高野山から紀伊勝浦へ

2020.03.19(木) 日帰り

注意情報

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活動データ

タイム

29:25

距離

102.5km

のぼり

5894m

くだり

6750m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
29 時間 25
休憩時間
2 時間 20
距離
102.5 km
のぼり / くだり
5894 / 6750 m
9
21
1 13
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37
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3
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47
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16
9
20
1 34

活動詳細

すべて見る

今回はソロのナイトハイク込みの長距離。いわゆる定番?ぶっ通しハイクということで。 高野山から熊野灘まで歩く(下りと平地の舗装道は一部ランした)。ルートは、世界遺産熊野古道の小辺路(前半、熊野本宮まで)、中辺路(後半、紀伊勝浦駅まで)で、危険箇所はほぼ無いので安心して進める。約100キロの行程を30時間弱で行く。 最初の午前中が風が強く、未明は雨に降られたが、段々と穏やかな春らしい天候になった。伯母子岳の残雪も行く前は気にしていたが、結局雪はほとんど無かった。 このルートは、中世から熊野詣で通る参道なので、ロープ場とか鎖場は無く、同じ古道でも大峯奥駆道よりは険しく無い。沿道にある碑、住居跡、お地蔵さまなどを見ながら観光も交えて進む。所々にある石畳は風情もあるし歩きやすいが、濡れてるとこはスリップに注意と、石は硬いので、いつもより太腿の筋肉痛が強かったかな。まあ100キロあるので石畳は無くても疲れるけどね😅 熊野本宮に来ると一段落、バスに乗りたいなあとも思ったけど、売店で黒飴アイスを食べながらお店のお姉さんとお喋りしてたら「頑張って!」とチョコや飴の差し入れを貰った。これでリタイヤは無くなったな😅 いつものように?中盤および後半の睡魔とのお付き合い🤗今回は数度、腰掛けて5分くらい目をつぶったかな。特に夜、ライトを消して動物の鳴き声と風しか聞こえない暗闇での休憩は、いつも思うけど貴重だな。 また、睡魔とセットでやってくる幻覚症状(木が人に見えたりするもので、近づくとホントのものに見える)は那智大社以降が頻繁だった。まあゴール前で一般道歩きで緊張感が無くなったのも影響あるかも。眠って溝に落ちないように注意して歩いた( ̄O ̄;) 紀伊勝浦駅にゴールしたのは未明3時頃。朝の温泉早朝営業開始6時までどう時間を潰すかが最大の難関だった。外だと寒いし、コンビニのイートインは時間外だし。結局、公衆トイレの温式便座が居場所になった😅 (アクセス) 行き:名古屋から新幹線、南海電車・ケーブル・バスで高野山の入口女人堂で下車。極楽橋下車時は1人。ケーブルとバスは貸切だった。 帰り:紀伊勝浦駅からワイドビュー南紀で名古屋へ。 (天候) 出発して3時間後通り雨。 その後は晴れ  金曜日の午前中までは稜線は強風。特に標高1000m以上。 (コース) ぬかるみ多少あり 中辺路の石倉峠~地蔵茶屋跡間、災害のため通行止(迂回路プラス40分) (その他) 自販機補給(大股トイレ横、五百瀬集落内、昴の郷、小口集落内、地蔵茶屋跡トイレ横、那智大社から紀伊勝浦駅間の街中) 食事・行動食補給(道の駅奥熊野ほんぐう、三軒茶屋) ゴール後入浴(「Hotel &RentaCar660」:500円、6:00~) ゴール後食事(LAWSON那智勝浦築地店、勝浦漁港にぎわい市場)

熊野古道 小辺路 高野山ケーブル。乗客はぼく一人。まぁこの時間来る人居ないわなぁ。
高野山ケーブル。乗客はぼく一人。まぁこの時間来る人居ないわなぁ。
熊野古道 小辺路 高野山の入口、女人堂から歩き始めた。ソロのナイトハイクは昨年の箕面~京都以来かな。
高野山の入口、女人堂から歩き始めた。ソロのナイトハイクは昨年の箕面~京都以来かな。
熊野古道 小辺路 金輪塔 ライトアップしてあった。
金輪塔 ライトアップしてあった。
熊野古道 小辺路 金剛峯寺正門。夜中は門が閉ざされている。
金剛峯寺正門。夜中は門が閉ざされている。
熊野古道 小辺路 ここから熊野古道の小辺路が始まる。さて行こう。
ここから熊野古道の小辺路が始まる。さて行こう。
熊野古道 小辺路 松茸でも取れるのかなあ。この辺りやたら警告が多かった。熊出没注意の看板も多かった。
松茸でも取れるのかなあ。この辺りやたら警告が多かった。熊出没注意の看板も多かった。
熊野古道 小辺路 今回は高野山から小辺路で熊野本宮、それから中辺路で那智大社へ行き、ゴールは紀伊勝浦駅で距離約100キロ。30時間弱で行く予定。
今回は高野山から小辺路で熊野本宮、それから中辺路で那智大社へ行き、ゴールは紀伊勝浦駅で距離約100キロ。30時間弱で行く予定。
熊野古道 小辺路 かもしか。逃げない。高野龍神スカイライン沿道。
かもしか。逃げない。高野龍神スカイライン沿道。
熊野古道 小辺路 熊野古道(小辺路)沿道は「跡地」が多い。所々古道の案内板や、丁寧な解説板がある。
熊野古道(小辺路)沿道は「跡地」が多い。所々古道の案内板や、丁寧な解説板がある。
熊野古道 小辺路 鹿は逃げるけど沢山いた。
鹿は逃げるけど沢山いた。
熊野古道 小辺路 手ブレ写真。大股集落のトイレ。この手前で雨が降り始め、清潔な温水便座のトイレで40分程度雨宿り。自販機も有り助かる。
手ブレ写真。大股集落のトイレ。この手前で雨が降り始め、清潔な温水便座のトイレで40分程度雨宿り。自販機も有り助かる。
熊野古道 小辺路 伯母子岳に向かう途中にある萱小屋跡避難小屋.2人先着がいた。外のベンチでちょっと休憩して離れた。
伯母子岳に向かう途中にある萱小屋跡避難小屋.2人先着がいた。外のベンチでちょっと休憩して離れた。
熊野古道 小辺路 伯母子岳通過。思ったほど寒くなかったが、風は強かった。
伯母子岳通過。思ったほど寒くなかったが、風は強かった。
熊野古道 小辺路 伯母子峠避難小屋内部。数名が寝られる。ただ冬期は隣接するトイレは使えない
伯母子峠避難小屋内部。数名が寝られる。ただ冬期は隣接するトイレは使えない
熊野古道 小辺路 伯母子峠避難小屋。右隣はトイレ。
伯母子峠避難小屋。右隣はトイレ。
熊野古道 小辺路 山頂付近の雪。伯母子岳通過前、軽アイゼン持ってくるの忘れたことを心配したが、必要なかった。
山頂付近の雪。伯母子岳通過前、軽アイゼン持ってくるの忘れたことを心配したが、必要なかった。
熊野古道 小辺路 八峰山脈方面の空が染まり始めた。夜明けが近い。
八峰山脈方面の空が染まり始めた。夜明けが近い。
熊野古道 小辺路 一旦下山。五百瀬集落の吊橋。
一旦下山。五百瀬集落の吊橋。
熊野古道 小辺路 三浦峠の途中、吉村家跡地近くの杉の巨木。樹齢500年を超えるらしい。
三浦峠の途中、吉村家跡地近くの杉の巨木。樹齢500年を超えるらしい。
熊野古道 小辺路 振り返って伯母子岳方面。
振り返って伯母子岳方面。
熊野古道 小辺路 湧水。今回携帯したのは500mlのペットボトル2本。こまめに水を補給。
湧水。今回携帯したのは500mlのペットボトル2本。こまめに水を補給。
熊野古道 小辺路 三浦峠の東屋。小辺路のトレラン大会以来だが、ここでスタッフの方が怪我の応急処置とゴール後の診療所手配してくれたことを思い出した。良い大会だったなあ。
三浦峠の東屋。小辺路のトレラン大会以来だが、ここでスタッフの方が怪我の応急処置とゴール後の診療所手配してくれたことを思い出した。良い大会だったなあ。
熊野古道 小辺路 三浦峠付近。日射しが当たると心地良い。
三浦峠付近。日射しが当たると心地良い。
熊野古道 小辺路 西中集落のベンチ。ここでレインとか脱ぐ。
西中集落のベンチ。ここでレインとか脱ぐ。
熊野古道 小辺路 麓は春だ。
麓は春だ。
熊野古道 小辺路 十津川温泉の昴の郷。やっぱり今回も自販機がある場所が休憩地^_^ベンチの前に今回のザックが転がっている^_^
十津川温泉の昴の郷。やっぱり今回も自販機がある場所が休憩地^_^ベンチの前に今回のザックが転がっている^_^
熊野古道 小辺路 揺れない吊橋は吊橋でない^_^これは十津川温泉の吊橋で柳本橋。
揺れない吊橋は吊橋でない^_^これは十津川温泉の吊橋で柳本橋。
熊野古道 小辺路 果無峠の途中にある果無集落。「天空の郷」と呼ばれているらしい。
果無峠の途中にある果無集落。「天空の郷」と呼ばれているらしい。
熊野古道 小辺路 果無集落の春。
果無集落の春。
熊野古道 小辺路 この景観を見て「天空の郷」と呼ばれる意味がわかった。中央の小径が熊野古道の小辺路。
この景観を見て「天空の郷」と呼ばれる意味がわかった。中央の小径が熊野古道の小辺路。
熊野古道 小辺路 世界遺産の碑。古道は舗装道路や林道になっているところもあるが、その部分は世界遺産から外れている。
世界遺産の碑。古道は舗装道路や林道になっているところもあるが、その部分は世界遺産から外れている。
熊野古道 小辺路 天水田跡地から果無山脈を望む。所々にベンチもある。歩き始めて12時間。このポカポカだとベンチで横になると寝てしまうな(^◇^;)もうちょっと行ってから仮眠しようかなぁ。
天水田跡地から果無山脈を望む。所々にベンチもある。歩き始めて12時間。このポカポカだとベンチで横になると寝てしまうな(^◇^;)もうちょっと行ってから仮眠しようかなぁ。
熊野古道 小辺路 果無峠付近の展望場。右奥は大峰山脈。
果無峠付近の展望場。右奥は大峰山脈。
熊野古道 小辺路 折角なので果無山も登った。果無峠から2.3分くらい。
折角なので果無山も登った。果無峠から2.3分くらい。
熊野古道 小辺路 果無峠の古道沿いには、西国三十三観音がある。写真は14番観音。通過する度に手を合わせる。有難い道だな。
果無峠の古道沿いには、西国三十三観音がある。写真は14番観音。通過する度に手を合わせる。有難い道だな。
熊野古道 小辺路 出発して15時間。ようやく本宮の街が見えて来た。
出発して15時間。ようやく本宮の街が見えて来た。
熊野古道 小辺路 「道の駅奥熊野古道ほんぐう」で休憩。
「道の駅奥熊野古道ほんぐう」で休憩。
熊野古道 小辺路 営業中に通過できた。めはり寿司付きのうどん。この後併設されてるスーパーで行動食を補給。
営業中に通過できた。めはり寿司付きのうどん。この後併設されてるスーパーで行動食を補給。
熊野古道 小辺路 そろそろ脚がムクんできたのでソールを外した。因みに自分は内反小趾気味なので、長距離歩くと足の小指あたりが腫れて圧迫されるので、薄い靴下に変えたりソールを外したりして調整する時がある。
そろそろ脚がムクんできたのでソールを外した。因みに自分は内反小趾気味なので、長距離歩くと足の小指あたりが腫れて圧迫されるので、薄い靴下に変えたりソールを外したりして調整する時がある。
熊野古道 小辺路 中辺路に合流して熊野本宮通過。ここはそこそこ人がいた。近くのお店で黒飴ソフトを買って店の人と話ししてたら、飴とかチョコとか貰った^_^リタイアできなくなったな(^◇^;)
中辺路に合流して熊野本宮通過。ここはそこそこ人がいた。近くのお店で黒飴ソフトを買って店の人と話ししてたら、飴とかチョコとか貰った^_^リタイアできなくなったな(^◇^;)
熊野古道 小辺路 旅の後半スタート!
旅の後半スタート!
熊野古道 小辺路 百間ぐら付近。また日が沈みナイトハイクモードになる。
百間ぐら付近。また日が沈みナイトハイクモードになる。
熊野古道 小辺路 小口集落の入口。ここで土砂崩れで「石倉峠~地蔵茶屋跡」間が通行止めで迂回路プラス40分と表示があったので止めようかなぁとも思ったが、やっぱり行くことにした。
小口集落の入口。ここで土砂崩れで「石倉峠~地蔵茶屋跡」間が通行止めで迂回路プラス40分と表示があったので止めようかなぁとも思ったが、やっぱり行くことにした。
熊野古道 小辺路 睡魔&腿の筋肉痛。進むのに支障は無いけど、石畳の下りは脚にくるね(^◇^;)寝る方は、座ってライトを消して動物の声や風の音を聞きながら5分位目を閉じる。
睡魔&腿の筋肉痛。進むのに支障は無いけど、石畳の下りは脚にくるね(^◇^;)寝る方は、座ってライトを消して動物の声や風の音を聞きながら5分位目を閉じる。
熊野古道 小辺路 那智大社の三重塔。昼ならこの横に那智の大滝が見える絶景写真スポットなんだけどね。
那智大社の三重塔。昼ならこの横に那智の大滝が見える絶景写真スポットなんだけどね。
熊野古道 小辺路 参道。後は紀伊勝浦駅まで10キロ弱一般舗装道路を下るだけ。もう安心。となると難敵は睡魔。この頃何時もやって来る「幻覚さん」を楽しみながら溝に落ちないように歩く(^ ^)
参道。後は紀伊勝浦駅まで10キロ弱一般舗装道路を下るだけ。もう安心。となると難敵は睡魔。この頃何時もやって来る「幻覚さん」を楽しみながら溝に落ちないように歩く(^ ^)
熊野古道 小辺路 この後3時過ぎにゴール。でもこの後が難儀。6時に早朝温泉営業が始まるまでどう時間を潰すか。結局、公衆トイレの温式便座に座って寝てた(^^)
この後3時過ぎにゴール。でもこの後が難儀。6時に早朝温泉営業が始まるまでどう時間を潰すか。結局、公衆トイレの温式便座に座って寝てた(^^)
熊野古道 小辺路 明けて穏やかな勝浦漁港。近くのホテルで外来入浴。
明けて穏やかな勝浦漁港。近くのホテルで外来入浴。
熊野古道 小辺路 勝浦漁港でマグロのかま焼きを。疲れた身体にタンパク質&ビール(^^)この後、ワイドビュー南紀で愛知に帰った。
勝浦漁港でマグロのかま焼きを。疲れた身体にタンパク質&ビール(^^)この後、ワイドビュー南紀で愛知に帰った。

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