此所より又山上ニのぼり、あまのさかほ（天の逆鉾）を見んとて、、、

妻と両人づれニてはる／″＼のぼりしニ、立花（橘南谿）氏の西遊記ほどニハなけれども、 どふも道ひどく、女の足ニハむつかしかりけれども、とふ／＼馬のせこへまでよぢのぼり、 此所にひとやすみして、又はる／″＼とのぼり、ついにいたゞきにのぼり、 かの天アマのさかほこを見たり。 やれ／＼とこしおたゝいて、はるバるのぼりしニ、かよふなるおもいもよらぬ天狗の面があり （げにおかしきかおつきにて）、大ニ二人りが笑たり。 此所に来れバ実ニ高山なれバ 目のとゞくだけハ見へ渡り、おもしろかりけれども何分四月でハまださむく、 風ハ吹ものから、そろ／＼とくだりしなり。 慶応二年十二月四日　坂本乙女あて 坂本龍馬 三連休１日目。 百名山しかり、憧れていた山。 火星っぽい赤岩、ボッカ～ン🌋クレーター火口。 こんな山を龍馬さん、お龍さんはよく登ったもんだとしみじみ。 逆鉾を二人で抜いたらしいけど、今は近寄れないから抜く真似してみた。 高千穂峯ってどんな山か？。 火山らしい石がゴロゴロ。 中々足場の悪い登りです。 黒っぽい場所や火星みたいに赤い場所。 一般の観光で来ている老若男女もおおく、時には渋滞。 柔らかい靴で上り下りしているし、下りはもっと危なっかしい。(;´Д｀) 山歩き慣れしている人なら楽しめる山でしょう。 ＜番外編＞ 下山後、島津の殿様が暮らした仙厳園へ行き、一気に南の指宿へ向かい宿泊の宿へ向かいました。