平清水集落からの続きです。上七尾、下七尾集落は、常住の住人はいないそうですが、犬がいる家があり、完全な廃集落ではないようです。車が走れる道もあり、アプローチは容易です。最後に訪れた日影林集落跡は、その名のとおり鬱蒼とした山林の中に、ひっそりとありました。
上七尾集落に到着
神社ですね、上七尾集落は昭和54(1979)年に離村
周囲には倒壊家屋の残骸が
廃屋。陽当たりが良い物件は、樹木に喰われやすい。
管理されていて、きれいです。
まだ使われてます。
こちらは廃屋。
さすがに使ってはいないだろう。
林道を歩きます。
下七尾までは、ここから山中を歩きます。
初めは判りやすい。
唯一のビューポイント。富士川町の市街地が見えます。
なんかある。
電柱建ててるのかな。資材やら、古い木電柱が転がってます。
こっちにも。
まだある。どうも建柱ではなく、解体作業の途中で放棄されたようですね。
小さな祠があります。
こういうのを見落としちゃいかんです。道の分岐とかによくある。
こういう人工の石積とか
人が踏んだ跡とか。ルートを探す大事な手がかりです。
下七尾集落が見えてきました。
下七尾集落に到着。
住人はいない模様ですが、犬は3~4頭いました。メチャクチャ吠られました。
廃屋に監視カメラは、なんか違和感。
常住の人はいないそうですが、犬の飼い主や、別荘として借りてる人がいるらしい。
結構きれいにしてある。
廃屋の壁に何か貼ってある。
左はたのきんトリオですね。右はよく見えませんが、のりおよしお、theぼんち、サブロー・シローではないかと。
まだ、しばらくは健在でしょう。
集落の奥には神社。
神社の先は道は判然としません。道路に下るか、また登るか。
国土調査票を頼りに、登ります。
石積みが。
農地の跡だね。平な場所を得るために、どれほどの労力が費やされたのか。
小さな祠まで戻ってきました。目印があるのは安心します。
再び林道歩き。何故か小屋が・・
ポンプ?山火事消火用ですかね。
森林総研?
立派な舗装道がありました。
舗装道終わり。
作業道を行きます。
出た。日影林集落跡か。
土蔵。昭和30年代に無人化した模様。
道を中心に整然と屋敷や農地跡があります。
井戸?
小屋
山林に埋もれつつある
さ、帰りましょう。
無事下山。車まで舗装道路を歩きます。
忍沢養殖場の桜。本日も長々とお付き合いありがとうございました。