2020年3月20日(祝・金) そろそろ大山詣りに行きたいと思っていた。 YAMAPで特集をしたことなどもありますます気持ちはつのっていたのだが、大山に行くなら女坂にミツマタが咲くころだと思っていた。 頃合いも天気も良さそうな20日祝日、混むかとも思ったがひとりでなるべく人の波を避けて歩くことにする。 前回は2017年4月。 なんと4月で大雪が降った後だった。 その時と同じく ¥600/日 の第一駐車場に駐車。(こま参道に近い第二駐車場は \1,000/日です) 豆腐屋さんや豆腐料理のお店などが並ぶ風情のある通り、その先のこま参道、既に開いているお店もあったが、お楽しみは帰りにとっておき、のぞき見だけしながらゆっくり上ってゆく。 こま参道、大山ケーブル駅を過ぎると「八意思兼神社(やごころおもいかねじんじゃ)」がある。 そこでトレイルは男坂、女坂に分かれるが、私は女坂へ。 男坂は阿夫利神社下社まで続く石の急階段。 女坂は比較的緩やかな登山道。 八意思兼神社から少し先までミツマタが咲く。 花は満開~終盤という状態であったが充分に楽しめた。 途中には大山寺、トレイルには女坂の七不思議もあり、それらをたどってゆくのも楽しい。 下社から大山山頂へは時計回りに周回した。 山頂まで急登が続く。 今回は雪はまったくなし。 その分泥濘もほとんどなかった。 天気が良かったので海から山まで素晴らしい景色を堪能できた。 出だしの八意思兼神社参拝の際、帽子に乗せておいたサングラスを落としてしまい、それに気づいたのが阿夫利神社下社。 もう取りに戻る気もなく、帰りに男坂を下りて八意思兼神社に戻ると、なんと神社前の石積みにサングラスが置かれていた。 日本人てやっぱり親切だ。 置いてくれた方、ありがとうございました。 帰りの温泉は今回も遠慮し、豆腐を買って帰宅。 新東名が伊勢原大山ICまで伸び便利になった。
¥600/日 の第一駐車場。 トイレあり。
こま参道開始。
八意思兼神社(やごころおもいかねじんじゃ)参拝の際、帽子をとった時にサングラスを落としたらしい。
ミツマタのトレイル。
「女坂の七不思議」があり、この石仏もそのひとつ「爪彫り地蔵」。「弘法大師様が道具を使わず、一夜のうちに手の爪で彫刻」という像はあちこちにあるのかな。
ムラサキケマン
大山寺。
大山阿夫利神社下社に到着。
天気も良く眺めは最高だ。
相模湾に江の島が浮かび、その向こうに三浦半島、房総半島。
茶寮石尊は開店前。下山時に寄りたいが、今時期お店に寄るのはやめておこう。
「登拝門」 今回はこちら側から登り始める。
いきなり急登。
オニシバリ? ナニワズ? どちらでもない? 神奈川県にはナニワズはないはずだが、お花が黄色はナニワズ、という記載を見た。よくわからない。(;´・ω・)
「天狗の鼻突き岩」
「富士見台」 富士山右手前は二ノ塔、三ノ塔だ。
ヤビツへの分岐。 ここまで来ればもうすぐだ。
来ました! 二十八丁目の鳥居。 奥には前社、本社が見える。
雨降り山のいわれ、雨降木。
奥社。 ヤビツなど各方面からの人々が終結し、この辺はにぎわっている。
都内方面を見る。 この下のベンチも人でいっぱい。 私の目ではよくわからなかったが、予測を付けて撮った写真中央にスカイツリー。 その上にちょうど飛行機が飛んでいる。
北側に回ると富士山と丹沢の山々が良く見える。 こちら側に来る人は少なく空いていた。
愛鷹山、富士山。 手前に二ノ塔、三ノ塔。
富士山と塔ノ岳までの表尾根。 さらに右にはなだらかな丹沢山。
丹沢山より右手奥には奥多摩の山々。 高い三角錐が雲取山。 手前には三頭山、御前山も見えている。 この絶景を前にお昼ご飯を頂く。
富士山、二ノ塔、三ノ塔、塔ノ岳。
横浜方面。 中央辺りの茶色は厚木基地。 厚木の基地って海自航空基地なんだ。 海の中には木更津に続くアクアライン。
見晴台方面に下る。
開けた所で小田原方面、真鶴半島、伊豆半島、 海には大島、初島、利島もうっすら見えている。
どんどん下る。
不動尻への分岐。
タチツボスミレとヤマルリソウ。 ヤマルリソウはこんな風に食べられてしまった?ものばかり。
見晴台に到着。 ここのベンチも満席。 離れた倒木に腰かけおやつ休憩。
二重社。 この隣に二重滝。
下社近くに赤いミツマタ。
茶店の横から上がってきた。 ここからもう一度下社に参拝する。 境内のベンチで休憩し、地下でご神水を頂く。
帰路は男坂で。 急な石の階段続き。 八意思兼神社まで下るとサングラス発見。 ありがたい。
こま参道ではお店に入るのがためらわれ、路上で買えた「大山 とん勝 中村屋」さんの豆腐入りメンチカツ新生姜味を購入。 ソフト&ジューシー。とても美味しかった!
あとは駐車場に向けて舗装道路を下ってゆく。 登ってきた山を振り返りながら。
コンビニで帰り道用コーヒーを買い大山を振り返ると、以前にはなかった新東名。