鍋割山

　今年高校進学の孫娘と約束していた山登り、車酔いがあるのでバスに長距離乗らないで済む、幾つかの選択肢から本人の希望で、丹沢の鍋割山にしました。コロナ騒動で中学校は早々休校でしたが、それほど暇でもないようです。 　渋沢から県民の森ゲートまではタクシーを使い、林道歩きを短くしました。それでも、山道はかなり先のミズヒの沢分岐付近からです。そこには水の入ったペットボトルが置いてあり、孫娘に一本持ってもらいました。後沢乗越～山頂間は孫娘は3年間ハンドボールで鍛えた足腰で先行し、待っている所に着くと、すぐに居なくなるの繰り返しでした。頂上付近まで残雪もほとんどなく、荒れてもおらず歩きやすいコースでした。この間誰にも会いませんでした。 　頂上には先着2人がおり、その後3～4人ほどが来た程度です。期待した富士山は雲の中でした。鍋割山荘は開店少し前でしたが、水を届けに入ると、親父が出てきて中に入るな！と怒鳴られ、外に置いておけ！と命令されたのはいささか驚きました。HPで高齢で大変そうなのは分かっていましたが、そんな訳で楽しみにしていた｢鍋焼きうどん｣は止めました。 　小丸尾根分岐迄の山稜にはわずかな距離でしたが残雪があり、今年初めて雪上を歩けました。小丸尾根は急峻の上に凍った地面が融けドロドロで滑りやすく、浸食して木の根や石も多く状態は良くありませんでした。途中、少し平らな所で昼食を摂っていると、白髪の女性が1人登ってきました。慎重にゆっくり下り、転ばずに済みました。 　午前中に通った後沢乗越コースに出て、大倉までの長い林道歩きでは孫娘といろいろな話しができました。 　後沢乗越コースでストック(Black Diamond) の忘れ物があり、渋沢駅の付近の交番に届けておきました。置き忘れたた方に戻れば良いのですが！