活動データ
タイム
09:33
距離
17.5km
のぼり
1119m
くだり
1123m
活動詳細
すべて見るもし、ドラえもんがいたらどんな秘密道具を出してくれるのだろうか。 新型コロナウイルスですっかり変貌してしまった世の中も、ドラえもんだったら救ってくれるでしょう。 こんな藁にもすがる思いで最近は過ごしているが、会社の仕事はあまり代わり映えしない。 そんな中、企画が通り精神的にも肉体的にも一段落。 本番はこれからですが、一息つきたく山へ入る。 この冬、根元山から前日光の山々まで軌跡を繋げてきたが、奥日光と前日光の山とは細尾峠で切れている。 厳密には昨秋に東照宮から女峰山に登っているので大目に見れば繋がってはいるが、細尾峠はこの冬の山行シリーズではどうしても繋げておきたいポイントである。 奥日光は私の大好きなところ、心のふるさとでもある。 この冬は前日光の山々を登ってきたが、奥日光方面へ足を踏み入れたのは今年が初めて。 その踏み入れた瞬間、心が とても落ち着くのがわかる。 まるで母親の胎内に戻ったかのよう。 帰ってきましたよ、お母さん… しかし、母は厳しかった。 登り下りのない茶ノ木平での積雪、半月山山頂直前でのアイスバーン、人生なめたらいけませんね。 それでも最後には素晴らしい景色を見せてくれる。 今はどんな急斜面を登っているのだろうか。 この坂を登り切った先にはどんな光景が待っているのであろうか。 この先は不安ではあるが、ここで立ち止まる訳にはいかない。 いつも良い景色ばかりが待っているわけではないが、登ったことのある者にしかわからないものがそこにはある。 ドラえもんはいないが、人類の叡知で乗り越えることは出来るはず。 自分は自分に与えられたことを淡々とやるに過ぎないですが、それでも社会の一部を担っている自負はある。 人間、最後は精神力。 頑張るしかない。
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