活動データ
タイム
01:52
距離
3.8km
上り
478m
下り
479m
活動詳細
もっと見る《アプローチ》 車=1時間15分(猿山岬駐車場-窓岩ポケットパーク ※食事時間を除く) 《登山コース》 14:22窓岩ポケットパーク-14:29千体地蔵登り口-14:54/15:06千体地蔵-15:19岩倉寺-15:38岩倉山-16:11窓岩ポケットパーク 《歩行時間》 登り=1時間4分、下り=33分 奥能登の里山めぐり二座目は、古い歴史を持つ岩倉寺や奇岩・千体地蔵を擁する岩倉山(標高357m)。昼食後、国道249号線を東へ向かって走り、午後2時4分、曽々木海岸の窓岩ポケットパークに到着する。窓岩とは穴が開いた岩のことで、曽々木海岸のシンボル的な存在。海岸に打ちつける波が荒々しく、迫力満点である。 再び登山靴を履き、2時22分、窓岩ポケットパークをスタート。珠洲方面に向かって車道を歩くと、八世乃洞門新トンネルの手前に千体地蔵登り口があった。最初の分岐を千体地蔵方面に向かい、急斜面を喘ぎながら登る。千体地蔵の展望台に到着すると、先を歩いていた長男と次男がベンチの上で伸びていた。 千体地蔵は、流紋岩が長年の風化によって多くの地蔵のような形状になったもの。展望台からの曽々木海岸の眺めも素晴らしい。日本海の彼方には七ツ島の島影が見える。家内と長女はここで下山。僕と長男、次男は分岐まで戻り、そこから岩倉山山頂を目指す。 わずか357mの低山と侮っていたら、思いのほか大変だった。いくつかの石仏を通り過ぎ、岩倉寺に到達。約1,300年の歴史を誇る真言宗の名刹である。ここから山頂へは急登に次ぐ急登。息も絶え絶えに三角点と書かれた標識を左に入ると、木々の中に三角点と小さな山頂標識があった。眺望はない。日本海の広大なパノラマを期待していた長男は思わず苦笑い。 そのまま登山道を進み、岩倉寺の裏手に回り込むように下山する。その先の分岐を窓岩方面に折れ、急斜面を一気に駆け降りる。4時10分、窓岩ポケットパークに帰還。 垂水の滝を見ようと八世乃洞門新トンネルの先に車を止めると、見たことがないほど大量の波の花が海岸を埋め尽くしていた。波の花は、厳冬期に岩に打ち寄せる波が白い泡になり、雪のように舞い海岸を覆う現象である。いつも見られるわけではない。今日は低温に強風という波の花が発生する条件に合致したのだろう。 5時過ぎ、宿泊先である鉢ヶ崎の珠洲ビーチホテルに到着。鉢ヶ崎にはオートキャンプ場があり、子どもたちが小さい頃にキャンプをしたことがある。タクシーで飯田町に繰り出し、人気の居酒屋「ろばた焼 あさ井」で夕食を取る。地元の人と思しき客でお店は大繁盛。新鮮な海の幸と生ビールを心行くまで堪能し、幸せな一日を終えた。
動画
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