活動データ
タイム
14:10
距離
41.9km
上り
3554m
下り
3556m
チェックポイント
活動詳細
もっと見る皆さん、彼岸の墓参りには行かれたかな? 安全な山行を続けるなら、いるかいないか分からん神仏よりも、ご先祖さまや亡くなった親類、親兄弟に手を合わそうね( ˘ω˘ )人ナムー… ※※山と警告※※ 深南部の、寸又峡の、気になるアレコレを紹介してますので、ダラダラとしたハイキングをダラダラと紹介してますので、「恐ろしく」長い、そして写真多いです。 フォロワーさんでも深南部のマニアックルートに興味の無い方はそっ閉じされることをオヌヌメします。 ……………… …………… ………… 警告はしたぞ… ……… 知らんぞ… ◆◆今回も…◆◆ 世間様は3連休、風は強かれども天気は上々♪まさに登山をするための連休ですが… 「世の中なめるんじゃねえ (三国志)」 金曜8時から土曜8時まで修理当番で出動待機を命じられて、寸又峡温泉に着いたのは10時半…(´・ω・`) 半日+1日では実質1日しか行動出来ません( ノД`)…日向林道の踏査も中々終わらせてもらえそうにありません… という訳で、今週も「予定通り」逆河内のんびりぶらり旅と相成りました。 ……地元の近場の山に登れば良い? 大体登ったんで、面白い山以外はまっぴらごめんなさい!( ゚д゚)、ペッ 深南部の寸又側の日帰りカードはまだあるんですのよ<丶`∀´>ウェーハッハッハッハ ◆◆みんな気になるアレとか…◆◆ 折角逆河内に行くなら、アケ河内へ至るための幕営装備をいつもの宿まで歩荷しておこうということで、寝袋やら何やらをザックに放り込んで千頭ダム目指してチャリンコdeGO! 時間が時間なんで、観光客の中に混じった私の浮いてること…(´・ω・`) 尾崎坂展望台を過ぎて漸くいつもの静かな時間が訪れます♪ ……なんだか妙に怠いです…ほんとマジで怠いです…('A`)ハァ…マンドウセ 千頭ダムに着いた時点で、千頭ブルーに黄昏ながら帰りたい気分モリモリ… 重い足を引き摺りながら日向林道目指して登りますが、どうにもエンジンが掛からない?これはもう疲労困憊で内なる自分が悲鳴を上げているのでしょうか? 「もういい…もう休め…太郎!」 「モルダー、あなた疲れてるのよ」 そんな幻聴が聞こえてきそうです…この時点で撤退決定!せめて持ってきた荷物を上日向の「あの廃屋」にデポして千頭ダムへ戻ります。 バイクで来たとは言え、ここまでの交通費が勿体なくも無いのですが、一度沈んだ気分は最早どうにもなりません…(´・ω・`) せめて道すがら、どこかを見て帰ろうと寸又峡温泉に回れ右…目に入る! 千頭ダム右岸側上流に…いつも目にする…圧倒的存在感!…正体不明の建物! 皆さん気になった事ありません? 千頭ダムまで来たことのある方なら、一度は気になったはずであろう、「あの」建物ですが、ダムの管理施設の向こう側にあるので外側から回り込んで到達できます。 …えぇ、誓って施設内には不法侵入してませんとも! 施設の向こう側には右岸林道が延びており、昔は車でこの建物まで来れたようですが、ダム施設の拡張やら自動化で道が分断されたのですね… 建物は遠目にトタン壁の掘っ建て小屋かと思ったんですが、さにあらじ!コンクリート構造物でした。 中は床やら壁やらは撤去?されており、どんがらの空間で昔の資材?が放置されてました…(°д°)??ナニココ?? 建物のすぐ脇には沢があり、10m以上の見事な滝を落としていました。 更にその上には、なにやら給水の取水施設が…(°д°)アラヤダ こうなると俄然気になってしまい、鎖が設置された細い道を辿って取水施設を見学…だから何だと言われればそれまでですが、とりま気になるものは見れた訳ですしお寿司… さて帰ろうかとふとザレの上を見ると…また何かある…! 何やら小さな小屋?が20~30m上にポツンと佇んでます… ゼイゼイ言いながらザレを登って、ご対面♪2畳程の小さなコンクリート製の小屋が2つ…床と天井は板張りの窓無し…捕虜の監禁用にしても待遇悪そうw(°д°)??ナンナノココ?? ……高度を上げると余計なものまで見えてくるもので…(;´д`) ダムから沢筋に沿って電柱と電源ケーブルが上に向かって伸びている? どうせ今日はもう終わりなんで、少し追跡してみる… ザレた沢を200m?程進むと、電源ケーブルは沢筋から外れて右岸側の法面に登っていく… GPSで方向を確認すると 、前黒法師北東尾根の996m図根点にある中継設備?に向かっている? そもあれがなんの為なのか、大間川堰堤からの導水管絡みの設備があるのでしょうか?いずれにせよ探索はここまでで切り上げて戻ります。 ……時刻は14時過ぎ…(´-ω-`) 足はいつの間にかエンジンが掛かってる… 第1別館まで3時間…17時には到着出来る… 再始動!…湧き上がるやる気!…ここで理外の復活。 ◆◆ヒコーキ平ルート、今昔(いまむかし)◆◆ 前置き?前菜?で時間を食いましたが、いつも通り廃林道を歩いて定宿に到着します。 道中もいつも通りですが、水場の水量がかなり細くなってました…雪解け水は終わり?…なわけないですが 先週と同じく、宿舎の裏を除くと… なにやら下に下りる道らしきものが… 今回のぶらり旅、本来の目的は第1、第2別館の対岸の尾根…第2側は本来廃吊橋が掛かっていた尾根で吊橋が健在だった頃はヒコーキ平へ登るルートの筈なので、その取り付きの検証。 第1側は対岸の造林作業の為の尾根道を辿って、白沢索道上盤台跡地から延伸された筈の白沢軌道を追跡したいと言う目的です。 とは言え、本日は時既に時間切れなので宿に篭ってまったり過ごします…( ˘ω˘ )y-~フスー 飯食って( ゚Д゚)ウマー お休みベイベー…( ˘ω˘ )スヤァ 明けて翌日…珍しく熟睡し、ダラダラしながら8時に出発します(ง˘ω˘)ว ちょっとまったりし過ぎたようで、尾根2つは厳しいような… 第2別館裏を見るとなんとなく踏み跡が?…辿って降りていきますが、直ぐに後悔(;´д`) これ獣道でした…凄い勾配で、真っ直ぐ下りても断崖確実なので、上流の枝沢沿いに下りていきます。 …これは普通にアンテナ尾根取り付きを下って、廃吊橋側から来た方が確実ですね(´•ω•`) 降り立った場所は枝沢以外は両岸とも切り立った断崖…対面の取り付くべき尾根がごく1部、立木がある激斜面なので、これを葛籠折れで何とか尾根に這い上がる(;´Д`)=3フヒー 直ぐに鹿柵が尾根沿いに現れ、薄いながらも踏み跡が続きます。 吊橋があるならば、すぐ近くに取り付きがあると言うルール?通り、ここがアンテナ尾根からの吊橋を渡った対岸の道で間違い無いでしょう。 …ただ、吊橋自体へ至る道が確認されていないので、後程吊橋の下から見てみましょう。 昔のヒコーキ平ルートの筈なんですが…細尾根!激急登、というか岩と根っこの悪場の急登!うっかり足を滑らせれば逆河内へボッシュートされるデンジャラスな登りが比高100m続きます(;´Д`)アババババ 幸い、鹿柵やホールドとなる根っこは多いので登りより下りの方が危険度は跳ね上がります… 1040m辺りで勾配も緩くなり、道も分かりやすくなります。時間があればヒコーキ平まで登り上げてルートの検証をしたいところですが、ここからヒコーキ平まで比高400mあり、今回は見送ることに…( ノД`) このコースは日帰りカードで新旧ルート周回にしておきますかねぇ… 下りは登り以上に慎重に…工事時なのか、いつの先行者のものか分かりませんが、コードがロープ代わりにぶら下がっていたのでそれを再設置し、遺棄されていた#12番線を垂らしてガイドにしておき、次回に備えます…次回っていつなの? 「ねーちゃん!あしたっていまさ!」 ドキドキ尾根下降をして逆河内に戻る…右岸をへつって(ひざ丈程度)吊橋の残骸にやってきました。 自分の予想よりも随分低い位置に、橋の袂があり、そこからありえないトラバースで尾根に乗っているようです。 右岸側の橋の袂は固い基岩の上にザレが薄く乗ったような場所にあり、なんとなく上がる道らしきラインは見えますが、ザレる滑る!滑れば10m程下の逆河内へ滑り落ちますw 実際、私はザレの下の岩で滑り3m程のザレ尻セードであわや逆河内へ落ちるところでしたΣ(||゚Д゚)アヒャァァァァ! 幸い、滑りだした瞬間、全身大の字にして摩擦係数を上げてストップ出来ました♪ 冬の富士山での滑落停止訓練が役に立ったようです…してないし、全然違いますがね…(´・ω・`) 橋から尾根に渡るトラバース道も既にステップは消滅し、ザレた斜面をドキドキトラバースすると…仕上げにありえない角度のザレ斜面(岩の上に薄く乗った)を10m程登れば、尾根に乗れそうです…なんでしょう…正規ルートの方が難易度高いんですがそれは…(;´Д`) 現時点の結論として…ヒコーキ平経由で不動岳を登るのなら、 ① 件の大崩壊地を越えてザレ斜面を下って渡渉➡(浅瀬を1回)緩斜面のザレを登っていく 問題点:大崩壊地の突破(ロープ工作済み) ② アンテナ尾根取り付きから逆河内へ下りて(吊橋ルート)上流へ渡渉➡緩斜面のザレを登っていく 問題点:十数回の渡渉を強いられる(深い場所もあり) ③ アンテナ尾根取り付きから逆河内へ下りて(吊橋ルート)下流へ渡渉(浅瀬を3回)➡旧ルートの尾根を登る 問題点:初めの100mの登りが結構エグイ、吊橋跡から攀じ登るなら渡渉は1回ですが、滑落の危険大 ④ そんなものはない(三国志) こんなところでしょうか?今のところロープ工作が生きている限り、①が最も楽だと思います。 どうしても「旧ルートで行くんじゃい!!」という注文の多い方は③を選択されることをオヌヌメします。 さて…予想以上にここで手間を取られてしまい、もう一つの寄り道ポイント、無想吊橋の1本上流の尾根から登り上げて無想吊橋の尾根上の造林宿舎に合流し、白沢索道➡白沢軌道(?)を辿って天地索道上盤台まで歩く計画は、時すでに時間切れ… せめて第1別館裏からの逆河内への旧道と尾根の取り付きを観察して帰ることにしましょう…(´・ω・`) 宿に遺棄されていた図面からは確かに下降する歩道が示されているのですが、開始早々今度は道が一帯毎崩れて消滅してますw 暫くはトイレの排水管伝いに下りますが、どんどん崩壊側に寄っていき、中間あたりから僅かな立ち木伝いに尻セードで下りていきます…1月後半に買ったワークマンのパンツの尻が擦り切れてきましたよw。゜(゚´Д`゚)゜。 なんとか逆河内に下り立って対岸の尾根を見ると、地形図通り末端でY字に分かれており、下流側から取り付けそうです。少し登ってみても良かったのですが、恐らく踏み跡はあるだろうし、尾根まで悪場はなさそうなので、そのまま無想吊橋まで沢を下っていきます。 下り初めに5m程の滝を左岸から巻いて沢が右曲になるので右岸へ渡渉してショートカットし、流芯の無い穏やかな場所で左岸に渡渉、広い河原を歩くと無想吊橋へ。 あとはいつも通り脇道を登って林道に復帰します。お空はいつの間にか雲が出てきており、雨の心配は無い筈ですが、用心の為、怠~い怠い林道歩きをこなして千頭ダムまで帰還しました。 ◆◆どこにあるのか本谷事業所◆◆ …いくらのんびりぶらり旅といっても、午後からちょっとグダグダな展開だったのでちと物足りない… 時間も15時前…もうひと寄り道してみようとチャリを走らせる。 前黒法師岳北東尾根の取り付きがある、林道が妙に広い場所。ここは林鉄の本谷停車場跡地ですが、「賛歌 千頭森林鉄道」の写真に掲載されていた本谷事業所の写真を見て、暫くその場所がピンとこなかったんですが、 とあるブログで当時の寸又の空中写真に、千頭ダムのすぐ下流に吊橋が掛かっているのを確認し、漸く場所を特定できましたヘ(゚∀゚ヘ)イエァッ!! どうやらこの本谷停車場から寸又側へ下った先に嘗て存在していたようで… 早速杉の植林の斜面を寸又川へ下ります。色々と当時の生活用品やら工事用品の残骸が散らばってますが、 巨大な出水口?らしきものと、吊り橋の基礎を発見。対岸を見ると、木々が生えてはいますが、写真の通りの地形に建物の跡らしきものが! 幸い、ダムの放水はしていないので楽々対岸に渡渉して、探し求めた本谷事業所跡地を発見しました~♪ ヤマレコを見てもそもそも廃墟探訪の記録など無いので、場所の特定に苦労しました…「山いが」でもここは紹介されておらず、当初は上西停車場を本谷停車場と勘違いして、おかしいおかしい?と悩んでいたのは良い思い出… 上物は撤収時に撤去されたのでしょうか?それとも半世紀も経過して土に還ったか風雨に飛ばされたか? コンクリートの基礎やタイルの床、ボイラーやトイレの配管が散在する程度でしたが、ダムの下流に、ここまで大規模な事業所を、態々吊橋を渡してまで造ったのは千頭がいかに急峻で平地が少ないかを体現しているようでした。 林道に復帰して、ほどなく16時になるところ…時間的に丁度良いのでこれで本日は終了♪ 残念ながら蕎麦が売り切れで、「さとう」で〆の蕎麦を食いそびれたことが残念でした…(´・ω・`) …夕方でも観光客が多いのは辟易しましたが、コロナ自粛?何それ?状態でしたねw 寧ろ外国人を見かけない分、日本人観光客ばかりが目につきました。 日向林道の終点まであと少しなんですが、天気と休みの都合がかみ合わず、どうやら3月中に踏破するのは無理っぽいようです…おまけに、彼岸を過ぎても寒の戻りで激寒く、2000m以上はまだ雪が降りそうな気配… 4月中は大人しく、上西歩道や下西歩道の踏査や不動岳の廃ルート踏査を兼ねて、寸又に通うことになりそうですねぇ (・3・)ノ なかなか水窪方面を片付けることが出来ず、じりじりと日が過ぎてゆく…今回も痛み止めマシマシで騙し騙し歩いてますが、薬が切れたときの反動がかなりヤバいレベルまで足が悪くなってますw 生きるということは、ままならんものだねぇ( *´艸`)フフ… そしてとうとう私の初めての登山靴、ガルモントさんが無事死亡したのも何気に悲C…所々破れながらもゾンビの如く働き続けてましたが、寸又の過酷な現場でお亡くなりに(´・ω・`) 以降は藪山シューズは工事用の編み上げの半長靴でも使ってみようかしら…(´・ω・`)ゞウーン 早く好天の週末にな~れ♪(フラグ立て) *゚゚・*+。 | ゚*。 。∩∧∧ * + (・ω・`) *+゚ *。ヽ つ*゚* ゙・+。*・゚⊃ +゚ ☆ ∪ 。*゚ ゙・+。*・゚ タヒ ぬ が よ い 。 終 制作・著作 ━━━━━ ⓃⒽⓀ
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