オボコンベ・桐ノ目山(360度の絶景と春の花々)

2020.04.11(土) 日帰り

活動データ

タイム

05:08

距離

7.2km

のぼり

680m

くだり

677m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 8
休憩時間
1 時間 48
距離
7.2 km
のぼり / くだり
680 / 677 m
1 6
40
1 56
7

活動詳細

すべて見る

 春の花を訪ねての山旅、最終章はオボコンベから桐ノ目山周回のコースを選びました。今年は新緑が萌え出るのが早く、4月中旬には新緑を楽しむ山旅となりそうです。  オボコンベという山名は、「子供をおんぶしたような形」だとか、アイヌ語に由来するだとか、いろいろな説があるようです。あの特異な岩頭は、標高600m足らずなのに、不思議な存在感がありますね。  これまでオボコンベには十数回登っています。最初のうちは沢沿いのコースを歩きましたが、流木が多く、次第に荒れてきたので、今は尾根歩きに変わりました。  通常の登山コースとは逆回りに、本砂金川を渡渉して尾根に登り、しばらく稜線歩きを楽しんで岩頭を目指します。山頂からは桐ノ目山側に下りて、尾根伝いに桐ノ目山を目指します。桐ノ目山からは大東岳を見ながらブナの美林を行き、鉄塔からは巡視路を利用して登山口に戻ります。  このコースの見所をまとめてみます。 1 オボコンベ山頂からの360度の大展望 2 イワウチワの小群落(オボコンベ)とカタクリの群生(桐ノ目山) 3 小さな岩場登りのちょっとしたスリル 4 美しいブナの二次林(桐ノ目山)  これにナメ沢歩きを加えることができますが、今回の尾根コースでは、沢を歩く機会があまりありません。  この日は天気がよく、さらに見通しもよかったので、蔵王連峰から二口山塊、船形連峰の白い峰々をじっくりと眺めることができました。この日すれ違ったのは、3人のパーティーが3組、ペアが2組、単独2名の15名でした。  コロナウィルスの渦中にある現在、何となく肩身が狭いような気持ちで山歩きをしていますが、皆さんはいかがでしょうか。山は三密の環境にはなく、散歩やジョギングも普通に行なって良いという政府発表を踏まえると、山歩きも許容されていると思いますが、次の諸点を守って、しばらくの間、静かに一人で自然を楽しむことにしようと思っています。 1 山歩きは一人でする 2 たくさんの登山者が歩くコースは歩かない(宮城県内では、刈田岳、熊野岳、不忘山、栗駒山、ツツジの咲く頃の徳仙丈山) 3 県外の山には遠征しない 4 日帰りで登る。山小屋には泊まらない 5 公共交通機関は利用しない(自家用車使用・相乗りもしない) 6 帰りに温泉や飲食店、土産物店に寄ったりしないで自宅に直帰する

オボコンベ山・桐ノ目山 秋保・長袋付近から川崎方面を眺めます。蔵王連峰が小さく顔を出しています。
秋保・長袋付近から川崎方面を眺めます。蔵王連峰が小さく顔を出しています。
オボコンベ山・桐ノ目山 駐車場所付近にはタチツボスミレが咲いていました。
駐車場所付近にはタチツボスミレが咲いていました。
オボコンベ山・桐ノ目山 本砂金川を渡渉します。登山靴では渡るのに苦労しますが、今日は長靴です。
本砂金川を渡渉します。登山靴では渡るのに苦労しますが、今日は長靴です。
オボコンベ山・桐ノ目山 キブシが咲いています。
キブシが咲いています。
オボコンベ山・桐ノ目山 道端にショウジョウバカマを見つけました。
道端にショウジョウバカマを見つけました。
オボコンベ山・桐ノ目山 昨夜は冷え込んだらしく、登山道に霜柱が立っていました。
昨夜は冷え込んだらしく、登山道に霜柱が立っていました。
オボコンベ山・桐ノ目山 ブナの林に入ります。この辺りは一気に雰囲気が変わり、山の中に来た気分になります。
ブナの林に入ります。この辺りは一気に雰囲気が変わり、山の中に来た気分になります。
オボコンベ山・桐ノ目山 イワウチワが咲いています。登山道の脇には、小群落があちこちに見られます。
イワウチワが咲いています。登山道の脇には、小群落があちこちに見られます。
オボコンベ山・桐ノ目山 急な登りを数回、稜線に乗り上げました。正面にオボコンベを見ながら歩きます。
急な登りを数回、稜線に乗り上げました。正面にオボコンベを見ながら歩きます。
オボコンベ山・桐ノ目山 いよいよ岩頭部への登りが始まりました。かなりの急登です。手を使わなければ登れません。
いよいよ岩頭部への登りが始まりました。かなりの急登です。手を使わなければ登れません。
オボコンベ山・桐ノ目山 ロープや鎖を掴んで慎重に登ります。
ロープや鎖を掴んで慎重に登ります。
オボコンベ山・桐ノ目山 山頂部が見えてきました。もう少し!
山頂部が見えてきました。もう少し!
オボコンベ山・桐ノ目山 オボコンベ山頂です。今日は誰もいません。
オボコンベ山頂です。今日は誰もいません。
オボコンベ山・桐ノ目山 マンモス岩の向こうに、蔵王連峰と二口山塊が横たわっています。白い峰々が美しい!
マンモス岩の向こうに、蔵王連峰と二口山塊が横たわっています。白い峰々が美しい!
オボコンベ山・桐ノ目山 大東岳のアップ。今年は雪が少ないことがわかります。
大東岳のアップ。今年は雪が少ないことがわかります。
オボコンベ山・桐ノ目山 雁戸山と南雁戸山。セントメリースキー場には雪がありません。
雁戸山と南雁戸山。セントメリースキー場には雪がありません。
オボコンベ山・桐ノ目山 南蔵王の杉ヶ峰周辺はまだ白く染まっています。
南蔵王の杉ヶ峰周辺はまだ白く染まっています。
オボコンベ山・桐ノ目山 仙台神室岳が大きく見えます。例年は真っ白なのですが、今年は岩肌が黒く見えています。
仙台神室岳が大きく見えます。例年は真っ白なのですが、今年は岩肌が黒く見えています。
オボコンベ山・桐ノ目山 三角の桐ノ目山の向こうに大東岳、面白山が見えます。
三角の桐ノ目山の向こうに大東岳、面白山が見えます。
オボコンベ山・桐ノ目山 対岸には鷹ノ巣山。右奥には泉ヶ岳、北泉ヶ岳が小さく見えます。
対岸には鷹ノ巣山。右奥には泉ヶ岳、北泉ヶ岳が小さく見えます。
オボコンベ山・桐ノ目山 マンモス岩。
マンモス岩。
オボコンベ山・桐ノ目山 マンモス岩の後ろからオボコンベを眺めます。
マンモス岩の後ろからオボコンベを眺めます。
オボコンベ山・桐ノ目山 山頂付近を登る登山者。
山頂付近を登る登山者。
オボコンベ山・桐ノ目山 山頂に人が見えます。
山頂に人が見えます。
オボコンベ山・桐ノ目山 オボコンベを振り返ります。
オボコンベを振り返ります。
オボコンベ山・桐ノ目山 桐ノ目山へは美しい雑木林の中を行きます。
桐ノ目山へは美しい雑木林の中を行きます。
オボコンベ山・桐ノ目山 カタクリが咲いています。宮城県のカタクリは山形県のそれよりも小ぶりです。
カタクリが咲いています。宮城県のカタクリは山形県のそれよりも小ぶりです。
オボコンベ山・桐ノ目山 ブナが目立つようになりました。
ブナが目立つようになりました。
オボコンベ山・桐ノ目山 雁戸山が見えます。
雁戸山が見えます。
オボコンベ山・桐ノ目山 南蔵王も見えます。
南蔵王も見えます。
オボコンベ山・桐ノ目山 山頂への最後の登りです。
山頂への最後の登りです。
オボコンベ山・桐ノ目山 今年初のフデリンドウ。
今年初のフデリンドウ。
オボコンベ山・桐ノ目山 桐ノ目山山頂に到着。
桐ノ目山山頂に到着。
オボコンベ山・桐ノ目山 キタテハがお出迎えです。
キタテハがお出迎えです。
オボコンベ山・桐ノ目山 船形連峰がくっきりと見えました。
船形連峰がくっきりと見えました。
オボコンベ山・桐ノ目山 美しいブナの林を下ります。
美しいブナの林を下ります。
オボコンベ山・桐ノ目山 カナヘビ発見。
カナヘビ発見。
オボコンベ山・桐ノ目山 ここにもイワウチワの小群落が点在しています。
ここにもイワウチワの小群落が点在しています。
オボコンベ山・桐ノ目山 鉄塔下から大東岳を見ます。
鉄塔下から大東岳を見ます。
オボコンベ山・桐ノ目山 広い巡視路です。
広い巡視路です。
オボコンベ山・桐ノ目山 桐ノ目山を振り返ります。
桐ノ目山を振り返ります。
オボコンベ山・桐ノ目山 青のキクザキイチゲ
青のキクザキイチゲ
オボコンベ山・桐ノ目山 樹間に桐ノ目山とオボコンベが見えます。
樹間に桐ノ目山とオボコンベが見えます。
オボコンベ山・桐ノ目山 本砂金川の支流を渡ります。
本砂金川の支流を渡ります。
オボコンベ山・桐ノ目山 白のキクザキイチゲ
白のキクザキイチゲ
オボコンベ山・桐ノ目山 エンレイソウ
エンレイソウ
オボコンベ山・桐ノ目山 スミレサイシン
スミレサイシン
オボコンベ山・桐ノ目山 二度目の渡渉です。以前ここには橋がかかっていました。
二度目の渡渉です。以前ここには橋がかかっていました。
オボコンベ山・桐ノ目山 周囲の山々では大規模な杉の間伐が行われています。
周囲の山々では大規模な杉の間伐が行われています。
オボコンベ山・桐ノ目山 登山口に戻ってきました。駐車場所まではあと5分ほどです。
登山口に戻ってきました。駐車場所まではあと5分ほどです。
オボコンベ山・桐ノ目山 道端に青のキクザキイチゲが咲いています。
道端に青のキクザキイチゲが咲いています。
オボコンベ山・桐ノ目山 菜の花畑と梅の向こうに稜線上にオボコンベが小さく見えました。
菜の花畑と梅の向こうに稜線上にオボコンベが小さく見えました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。