活動データ
タイム
08:53
距離
23.4km
のぼり
1030m
くだり
1407m
活動詳細
すべて見る京都一周トレイル、本日、私は2日目!(まっちゃんは最終3日目) JR二条駅で待ち合わせ、タクシーで鷹峯を経て昨日のラスト、京見峠へ。今日はここからのスタート。 朝は、心配していた足は、気持ちも作用したのか、痛みを伴うスタートだけは逃れた。 昨日に股関節と膝をよく動かしたなぁという、足への神経感覚はかなり敏感に思える。 連日のロングトレイル、しっかりポールも使って、うまくエネルギーを分散しないと・・・。 さぁ、今日のトレイル、楽しい最終日、せっかくだから楽しもう!!と気合が入る。 京見峠からは緩やかな道がつづき、「山の家はせがわ」を通って行く。 北山杉の間を心地よく歩きながら、沢ノ池へ出る。神秘的な緑色の静かな池だ。 デイキャンプを楽しむ人たちもいて、ここにはまた来たいな、と思える静かな地。水辺はほんと不思議と癒される。 林道をくだり、高尾へでる。ここから清滝川の川べりの渓谷歩きが始まった。 陽気に誘われるような鳥の声、水の渓流のしぶきの音、春の草と土の香り、まぶしい木漏れ陽・・・なんて煌めいた景色なんだろう・・・! 疲れはいずこへ?!いつの間にか、吹き飛んでる。 たまらなく五感の開放を誘う風景だ。 いつまでも渓谷を歩いていたい・・・・、そんな幸せな渓谷道だった。 途中の渓谷沿いでお昼ご飯。 「どん兵衛」も葱を加えて、せせらぎを背景に麺をほおばると、豪華なお蕎麦だ。 外で食べるご飯は、ほんとこの上ない最高のご馳走である。 目を気持ちよく楽しませてくれる渓谷歩きも、そろそろ終盤にきて、落合橋からは舗装道路の登り。 地道にカーブを歩き続けると、保津峡のすばらしい景色が時折眼下にみえ、足を止めて撮影。 その道路も登りきると、六丁峠。 このあたりから、街並みのエリアに入っていく。 化野念仏寺をかわきりに嵯峨野へはいる。竹林をくぐり、人が徐々に増えて来て、気付けば着物の女性たちが歩く観光地。 いつのまにか土を踏む感触から離れていて、何か一抹の寂しさもある。 そして賑わいの嵐山、渡月橋へ着く。 昨日と違い、今日は「陽」の景色が多い。 色彩も鮮やかで春めいて、人の声をよく耳にする。 足を止めることなく、最後の山場、松尾山へ向かう。 渡月橋を渡ってから、一気に登りだす。 岩盤の露出した急坂を登ると松尾山(275m)山頂!そこからは、歩いてきた北山が一望できた。 比叡山から仰木峠、鞍馬、夜泣峠、城山に氷室、そして高尾をめぐってここ、松尾山まで。 たどり着いた達成感の記念の一枚!・・・というのはピークの中ではここがふさわしい気がして、まっちゃんとパチリ! あとは、このトレイルの最終章、竹林の急坂を下り、京都トレイル最終no.51に後ろ髪を惹かれながら、西芳寺(苔寺)へ。 陽が長くなってきた安心感で、気持ちも緩やかに、歩道をずんずん進み切り、17時すぎには、阪急上桂駅で感動のフィニッシュ~!!! すべてにありがとうだった! 比叡山からのトレイル、私の目指した挑戦、二日間の無事完歩達成だ・・・! お好み焼きで乾杯、そしてまっちゃんを京都駅で見送り、充実した二日間と心地いい疲労感で、帰りの電車の立ち乗車もあっという間なこと・・・! (@_@) 「ただいま~」「おかえり~」と、いつものように何の気なしに振り向いてくれる我が子らに、日常に戻れた感謝と、今まで以上に、おおらかになれる自分が居るのが、わかった。 自然のちからは、ひとを変えてくれる。今生きてるありがたみさえ、気付かせてくれる。 次の挑戦は、いつか息子と一緒に行こうと心に決めている。 <行程>約23キロ 京見峠(氷室分れ交差点)~山の家はせがわ~沢ノ池~高雄~ 愛宕神社鳥居~ 六丁峠~化野念仏寺~ 落柿舎~二尊院~ 亀山公園~渡月橋~ 松尾山~西芳寺(苔寺)~阪急 上桂駅
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