活動データ
タイム
06:05
距離
13.0km
のぼり
663m
くだり
664m
活動詳細
すべて見る【注意:花見山は観光客規制中】 桃源郷と称される花見山へ向かったものの、現地に着くと花見山周辺は驚くような状態になっていました。花見山の駐車場はもちろん、シーズンに開かれる臨時駐車場も全て封鎖され、観光規制が行われていたのです。 駐車場の前や駐車場に至る道路の交差点には係員が立っていて、車で入ることはできません。徒歩で入る人は何人か見かけましたが、コロナウィルスの影響は花見山にまで及んでいました。 このような状態なので、今日は十万却(じゅうまんごう/じゅうまんこ)山にターゲットを変更し、茶屋池公園駐車場に車を進めました。ここで地元のハイカーにお会いし、話を伺うと、その方は、今朝も花見山を歩いてきたとおっしゃっていました。個人の出入りまでは規制されていないようです。 聞いた話を私なりに総合すると、団体やグループの観光客を規制しているものの、地元の方の散歩や数人のハイカーの通り抜けはできるようです。 【本日の行程】 そこでまたまた計画を変更し、茶屋池公園駐車場から十万却山を目指し、花見山を通過して茶臼山配水場に登り、そこから康善寺コースを下って茶屋池公園に戻ることにしました。歩行距離は13kmを超えるルートです。花見山では休憩せずに写真を撮りながら通過し、茶臼山配水場の先にある古峯神社で休憩を取ることにしました。 【十万却山へ】 茶屋池公園駐車場からはしばらく車道を歩きます。福島市の天然記念物「茶屋の桜」を通り過ぎ、やがて林道に入ります。道がえぐれていて、普通車の通行は無理のようです。 林道を進めば良いものを、ショートカットするために外れて林に入り、藪漕ぎをして進むと、また林道に出会いました。ここから電波塔まではすぐでした。電波塔はルートから少し外れていますが、展望に優れているので立ち寄ることをお勧めします。ここから見る福島市街の景色が素晴らしい。 電波塔から十万却山山頂までは数分の距離です。山頂で小休止としました。 【花見山を通過】 十万却山からはよく整備された道を下って行きます。樹間から福島市街や吾妻連峰が見え、爽快な歩きが楽しめます。花見山への分岐点から先に進み、地図にあった破線ルートを探しましたが、どうも見当たりません。鉄塔から先には道がありませんでした。 そこで分岐点まで戻って花見山に下りました。 花見山は閑散としていました。出会ったのは夫婦連れ2組、母親と子供2人、単独の男性3人、女性のペアでした。 花は素晴らしく、さすがに桃源郷と称されるだけはあります。封鎖状態になっているのは、なんとも惜しまれますが、コロナウィルスへの対応を考えれば仕方ありません。咲いていた花は、トウカイザクラ、サンシュ、レンギョウ、モクレン、紅梅、白梅、雪割草、ボケ、菜の花など実に様々でした。 【茶臼山配水場から康善寺コースへ】 花見山を下りて車道を歩き、茶臼山配水場へ向かいます。観光客の姿はありません。地元の方々が十数人、農作業をしていました。 舗装道路を進むと、突き当たりには通行止めの表示があり、ここから先の林道には車は入れません。林道を進むと傾斜が強くなり、しばらく登って配水場に着きます。配水場の裏側を回ると、古峯神社への道がありました。 古峯神社からは花見山が見下ろせます。ここで男女のハイカーとお話しをしました。地元の方のようです。二人が下山した後、コーヒータイムとし、あんこやのどら焼きを味わいます。 十分に休憩を取ってから康善寺コースへ下ります。このコースを歩く人はあまりいないと聞きましたが、ここは花が素晴らしい。トウカイザクラ、サンシュ、レンギョウ、紅梅、白梅が見事に花を咲かせていました。 途中、道が二手に分かれます。右の雑木林に入ってみると、その林床にはカタクリが群生していました。 雑木林から戻って、康善寺コースを下って行きます。正面に福島市街が見え、その手前にいろいろな花が咲き乱れています。ここからの景色は絶景と言えます。 下り終えてからは車道を歩き、茶屋池公園に戻ります。途中、臨時駐車場の脇を通り過ぎましたが、広い駐車場には一台の車もありません。係員が3人、手持ち無沙汰に立っていました。 【花見山の観光客規制について】 花見山は上記のような状況になっていますので、団体やグループでの訪問はできません。できるのは、周囲の里山を中心に、一人、あるいは数人で静かに歩くことくらいでしょうか。素晴らしい季節が到来しているのですが、仕方がありません。 なお、この記録は個人的な見方で書いていますので、正確な情報は地元の関係機関に問い合わせてください。コロナウィルスの影響が早く回復し、伸び伸びと花見山を楽しめる日が来ることを願っています。
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