【金剛堂山】心の眼で見る魅惑の稜線

2020.03.29(日) 日帰り
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活動詳細

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《アプローチ》 車=1時間30分(観法寺PA-旧スノーバレー利賀) 《登山コース》 8:41栃谷登山口-10:57片折岳-12:34/13:53前金剛(食事)-14:45片折岳-15:39栃谷登山口 《歩行時間》 登り=3時間53分、下り=1時間46分 昨年5月、残雪の金剛堂山に登り、その稜線の美しさに魅了された。あの光景が忘れられず、今年も山仲間を誘って金剛堂山に登ることにした。天気が心配だが、お昼頃から回復するとの予報に期待をかける。午前6時30分に観法寺PAに3人で待ち合わせ、登山口のある富山県南砺市利賀村の旧スノーバレー利賀を目指し出発する。 驚いたことに富山県の山沿いでは雪が降っており、利賀村では除雪車が出動するほど。8時5分、旧スノーバレー利賀の駐車場に到着。先客は1台のみ。除雪車を運転していた方から栃谷登山口は除雪が終わっていると教えられ、そちらへ向かう。 栃谷登山口の駐車場には車が4台止まっていた。8時41分、百瀬川を渡り、小雪がちらつく中を出発する。登山道の勾配は比較的緩やかで、旧スノーバレー利賀からのコースより登りやすそうである。昨日まで登山道はドロドロに泥濘んでいたはずだが、今朝の降雪で真っ白になっている。この季節になってモフモフの新雪を歩けるとは思わなかった。 ツボ足でスタートし、途中からスノースパイクを装着。やがて雪が降り止み、霧氷を楽しみながら軽快に登り続ける。気温は-2〜0度。そのうち山仲間の一人が遅れ始めた。あまり調子がよくないらしい。先に行ってほしいというので、前金剛の山頂で落ち合うことにする。 片折岳(標高1,346m)を通り過ぎ、いったん下って登り返す。霧がやや深くなり、雪庇や不思議な形状をした雪の壁が現れる。雪と風が織りなす自然の造形である。新雪を歩くのは足への負担が大きい。太腿がパンパンに張り、雪面を踏み抜いた拍子に左膝も少し痛めた。歩行スピードが目に見えて落ちてくる。 午後0時34分、予定より大幅に遅れ、金剛堂山=前金剛(同1,638m)に到達。コースタイムが2時間50分のところを4時間近くかかった。視界は霧に遮られ、立山連峰の眺望どころか中金剛も見えない。先へ進むのを諦め、行動食のメロンパンを食べていると、遅れていたもう一人の山仲間が足を引きずるように頂上へたどり着いた。その姿は、さながら砲煙が燻る戦場から帰還するターミネーターのようだった(笑。 祠の横に陣取り、本格的に食事をする。ホットサンドメーカーで焼いた肉まんに、サラダ、スープ、果物という豪華版。肉まんはホットサンドより調理が簡単である。ギョーザのタレを少しつけると美味しさが2割増しになった。 食事の後、しばらく中金剛の方角を眺めながら霧が晴れるのを待ったが、幸運は訪れなかった。魅惑の稜線を心の眼に焼きつける。ワカンを装着し、1時53分、来た道を戻る。いつもどおり下山は超特急。途中からスノースパイクに履き替え、3時39分、栃谷登山口に帰還する。帰途、天竺温泉の郷に立ち寄り入浴したところ、雪焼けした顔がヒリヒリした。

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