荒倉山(参道コースを登り、山口地区へ周回)

2020.03.19(木) 日帰り

活動データ

タイム

02:03

距離

5.4km

のぼり

391m

くだり

383m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 3
休憩時間
14
距離
5.4 km
のぼり / くだり
391 / 383 m
39
20
51

活動詳細

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 ここ5、6年ほど恒例になっている高館山探訪の前に、今年は荒倉山をひと登りすることにしました。  荒倉山は古来より信仰の対象となり、平安時代には東の羽黒山に対し、「西羽黒」と呼ばれたと聞きました。ルートはいろいろあるようですが、信仰の山ということに敬意を払い、参道コースを登って山口地区に周回することにしました。  竹ノ浦地区にある鳥居を潜ってスタートです。ここには駐車場がないため、集落の先にある橋のたもとに車を止め、鳥居まで戻って出発しました。  竹ノ浦は小規模な集落ですが、歴史を感じさせる家並みです。集落を流れる水路に洗い場があって、ここで野菜や農作業関係の道具などを洗うのでしょう。里山歩きは、山と村の暮らしの接点を感じながら歩けることが魅力の一つですね。  林道を進んでいくと、両側にはふきのとうが群生しています。杉林の奥から物音が聞こえましたが、どうもカルガモの鳴き声のようです。  林道の突き当たりには鳥居があり、ここから階段歩きが始まります。苔むした石段は滑りやすく、二、三度、軽くスリップしました。百段程度の石段を三回、つまり三百段あまりの階段歩きが参道コースの半分ということになります。  三百段を上り詰め、境内に着きました。境内には林道が通じていて、ここまで車で上がれるようです。階段の下には池があったり、赤い橋があったりして、平安時代に隆盛を極めた名残が見て取れます。  荒倉山への登山道入り口は、境内から林道を100mほど下ったところにあります。  ここから樹林帯に入り、しばらく行くとカタクリが咲いていました。今年、初めてお目にかかるカタクリです。その他にも、キクザキイチゲやスミレサイシンがポツポツと咲いていて、春がきたことを感じさせます。  広い山頂は疎林に囲まれていて、展望はありません。それでも樹間から日本海の青を見ることができました。  下山は来た道を下ります。  林道に出て、そのまま進むと、左手に不思議な林が見えてきました。これがイチョウの林でしょうか。周囲と雰囲気が全く異なっています。  林道を下り終えて山口地区に着き、そこから車道を歩いて竹ノ浦地区に戻りました。  次は高館山です。

高館山・荒倉山 「荒倉社」の鳥居を潜って出発しました。今日は快晴で、気温も17度まで上がる予報です。
「荒倉社」の鳥居を潜って出発しました。今日は快晴で、気温も17度まで上がる予報です。
高館山・荒倉山 竹ノ浦地区の住居は歴史と由緒を感じさせるような家が目立ちます。
竹ノ浦地区の住居は歴史と由緒を感じさせるような家が目立ちます。
高館山・荒倉山 堀を流れる生活用水は、現在も現役で活躍中。バケツやたわしが備えてありました。
堀を流れる生活用水は、現在も現役で活躍中。バケツやたわしが備えてありました。
高館山・荒倉山 フキノトウがあちこちに顔を出しています。
フキノトウがあちこちに顔を出しています。
高館山・荒倉山 砂防ダム手前の橋を渡って林道を進みます。
砂防ダム手前の橋を渡って林道を進みます。
高館山・荒倉山 林道の突き当たりには、もう一つの赤い橋があり、その奥には鳥居がありました。
林道の突き当たりには、もう一つの赤い橋があり、その奥には鳥居がありました。
高館山・荒倉山 石段を登ります。苔が生していて滑りやすくなっています。
石段を登ります。苔が生していて滑りやすくなっています。
高館山・荒倉山 百段以上の石段を登り、尾根道に出ます。
百段以上の石段を登り、尾根道に出ます。
高館山・荒倉山 ケヤキの大木が立っていました。
ケヤキの大木が立っていました。
高館山・荒倉山 さらに次の石段を登ります。ここも百段以上あるでしょうか。参道コースは石段コースでもあります。
さらに次の石段を登ります。ここも百段以上あるでしょうか。参道コースは石段コースでもあります。
高館山・荒倉山 コシノカンアオイの花を見つけました。落ち葉に隠れているので見つけにくいですね。
コシノカンアオイの花を見つけました。落ち葉に隠れているので見つけにくいですね。
高館山・荒倉山 池がありました。橋を渡っていきます。池はやや荒れていました。
池がありました。橋を渡っていきます。池はやや荒れていました。
高館山・荒倉山 橋の向こうにはまた石段が待っています。
橋の向こうにはまた石段が待っています。
高館山・荒倉山 石段を登りきって境内に着きました。
石段を登りきって境内に着きました。
高館山・荒倉山 ここには社が3つほど建っていました。ここまで車で上って来れるようです。
ここには社が3つほど建っていました。ここまで車で上って来れるようです。
高館山・荒倉山 林道を少し下ったところに登山道入口がありました。ここから登山らしくなります。
林道を少し下ったところに登山道入口がありました。ここから登山らしくなります。
高館山・荒倉山 今年初のカタクリと対面しました。美しい個体です。
今年初のカタクリと対面しました。美しい個体です。
高館山・荒倉山 樹間から加茂港が見えました。
樹間から加茂港が見えました。
高館山・荒倉山 高館山も見えます。テレビ等が確認できました。
高館山も見えます。テレビ等が確認できました。
高館山・荒倉山 ケヤキの大木です。株立ちうで、5、6本が一つの根から出ているようです。
ケヤキの大木です。株立ちうで、5、6本が一つの根から出ているようです。
高館山・荒倉山 荒倉山山頂です。
荒倉山山頂です。
高館山・荒倉山 山頂は広々としていますが、展望はありません。
山頂は広々としていますが、展望はありません。
高館山・荒倉山 キクザキイチゲが咲いています。
キクザキイチゲが咲いています。
高館山・荒倉山 スミレサイシンでしょうか。
スミレサイシンでしょうか。
高館山・荒倉山 カタクリは咲き始めです。
カタクリは咲き始めです。
高館山・荒倉山 林道に出ました。この林道を下っていきます。
林道に出ました。この林道を下っていきます。
高館山・荒倉山 左手に不思議な雰囲気の林がありました。ここがイチョウの林でしょうか。
左手に不思議な雰囲気の林がありました。ここがイチョウの林でしょうか。
高館山・荒倉山 日本海が見えます。青がきれいですね。
日本海が見えます。青がきれいですね。
高館山・荒倉山 振り返ると荒倉山が見えました。
振り返ると荒倉山が見えました。
高館山・荒倉山 山口地区にはヤブツバキが咲いていました。
山口地区にはヤブツバキが咲いていました。

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