるので、難易度が格段にあがります。 スリップして滑落する可能性が増します。そういった意味では雨の日の翌日などもやめた方がよいでしょう。 □ 装備 □ 地図 コンパス GPS(YAMAPでも可) 食料 水(狼平までは沢沿なので最悪水は汲める) エマージェンシーキット バーナーセット(非常用) レインウェア上下 ヘッドライト(日が暮れる可能性があるため必須) ヘッドライト(必ず予備も) 充電器 ストック 熊鈴(双門ルートは、ほとんど人が通らないので遭遇の可能性あり) ◇ 登山口から分岐、双門コース入り口まで ◇ 熊渡の入り口に、車が5台くらい駐車ができるスペースがあります。 ここから、5時20分スタートです。 双門ルートで、迷ったりすると日暮れになります。 行く人は、6時30分までに出発しましょう。 双門コースは、金引尾根との分岐を左へ進みます。 そして、河原に出たらそのまま歩いて行きましょう。 そうすれば、ガマ滝に出ます。 ここからがいよいよ双門コースです。 ◇ 双門コースは、ハシゴの連続 ◇ 双門コースは、ハシゴ、鎖の連続です。 リボンはついていますが、間隔が広く迷いやすいです。 ただハシゴ、クサリがあるということは、ルートは間違っていないので安心です。 日本滝100選 双門の滝までは、かなり高度感がある箇所があります。落ち着いて登りましょう。 双門の滝からは、一度沢から外れて尾根を登って下るルートです。迷いやすいので地図で確認しながら登りましょう。 ◇ 4/3は、沢を登って行きます ◇ 途中からは、沢を登って行きます。 ただ数日前に降った雪で登山道が見えません。 ただでさえ分かりにくいルートなのに、ややこしい。 おまけに、滑ります。歩きやすい沢沿いを進みました。 狼平の手前から、沢が2本に分かれます。 右側の沢沿いを進みましょう。 そして、最後はハシゴや整備された沢の横の崖をつたって、狼平避難小屋到着。 かなりの疲労度です。 ◇ 狼平から、弥山、八経ヶ岳、明星ヶ岳 まさかの登場人物 ◇ 雪でくるぶしまで、埋まります。 中々前に進みません。天気は良かったので、気持ち的には楽でした。 狼平避難小屋からは、一般登山道なので安心して歩けます。 ただ雪で登山道が見えなかったので、リボンを頼りに進みました。 そして、予定通り12時 弥山到着。 ここで、まさかの登場人物が・・・ なかもとのひでちゃんです。 私が、双門コースにチャレンジすることを伝えていたので、予定を合わせ山頂で待っていてくれました。 今日は、テン泊するそうです。たぶん私が遭難したら、助けを呼んでくれるためだと思います。 やさしい心遣いに感謝です。 せっかくなので、一緒に八経ヶ岳、明星ヶ岳に登頂しました。 そして、明星ヶ岳で別れを告げて、13時30分下山開始です。 ◇ 急いで下る 下山ルート ◇ 下山ルートに、トレースがあったので迷わず進めました。 そして、金引尾根との分岐で、ようやく雪がなくなり登山道が見えました。 一刻も早く下山したいので、休まず下山。 無事に16時、熊渡 到着。 久しぶりに、充実感たっぷりの山行でした。 とてもハードな双門コース。 もう一度行くかと言われれば、・・・ なぜかというと、景色がほとんど見えません。ずっと一人で沢を登ります。 そして、人の気配がしないので、クマとの遭遇の可能性があります。会いたくありません。 もし挑戦される人は、事前準備を万全にチャレンジしてください。 走破した時の満足感は、ハンパないです。 最後まで長文にお付き合いいただきありがとうございました。

八経ヶ岳 熊渡の入り口からスタートします。
熊渡の入り口からスタートします。
八経ヶ岳 登山届を提出して
登山届を提出して
八経ヶ岳 分岐を、左へ いよいよ双門コースです。
分岐を、左へ いよいよ双門コースです。
八経ヶ岳 最初は、河原を進みます。
最初は、河原を進みます。
八経ヶ岳 途中、リボンあり
途中、リボンあり
八経ヶ岳 矢印、ありがたし。
矢印、ありがたし。
八経ヶ岳 そろそろ河原が終了します。
そろそろ河原が終了します。
八経ヶ岳 ハシゴなどで、進みます。
ハシゴなどで、進みます。
八経ヶ岳 落ちそう。
落ちそう。
八経ヶ岳 沢沿いは、川を行ったり来たりで、ルートがわかりずらい。
沢沿いは、川を行ったり来たりで、ルートがわかりずらい。
八経ヶ岳 「双門 弥山 緑歩道」と書いていますが、ハイキングではここはこれません。
「双門 弥山 緑歩道」と書いていますが、ハイキングではここはこれません。
八経ヶ岳 たまに看板あり
たまに看板あり
八経ヶ岳 木の根っこを支えに登ります。
木の根っこを支えに登ります。
八経ヶ岳 よく見る、くぐる場所
よく見る、くぐる場所
八経ヶ岳 急登を登ります。
急登を登ります。
八経ヶ岳 長いハシゴが出てきました。
長いハシゴが出てきました。
八経ヶ岳 クサリからハシゴのコラボ
クサリからハシゴのコラボ
八経ヶ岳 標高が高くなり、景色が開けてきました。
標高が高くなり、景色が開けてきました。
八経ヶ岳 雪が出てきました。
雪が出てきました。
八経ヶ岳 日本滝100選 双門の滝
日本滝100選 双門の滝
八経ヶ岳 今にも、壊れそうなハシゴ。
今にも、壊れそうなハシゴ。
八経ヶ岳 このハシゴを下って、沢に下ります。
このハシゴを下って、沢に下ります。
八経ヶ岳 日陰なのか、雪が多いです。
滑ります。慎重に。
日陰なのか、雪が多いです。 滑ります。慎重に。
八経ヶ岳 沢まで、ずっと急な下り。
沢まで、ずっと急な下り。
八経ヶ岳 沢が見えてきました。
沢が見えてきました。
八経ヶ岳 雪で、登山道がわかりません。
雪で、登山道がわかりません。
八経ヶ岳 ここから、沢を登っていきます。
ここから、沢を登っていきます。
八経ヶ岳 リボンはありますが、ルートは不明瞭。
リボンはありますが、ルートは不明瞭。
八経ヶ岳 ルートがわからないので、地図とコンパスで方向だけ確認し進みます。
ルートがわからないので、地図とコンパスで方向だけ確認し進みます。
八経ヶ岳 雪でまったくルートがわかりません。
雪でまったくルートがわかりません。
八経ヶ岳 たまにハシゴがあれば、ルートが間違えていなかったことに安心します。
たまにハシゴがあれば、ルートが間違えていなかったことに安心します。
八経ヶ岳 沢の横にルートがあるはずですが、雪で埋まってわかりません。
沢の横にルートがあるはずですが、雪で埋まってわかりません。
八経ヶ岳 なんとなく進みます。
なんとなく進みます。
八経ヶ岳 この辺りが、登山道かな?
この辺りが、登山道かな?
八経ヶ岳 沢を登る
沢を登る
八経ヶ岳 日記でよく見るハシゴ発見。
日記でよく見るハシゴ発見。
八経ヶ岳 ここも雪で滑るので慎重に
ここも雪で滑るので慎重に
八経ヶ岳 ようやく双門コースを抜けました。
ようやく双門コースを抜けました。
八経ヶ岳 狼平避難小屋、真っ白
狼平避難小屋、真っ白
八経ヶ岳 今から、弥山に向かいます。
今から、弥山に向かいます。
八経ヶ岳 雪が、くるぶしまで埋まります。
雪が、くるぶしまで埋まります。
八経ヶ岳 この辺りからは、雪山です。
天気が良いので進みます。
この辺りからは、雪山です。 天気が良いので進みます。
八経ヶ岳 弥山からの八経ヶ岳と明星ヶ岳
弥山からの八経ヶ岳と明星ヶ岳
八経ヶ岳 弥山小屋
弥山小屋
八経ヶ岳 大峯の山々。
大峯の山々。
八経ヶ岳 八経ヶ岳山頂からの眺め
八経ヶ岳山頂からの眺め
八経ヶ岳 八経ヶ岳、ピークハント
八経ヶ岳、ピークハント
八経ヶ岳 では、明星ヶ岳に向かいましょう
では、明星ヶ岳に向かいましょう
八経ヶ岳 雪、深すぎ
雪、深すぎ
八経ヶ岳 本日は、風もゆるく最高の景色です。ただ早く下山しないと日が暮れます。
本日は、風もゆるく最高の景色です。ただ早く下山しないと日が暮れます。
八経ヶ岳 明星ヶ岳、ピークハント
明星ヶ岳、ピークハント
八経ヶ岳 トレースをたどって急ぎます。
トレースをたどって急ぎます。
八経ヶ岳 トレースがなければ、ルートを探すのに時間がかかったはず。感謝です。
トレースがなければ、ルートを探すのに時間がかかったはず。感謝です。
八経ヶ岳 狼平との分岐
狼平との分岐
八経ヶ岳 とにかく雪で足が取られます。
とにかく雪で足が取られます。
八経ヶ岳 金引尾根との分岐です。
ようやく雪が減ってきました。
金引尾根との分岐です。 ようやく雪が減ってきました。
八経ヶ岳 急な尾根を下ります。リボンは多いです。
急な尾根を下ります。リボンは多いです。
八経ヶ岳 このポイントを左へ。
そのまま直進して迷うポイントです。
このポイントを左へ。 そのまま直進して迷うポイントです。
八経ヶ岳 金引尾根は、いつも暗いです。
金引尾根は、いつも暗いです。
八経ヶ岳 ようやく尾根を下りました。
ようやく尾根を下りました。
八経ヶ岳 双門コースとの分岐
双門コースとの分岐
八経ヶ岳 この崩落地は、今後修復しないような気がします。
この崩落地は、今後修復しないような気がします。
八経ヶ岳 無事に下山しました。
ありがとうございました。
無事に下山しました。 ありがとうございました。

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