【戸倉山】しろ池の彼方に浮かぶ鬼面

2020.04.05(日) 日帰り

《アプローチ》 車=1時間56分(金沢ー雨飾山麓しろ池の森駐車場) 《登山コース》 9:02しろ池の森駐車場-9:22しろ池-10:04角間池-10:53/12:09戸倉山(食事)-12:33角間池-12:49/13:04しろ池-13:27しろ池の森駐車場 《歩行時間》 登り=1時間51分、下り=1時間3分 大して期待してなかったのに、登ってみたら思いの外よかった山がいくつかある。新潟県糸魚川市にある戸倉山(標高975m)がまさにそうだった。今回誘われるまで名前も知らなかったし、ネットで検索しても同じ名前の別の山がヒットする。標高もあまり高くない。ところが、実際に山頂に立つと、海谷山塊を一望する素晴らしい展望が広がっていたのだ。 午前6時30分、クライミングジム仲間4人で金沢を出発。北陸自動車道を走行中に雨が降ってきた。この時点で期待値はすでに低い。糸魚川ICから国道148号線を南下し、根知谷入口を左折。標識に従って進み、8時26分、雨飾山麓しろ池の森の駐車場に到着。車は僕たちの1台のみ。 天気予報が正しければそろそろ晴れてもよさそうなものだが、晴れるどころか雪が降り始めた。期待値はさらに急落。まあ、行けるところまで行ってみようと、9時2分にスタート。舗装された管理道を歩いてしろ池へと向かう。 しろ池は、水面に映る雨飾山や鬼ヶ面山が美しいと評判の絶景スポット。残念ながら肝心の山々は霧に隠れて見えない。期待値は底這い状態。ここから塩や海産物の交易路だった「塩の道」の古道に入り、諏訪社跡でワカンを装着。角間池で塩の道から離れ、階段状の急坂に取りつく。雪が降り止み、そのうち木々の間から青空が見え始めた。ピクンと期待値が反応する。 いやいや、ここで過剰な期待を抱いてはいけない、と心の声が呟く。雲の合間から射した一瞬の陽光に、これまで何度裏切られてきたことか。木々の間から山が見えたが、山頂は雲に隠れている。やっぱりね、今日は仕方がない。そう自分に言い聞かせながら、頂上へと向かう。 ところが、、、ん?何か思ったより青空が広がっているんですけど。何かたくさん山が見えるんですけど。遠くに日本海らしきものまで見えるんですけど。ドカーーーン!うっすらと雪に覆われた戸倉山の山頂にたどり着くと、そこには360度の大パノラマが待っていた。頚城駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳、雨飾山、白鳥山、明星山、青海黒姫山、、、海谷山塊の主役級が勢ぞろい。これだから山登りはやめられない。 少し時間は早いが、この絶景を眺めながら食事をしよう。キャベツの千切りサラダにカップスープ。さらに、フライパンでニンニクとオリーブオイルを加熱し、エビ、タコ、ホタテ、マッシュルーム、ブロッコリ、ジャガイモを投入。栄養バランスのとれた海鮮アヒージョの美味しさは悶絶級である。 そうこうしているうちに雨飾山の頂上にあった雲が晴れた。峻厳にして重厚。おそらくこの角度から見る雨飾山が最高にカッコいい。ゴツゴツとした鬼ヶ面山の山容も魅力的である。山頂でゆっくりと海谷山塊の眺望を堪能し、午後0時9分、山頂から下り始める。 下山はツボ足。何度か雪面を踏み抜いたり、滑ったりしながら高度を下げていく。しろ池の水面はエメラルドグリーンに輝き、背後には頚城駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳が聳える。このときはまだ気づかなかったが、後から写真を見ると鬼ヶ面山の山裾に鬼のような顔形が浮かび上がっていた。 1時27分、しろ池の森駐車場に帰還。登山中、誰とも会わなかった。駐車場には他に1台止まっていたが、山菜採りに来た車のようだ。こんな見事な展望を楽しめるのに、何とも勿体ない。帰途、国道148号線沿いの糸魚川温泉「ひすいの湯」に立ち寄る。入浴料は一人900円(午後4時以降は650円)。少し熱めの湯船に浸かると全身の力が抜け、多幸感がさらに高まった。

しろ池の森駐車場に着くと雪が降ってきた。

しろ池の森駐車場に着くと雪が降ってきた。

しろ池の森駐車場に着くと雪が降ってきた。

駐車場の案内板。

駐車場の案内板。

駐車場の案内板。

管理道を歩き始める。

管理道を歩き始める。

管理道を歩き始める。

トイレと休憩所。

トイレと休憩所。

トイレと休憩所。

しろ池。

しろ池。

しろ池。

雨飾山も鬼ヶ面山も霧の中。

雨飾山も鬼ヶ面山も霧の中。

雨飾山も鬼ヶ面山も霧の中。

しろ池を周回する遊歩道が整備されている。

しろ池を周回する遊歩道が整備されている。

しろ池を周回する遊歩道が整備されている。

諏訪社跡。

諏訪社跡。

諏訪社跡。

ここでワカンを装着。

ここでワカンを装着。

ここでワカンを装着。

右手に戸倉山。

右手に戸倉山。

右手に戸倉山。

最初は2番手を歩く。

最初は2番手を歩く。

最初は2番手を歩く。

途中から先頭に代わる。

途中から先頭に代わる。

途中から先頭に代わる。

角間池のトイレ。

角間池のトイレ。

角間池のトイレ。

角間池の案内板。

角間池の案内板。

角間池の案内板。

角間池。

角間池。

角間池。

塩の道を離れ、右手の急階段に取りつく。

塩の道を離れ、右手の急階段に取りつく。

塩の道を離れ、右手の急階段に取りつく。

幻想的なブナ林。

幻想的なブナ林。

幻想的なブナ林。

少し青空が見えてきた。

少し青空が見えてきた。

少し青空が見えてきた。

青空がさらに広がる。

青空がさらに広がる。

青空がさらに広がる。

木々の間から山が見えたが、頂上には雲。

木々の間から山が見えたが、頂上には雲。

木々の間から山が見えたが、頂上には雲。

山頂までもうすぐ。

山頂までもうすぐ。

山頂までもうすぐ。

背後に見えるのは雨飾山。

背後に見えるのは雨飾山。

背後に見えるのは雨飾山。

山頂が見えた。

山頂が見えた。

山頂が見えた。

控えめな山頂標識。

控えめな山頂標識。

控えめな山頂標識。

三角点タッチ。

三角点タッチ。

三角点タッチ。

頚城駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳。

頚城駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳。

頚城駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳。

雨飾山。山頂は雲の中。

雨飾山。山頂は雲の中。

雨飾山。山頂は雲の中。

白鳥山、明星山、青海黒姫山。

白鳥山、明星山、青海黒姫山。

白鳥山、明星山、青海黒姫山。

姫川の先に日本海。

姫川の先に日本海。

姫川の先に日本海。

お約束の記念撮影。

お約束の記念撮影。

お約束の記念撮影。

山頂からのパノラマ。

山頂からのパノラマ。

山頂からのパノラマ。

絶景を眺めながら、食事の準備をする。

絶景を眺めながら、食事の準備をする。

絶景を眺めながら、食事の準備をする。

キャベツの千切りサラダにカップスープ。

キャベツの千切りサラダにカップスープ。

キャベツの千切りサラダにカップスープ。

具だくさんの海鮮アヒージョ。

具だくさんの海鮮アヒージョ。

具だくさんの海鮮アヒージョ。

雨飾山の頂上から雲が晴れた。

雨飾山の頂上から雲が晴れた。

雨飾山の頂上から雲が晴れた。

鬼ヶ面山もイケメン。

鬼ヶ面山もイケメン。

鬼ヶ面山もイケメン。

日本有数のクライミングゲレンデとして知られる明星山。

日本有数のクライミングゲレンデとして知られる明星山。

日本有数のクライミングゲレンデとして知られる明星山。

下りは再び2番手で歩く。

下りは再び2番手で歩く。

下りは再び2番手で歩く。

雨飾山に見惚れるオヤッサンの後ろ姿に見惚れる。

雨飾山に見惚れるオヤッサンの後ろ姿に見惚れる。

雨飾山に見惚れるオヤッサンの後ろ姿に見惚れる。

再びブナ林。

再びブナ林。

再びブナ林。

木々の間から鬼ヶ面山。

木々の間から鬼ヶ面山。

木々の間から鬼ヶ面山。

角間池のトイレに帰還。

角間池のトイレに帰還。

角間池のトイレに帰還。

随所に獣の足跡。

随所に獣の足跡。

随所に獣の足跡。

諏訪社跡としろ池。

諏訪社跡としろ池。

諏訪社跡としろ池。

しろ池と頸城3兄弟。

しろ池と頸城3兄弟。

しろ池と頸城3兄弟。

後で見たら、鬼ヶ面山の山裾に鬼面が浮かんでいた。

後で見たら、鬼ヶ面山の山裾に鬼面が浮かんでいた。

後で見たら、鬼ヶ面山の山裾に鬼面が浮かんでいた。

フキノトウがいっぱい。

フキノトウがいっぱい。

フキノトウがいっぱい。

しろ池と雨飾山。

しろ池と雨飾山。

しろ池と雨飾山。

しろ池の休憩所には泊まれそう。

しろ池の休憩所には泊まれそう。

しろ池の休憩所には泊まれそう。

しろ池の畔になぜか蛇口。

しろ池の畔になぜか蛇口。

しろ池の畔になぜか蛇口。

彼はこんな光景が大好き。僕も好きですけど…

彼はこんな光景が大好き。僕も好きですけど…

彼はこんな光景が大好き。僕も好きですけど…

今シーズン休業した糸魚川シーサイドバレースキー場。

今シーズン休業した糸魚川シーサイドバレースキー場。

今シーズン休業した糸魚川シーサイドバレースキー場。

鬼ヶ面山にも登ってみたいね。

鬼ヶ面山にも登ってみたいね。

鬼ヶ面山にも登ってみたいね。

戸倉山を振り返る。

戸倉山を振り返る。

戸倉山を振り返る。

しろ池の森駐車場に帰還。

しろ池の森駐車場に帰還。

しろ池の森駐車場に帰還。

糸魚川温泉「ひすいの湯」で入浴。

糸魚川温泉「ひすいの湯」で入浴。

糸魚川温泉「ひすいの湯」で入浴。

しろ池の森駐車場に着くと雪が降ってきた。

駐車場の案内板。

管理道を歩き始める。

トイレと休憩所。

しろ池。

雨飾山も鬼ヶ面山も霧の中。

しろ池を周回する遊歩道が整備されている。

諏訪社跡。

ここでワカンを装着。

右手に戸倉山。

最初は2番手を歩く。

途中から先頭に代わる。

角間池のトイレ。

角間池の案内板。

角間池。

塩の道を離れ、右手の急階段に取りつく。

幻想的なブナ林。

少し青空が見えてきた。

青空がさらに広がる。

木々の間から山が見えたが、頂上には雲。

山頂までもうすぐ。

背後に見えるのは雨飾山。

山頂が見えた。

控えめな山頂標識。

三角点タッチ。

頚城駒ヶ岳、鬼ヶ面山、鋸岳。

雨飾山。山頂は雲の中。

白鳥山、明星山、青海黒姫山。

姫川の先に日本海。

お約束の記念撮影。

山頂からのパノラマ。

絶景を眺めながら、食事の準備をする。

キャベツの千切りサラダにカップスープ。

具だくさんの海鮮アヒージョ。

雨飾山の頂上から雲が晴れた。

鬼ヶ面山もイケメン。

日本有数のクライミングゲレンデとして知られる明星山。

下りは再び2番手で歩く。

雨飾山に見惚れるオヤッサンの後ろ姿に見惚れる。

再びブナ林。

木々の間から鬼ヶ面山。

角間池のトイレに帰還。

随所に獣の足跡。

諏訪社跡としろ池。

しろ池と頸城3兄弟。

後で見たら、鬼ヶ面山の山裾に鬼面が浮かんでいた。

フキノトウがいっぱい。

しろ池と雨飾山。

しろ池の休憩所には泊まれそう。

しろ池の畔になぜか蛇口。

彼はこんな光景が大好き。僕も好きですけど…

今シーズン休業した糸魚川シーサイドバレースキー場。

鬼ヶ面山にも登ってみたいね。

戸倉山を振り返る。

しろ池の森駐車場に帰還。

糸魚川温泉「ひすいの湯」で入浴。

この活動日記で通ったコース

戸倉山 往復コース

  • 02:35
  • 4.7 km
  • 470 m
  • コース定数 11