活動データ
タイム
05:10
距離
8.4km
のぼり
735m
くだり
733m
活動詳細
すべて見るコロナ騒ぎで大変な時、今年7座目の老夫婦山行。中央沿線沿いの山へ行ってきました。4時30分に家を出て都心を抜けて上野原I.C. 35号線で浜沢地区の道路脇の駐車場へ。 ちょうど7時に歩き始めました。民家の庭先へ入ってしまったら家のご主人が出てきて登山口を教えてくれた。山仕事で使うような沢沿いのまっすぐな道をしばらく行くと、針葉樹林帯を抜けて立野峠に飛び出た。 左に倉岳山を目指す。最後の急登を登ると大きな富士山が待ち構えていた。どうやら次に行く高畑山とワンセットで秀麗富嶽十二景ナンバー9番山頂。少し靄っていたが見事でした。 続いて高畑山へ向かった。両山とも山頂直下はご多分にもれず急登。穴路(あなじ)峠から登り返すとすぐに天神山。歩きやすい尾根道を何人かのコロナ騒ぎはそっちのけ単独行とすれ違う。 毎日コロナコロナのテレビを見て大変なことになったと思っているのに、どういうわけかすっかり忘れている自分に気づく。そうだ立派な富士山に騒ぎが早く治りますようにってお祈りすればよかった。 下りは山頂のちょっと手前に雛鶴(ひなずる)峠に下る道があるようだがトンネルの上を素通りして35号に行くルートが記されていない。高畑山山頂であった若者は私たちと同じルートで来たらしく、その点を聞いたら詳しくは知らなかった。 確実を期して穴路峠から南へ下ったが今日一番の緊張を要した。道が荒れていてあまり人が通ったあとがない。道を外さないように何度もルートを確認して行くと沢沿いに養魚場が現れた。妻が覗き込むと確かに魚影があった。 完全に道がなくなったと焦ったら沢の反対側に車も通れるような林道があった。有害動物の新しい立派なフェンスがあって高圧電流なんて書いてある。でも開けて通ることはできた。 道路に出ると畑仕事をしている地元の人。距離が遠かったので大きな声で挨拶をしたら50年ここにいるらしく二頭の熊に追いかけられた話をしてくれた。犬のように早いそうだ。太い木で身をかわして難なく済んだらしいが、もっといい鈴を買ったほうがいいよと言われた。十分いい鈴をつけているつもりなんだが。その言い訳はそばを走る車の騒音にかき消された。
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