2020.3.19 / 山岳写真 旭岳

2020.03.19(木) 日帰り
横田裕市/写真家
横田裕市/写真家

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3月18日から21日まで北海道・旭川に滞在しました。 第一の目的は、北海道最高峰の山・旭岳登山。 この冬にスノーシューを買ったものの一度も使っていなかったので、スノーシューを使った登山がしたい。そう思い、いっそのこと北海道に行こうと思い決断。 ◆初日は予行練習◆ 3月18日 北海道1日目。当初は初日に旭岳に行く予定ではなかったのですが、この日が事前の天気予報で一番天気が良かったので、急遽旭川空港から旭岳に直行しました。 フライトは昼頃だったのですが、初日に山の場合も想定しやはり今後は早朝のフライトを取ろうと思いました。 15時前に旭川ロープウェイに到着し、ロッカーにスーツケースなど預け登山装備に着替えロープウェイに乗車。この時間からの登山は無理なのでせめて青空の下の旭岳の写真をおさめようと1時間ほどスノーシューイング。 日本でスノーシューイングするのは今日は初めて。 4年前のフィンランドぶりのことです。感慨深い。 雲が厚く、旭岳の山頂は見えなかったのですが 広がる雪原を踏みしめながら撮影していて感動しました。 夫婦池、姿見の池周りを散策してこの日は終了。 下山し、旭川へ向かうバスでホテルへ向かいました。 宿は、星野リゾートOMO7旭川(元 旭川グランドホテル) 星野リゾート本家とは違いフランクな若者向けのホテルです。 夜はnoteサークルメンバーとオンライントーク会をしつつlightroomでの写真現像の様子を配信していました。 ◆早朝撮影と登山本番の濃厚セット◆ 3月19日 天気予報が変わり、早朝から快晴に。 基本的に登山は全てバスで済ます予定だったのですが 時間がかかることと融通が利かないので結局いつものタイムズカーシェアを利用。 この機を逃すまいと、午前3時半起きで美瑛の風景を撮影。 思ったより雲がある空でしたが、今回も思い出深い撮影ができました。 撮影を終えて、旭岳ロープウェイに早めに到着し1時間ほど仮眠。 始発9時のロープウェイで姿見駅へ。 準備万端で登山開始。 昨日よりも晴れ渡った青空の下、白銀の旭岳を登れることに感謝。 この日、純粋な登山者が私1人だけ。 山頂からスノーボードで滑走する方が1人居ましたが、上級のスノーボーダーさんですかね。すごい。。 昨日自分がつけたスノーシューの轍にそって雪原を進みました。 ほとんどトレースが残っていなかったので誰も踏み入れていない雪原に自分が足跡をつけて登っていくのは贅沢な醍醐味。 旭岳は正面右手の登山道を上り反時計回りに山頂へアプローチしていきます。傾斜がきつかったので、マイペースに一歩一歩ゆっくり登りました。 コースタイムが登り2時間55分。 私は撮影しながら登って3時間20分。 思ったよりはやく登れたようです。 標高が上がるほど雪面が固くなり、そろそろスノーシューからアイゼンに切り替えるかと八合目超えたあたりでアイゼンに切り替え。 徐々に風速も上がり体感気温も下がっていくのを感じました。 動きを止めていると、あっという間に体温を奪われます。 この感覚、、懐かしい。。。と、4年前の冬のフィンランドを思い出しながら心は喜んでいました。 進む先で、明らかにここは滑落に注意をする場所だなとおもえるルートがあり、地図をみたらちゃんと「【!】注意箇所」と記載してありました。 しっかり足場を確認して進みます。 金庫岩付近では、下(地獄谷)から吹き上げてくる強風に雪が巻き上げられ身体に当たってきました。撮影のためにゴーグルを外したタイミングで顔に雪が当たり、痛くて撮影が継続できませんでした。笑 ◆旭岳の山頂を独り占め◆ 山頂の標柱らしきものが見えた時に、 「ついに山頂か!」と思う気持ちと 「いや、だまされるな!まだ先があるのでは!?」という相反する気持ちがあってこの目で「旭岳 山頂」の文字を見るまでは信じない!と思いつつ到着したら山頂でした。万歳! 山頂も特に風を遮るものがなにもないので、強風にさらされて大変でした。 近くの別の標柱に雪が重なりあい、岩のようになっている場所がありそこを風除けにして滞在しました。 強風で三脚毎カメラが倒れたり、眼鏡が吹き飛ばされたりとそこそこバタバタしましたが、山頂でセコマのカップヌードルを食べて撮影してから下山開始。10時間経過しても熱々のサーモス山専ボトルは神。 下山に関しては、滑落危険エリアを慎重に進む以外はスムーズに進み、かなり時間に余裕がありました。 ◆スノーシューがない◆ 雪がやわらかくなってきたのでアイゼンからスノーシューに履き替えようと思った時に異変に気付きました。 ザックの後ろに付けてたスノーシューが、、ない!? ロングギアポケットという大きめの収納袋に入れていたのですが、下山途中で袋からスノーシューがこぼれ落ちてしまったようです。 当日使っていたマジックマウンテンのロングギアポケット これをザックにくくりつけていました。 マジかと思いつつ、時間に余裕があったのと 流石に回収しないわけにはいかないと思い 再びスノーシューを求めて登りの登山を再開しました。 誰も他に登山者がいない、全部荷物を持って登るのは体力の消耗と時間の観点から賢明ではないと思い、その場に荷物を全て置いて身ひとつで登りました。(アイゼンとピッケル、トレッキングポールのみ) 背中に荷物を背負わず登るなんてことがなかなか無かったので新鮮でした。身体が軽すぎる。笑 真っ白い雪面のためスノーシューが落ちていたらすぐ視認できるはずが、見上げてもスノーシューは見当たらず。だいぶ上の地点で落としてきたようだ。(絶望) 結局のところ、かなり上の方に落ちていたスノーシューを回収して下山しました。 今後は、スノーシューそのものをちゃんとザックにベルトでもくくりつけようという教訓になりました。。 ところどころ雪の下から岩が顔を出していて下山時にいきおいよく岩に気付かずつまずき体勢をくずしました。要注意ですね。 17時のロープウェイ終電時間いっぱいまで撮影しながら 旭岳を堪能しました。 下山後に温泉へ向かう途中、思わず声を出すほどの美しい爆焼けの夕暮れの空に遭遇し、しばらく車と止めて見入っていました。山の上から見たかったなー。 下山後は、旭岳温泉『湯元 湧駒荘』(ゆこまんそう)で日帰り温泉。 秘湯を守る会加盟の温泉ですがここの温泉もまた格別でした。 客もおらず、貸切温泉。 内湯2種、露天1種の温泉が楽しめます。 閉館の時間までゆっくりと山の疲れを癒やしました。 ◆記録◆ 【撮影のポイント】 雪の渓谷の造形、旭岳の山道、雪の造形 【服装・機材】 現在の装備を下記にまとめています。https://note.mu/yokoichi/n/n7d4a47418aae 【登山コース】 姿見駅→姿見の池(旭岳石室)→旭岳山頂→姿見の池→姿見駅(旭岳石室) 【登山タイム】 9:26 / 登山開始 12:46 / 旭岳山頂 14:00 / 下山開始 17:00 / 姿見駅ロープウェイ下山 登り:3時間20分 下り:3時間00分 合計時間 行動時間:5時間49分 休憩時間:1時間38分 合計時間:7時間27分 【食料調達について】 行きのコンビニで軽食を調達。 【下山後】 旭岳温泉「湯元 湧駒荘」で温泉を堪能。 入浴料1,000円最高な温泉施設。 【ダメージ】 今回特になし。 【感想】 登りの傾斜はなかなかきついものがあったが、一歩一歩着実にゆっくり進めば問題ない。スノーシューはちゃんとザックにベルトで繫ぎ、落下防止策を講じること。脚を痛めることなく4ヶ月ぶりの完全登頂登山を果たして最高の登山でした。 ◆参考情報リスト◆ 装備リスト ウインタースポーツウェア finetrack下着 MIZUNO機能性タイツ ザック 登山靴 トレッキングポール ピッケル 手袋(薄手・厚手) サーモス山専ボトル 食料 エマージェンシーシート バラクラバビーニー(finetrack) ゴーグル 眼鏡 サングラス スノーシュー アイゼン 撮影機材 SONY α7R IV SONY α7RIII DJI OSMO Pocket 24-105mm f4 G 12-24mm f4 G 100-400mm GM Pixel4XL iPhone8 使用アプリ YAMAP Relive リンク集 旭岳ロープウェイ http://asahidake.hokkaido.jp/ja/ 旭岳温泉『湯元 湧駒荘』 https://www.yukoman.jp/day_trip/ 星野リゾートOMO7旭川 https://omo-hotels.com/asahikawa/ 旭川〜旭川空港〜旭岳バス66号「いで湯号」 http://www.asahikawa-denkikidou.jp/asahidaek_line/ 旭川空港バス http://www.asahikawa-denkikidou.jp/asahikawa-airport/ 楽天トラベル 楽パック:利用したパッケージツアー https://travel.rakuten.co.jp/package/ 費用 3/19 登山当日費用 2,200円 旭岳ロープウェイ往復切符 1,000円 湧駒荘 日帰り温泉 9,700円 タイムズカーシェア(18時間利用) 総額:12,900円 旅費 12,900円 登山費 2,200円 旭岳ロープウェイ往復切符 3/18 1,020円 旭川空港〜旭岳 いで湯号 3/18 1,450円 旭岳〜旭川市内 いで湯号 3/18 4,290円 タイムズカーシェア(6時間利用)3/21 630円 旭川空港バス(6の9発〜旭川空港)3/21 32,700円 楽ANAパック(航空券+3泊4日宿泊) 総額(食費除く):55,190円

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