ここは吉野かはたまた大野、夢見心地で桜三昧

高滝山・正木山-2020-03-30 🚴以前、大野～正木山～サントピアを自転車で走った（担いだ）。その時から「大野の桜」が気になっていたが、桜の時期に来たことがなかった。総社をグルリ囲む山の中では一番山桜の影が濃い大野・正木山辺りを散歩した。 🌸花は桜木人は武士・・何故一休和尚がそう詠んだか腑に落ちないが桜を讃えているのは間違いないだろう。藤原定家、西行法師、本居宣長も心に染む山桜の句を詠んでいる。浅野内匠頭の辞世の句の「花」も山桜のことだろうか。染井吉野の作出は江戸末期というから、詩に詠われているのは山桜のことかと思ったりする。 🌸今年は大野に向かう道沿いの吉野桜（染井吉野）と周囲の山桜の共演に間に合ったらしい。鶯の鳴き声、風のそよぎだけで人工的な音が一切入って来ない谷間、街びとにとっては貴重な場所と時間。ただただ呆けた様に佇むばかり。 🌸🐦桜を堪能した後は麻佐岐神社に向かう。途中スペインからの方（多分）に出遇ったのみで、他には誰もいない。桜は山に分け入ると却って見えなくなる。地面の花弁や木の幹で知るばかりで興は無い。鶯がチラホラ見えるので狙うが写すことは難しい。 🏞その後、狭い道を降り、総社から高梁川沿いに国道180号を南下した。右岸の山桜の密度がとても濃い事に改めて気付いた。くねくね道を桜に見とれて走るとまことに危険だから注意が要る🚗 ※ 今週はCOVIDー19禍のせいで、自宅でWeb会議なので丸々使える。今、熱など出ると自宅、職場で恐れられ、隔離されるから大変ですね💦