十勝岳 白銀に招かれて-2020-04-08

2020.04.08(水) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 14
休憩時間
1 時間 4
距離
10.9 km
のぼり / くだり
1129 / 1131 m

活動詳細

すべて見る

7都府県に緊急事態宣言が出た。 密閉・密集・密接を避け、今日は十勝岳へ。 昨年の4月13日にも十勝岳に登っている。 その時の山頂から見た富良野岳方面の眺望が素晴らしかった。 それを見たくて、また登ってしまった。 正面に富良野岳がドーンと大迫力。上ホロカメットク山・上富良野岳・三峰山・富良野岳へと続く稜線が雪の白と山肌の黒のコントラストでクッキリと浮かびあがる。 右下にはバックカントリーのメッカの三段山もよく分かる。 昨年は夕張山地も霞まないで、よく見えたが今回はかなわなかった。 夏秋の眺望も違ったよさがあるが、白いこの季節が一番気に入っている。 昨年は全行程をアイゼンでサクサクルンルン🎵で苦労した記憶がないのだが今回は違った。 避難小屋まではアイゼンで足首くらいまで沈みながらも楽に行けた。 避難小屋を出発するとすぐに脛下まで沈んだ。このまま進んだら脚がもたないと不安になった。 「違和感を無視するな❗️今する事はすぐにする❗️決断を先延ばしにするな❗️」YAMAPの記事を思いだし、避難小屋に戻りスノーシューに履き替えた。結果、大正解だった。 それでも、トレースの無い、すりばち火口までの長い急斜面はスノーシューでも足首以上沈み時々滑って膝をつく事もあった。 ゼェゼェハーハー言いながら10歩登っては止まり呼吸を整える。その繰り返しで、なんとか、すりばち火口まで来ると、カリカリではないが沈まなくなった。 あとは時間を計画よりロスした事もあり、シューを履いたまま、いつものペースで頂上まで一気に登った。 少し風はあったが十勝岳山頂は微笑むかのように私を迎え入れ、期待していた素晴らしい眺望を見せてくれた。 下りは山頂直下の稜線からの急斜面で尻ボーを試したが、ほとんど滑落状態で危険なので一度でやめた。 尻ボーは斜滑降やターンが出来ない。斜面選びや雪質が重要だと痛感した。スキーやボートより高度な状況判断が必要かもしれない。尻ボー、あなどれない。 すりばち火口から避難小屋まで急斜面はシューでは前のめりになり歩けなくなったので、すぐにアイゼンに履き替えた。下りなので沈みこんでも楽に降りられた。 最後まで天候☀️がもってくれた。 還暦を過ぎて初老になりかけた身には少々骨が折れたが、気持ちは最後まで折れなかった。 最高の充実した1日であった🎵

十勝岳・富良野岳・美瑛岳 行く途中、中富良野からの十勝岳連峰。夕方から曇りの予報。
行く途中、中富良野からの十勝岳連峰。夕方から曇りの予報。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 登山口の白銀荘前駐車場に到着。少し雲がかかている。
登山口の白銀荘前駐車場に到着。少し雲がかかている。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 まずはバックカントリーのトレースを借りてアイゼンでスタート
まずはバックカントリーのトレースを借りてアイゼンでスタート
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 前十勝岳を目指すBCとトレース
前十勝岳を目指すBCとトレース
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 BCのトレースと別れを告げ、避難小屋を目指す。
マイトレースを振り返る。
BCのトレースと別れを告げ、避難小屋を目指す。 マイトレースを振り返る。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 避難小屋が視界に入る。
避難小屋が視界に入る。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 避難小屋に到着。
扉が雪で開かないので、外でスノーシューに履き替える。
避難小屋に到着。 扉が雪で開かないので、外でスノーシューに履き替える。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 すりばち火口までの長い急斜面を登り始めている。遠ざかる避難小屋とマイトレース。
すりばち火口までの長い急斜面を登り始めている。遠ざかる避難小屋とマイトレース。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 トレースの無い急斜面をゼェゼェハーハー言いながら登っているが、爽やかだ。
トレースの無い急斜面をゼェゼェハーハー言いながら登っているが、爽やかだ。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 だいぶん登って来た。
だいぶん登って来た。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 すりばち火口横からの美瑛岳。
白い峰に青い空。その空気感と一体感が写真では伝わり切れないのが残念。
すりばち火口横からの美瑛岳。 白い峰に青い空。その空気感と一体感が写真では伝わり切れないのが残念。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 すりばち火口横からの十勝岳。山頂前の急登までの雪原がお気に入り。
すりばち火口横からの十勝岳。山頂前の急登までの雪原がお気に入り。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 十勝岳山頂を見上げる。
十勝岳山頂を見上げる。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 山頂直下の稜線に出ると富良野岳までの峰々が見え始める。
山頂直下の稜線に出ると富良野岳までの峰々が見え始める。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 ズーム。右から富良野岳・三峰山・富良野岳・上ホロカメットク山。
ズーム。右から富良野岳・三峰山・富良野岳・上ホロカメットク山。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 頂上に到着。十勝岳の文字が雪で覆われていた。
頂上に到着。十勝岳の文字が雪で覆われていた。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 富良野岳とそこまで続く稜線。これが見たかった。
富良野岳とそこまで続く稜線。これが見たかった。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 下山途中の美瑛岳。
美瑛岳も頂上が尖っていてカッコいい。
下山途中の美瑛岳。 美瑛岳も頂上が尖っていてカッコいい。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 登って来た時のマイトレース。
ここをアイゼンで下る。
遠くに避難小屋が小さく見える。
登って来た時のマイトレース。 ここをアイゼンで下る。 遠くに避難小屋が小さく見える。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 避難小屋に到着。
扉の雪が除雪されていた。
KAzAirさん、ありがとうございました。
中に入って休憩をする。
避難小屋に到着。 扉の雪が除雪されていた。 KAzAirさん、ありがとうございました。 中に入って休憩をする。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 避難小屋と登山口間の雪原。
避難小屋と登山口間の雪原。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 エゾ松林、ここまで来れば登山口は近い。
エゾ松林、ここまで来れば登山口は近い。
十勝岳・富良野岳・美瑛岳 登山口のキャンプ場と白銀荘と駐車場。
充実した最高の1日でした🎵
登山口のキャンプ場と白銀荘と駐車場。 充実した最高の1日でした🎵

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。