富士講とおいぬさま

多摩湖一周トレーニング。チェックポイントは、周回コース付近にある地元富士三か所に立ち寄ること。コースをかなり外れるが狼のモニュメントがある公園に行くこと。散る桜を浴びながらのランニング。 多摩湖は別称で元々村山貯水池と呼ばれている。旧地名の村山郷から来ている。東京の人口増加に伴い1916年から1927年にかけて水源確保を目的に造られた。南側斜面に広がる広大な住宅地に湖畔という地名がついているのが面白い。余談ながら、大岡昇平の「武蔵野夫人」にこの貯水池が出て来る。作中人物の道子と勉は貯水池で嵐に遭遇する（笑）国木田の「武蔵野」の方が明らかに古典で知名度は高いが、申し訳ないことに内容を全く覚えていない。老化か・・。ちなみに「武蔵野夫人」の方は映画化もされている。ロケ地も村山貯水池を使っているかもしれない。 藤兵衛さんと狼（東大和市のHPより） https://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/34,12892,360,621,html ウォーキング・マップ/多摩湖編（同上） https://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/34,12598,360,620,html 本日のおいぬさま 中北台公園　モニュメント（御嶽系？） 東京都東大和市上北台２丁目４０３ このモニュメントが御嶽神社系という逸話（同上） https://higashiyamato.net/higashiyamatonorekishi/2016/12/25/toubeesannmonyumennto/ ある朝、いつものように仕事場へいこうと笠松坂（狭山丘陵の中にあった）を登っていくと、大きな口をあいて苦しんでいる狼が見えました。口に手を入れて、骨を取ってやると頭をひとつさげ森の中へ行ったそうです。それからというもの、狼は藤兵衛さんを朝晩送り迎えするようになりました。 藤兵衛さんは、狼が御嶽神社のお使いで大口真神（おおぐちまがみ）といわれていたので、自分を守ってくれた狼のためにお宮を造り、朝晩拝んだそうです。