宝永山　雪山登山

宝永山に登ってきました。 関東付近で今シーズン最後の雪山かなぁとカレンダーとにらめっこしており、皆さんの活動メモを見ていたところ、標高ありで展望よし、雪もたぶんある、といった条件で宝永山をチョイスしました。 ただ、前日の降雪でどれだけ積もったのかがさすがに分からず…しかしこのためにレンタカーも手配済みでしたので決行しました。 土曜の22時頃に足柄SAに到着し、吉野家と併設の温泉入り準備します。 4時くらいまで寝たかったのですが、レアな車中泊と雪山登山への興奮で全く寝付けず…時間は経過し3時になってしまったので、登山口の駐車スペースも少ない情報でしたので出発しました。 駐車スペースには既に3台の車がありました。5台程度と調べていたので丁度良かったです。 準備をしスタートです。 先行者さんのトレース頼りに進んでいきます。1時間程度で駐車場を抜けて小屋着です。月明かりでヘッデンなしでも歩けるタイミングがあり神秘的でした。誰もいない中での雪を踏みしめる音もいいですよね。 積雪としてはくるぶし上かすねぐらいの高さまでありました。 頼りにしていたトレースは割りと早めになくなってしまい、おのずと自分が切り開く立場に…すねぐらいの高さとはいえノートレースを歩くのは初体験です。 ほんとにしんどいですね(笑) 6時頃に日の出(雲海も！)があり、朝日に照らされる二ツ塚山、宝永山、富士山頂を間近にみてテンションアップです。 その後は、進んでも進んでも縮まらない景色と積雪に体力を奪われていきました。 それにこの雪目当てに登山者いるかなーと思っていましたが後続がいなくて心が何度も折れそうに。 かれこれ6時間くらい登っており、まだ辿り着かないので撤退もよぎっていたところに後続者さんが現れました！もうヘトヘトのところから先頭を代わっていただき、あとは着いていくだけでした。 一人じゃ絶対に諦めていました。ありがとうございます！ 無事宝永山山頂を踏みまして、下山したいとこなのですが、かなりなガスで下山ルートが分からず…行きは直登してショートカットしちゃったのです。下るには怖い感じなルートでしたので、正式ルートを探します。GPS地図みても、目の前が真っ白で把握できずちょっと右往左往してしまいましたが、とらきちさんが目印発見していただき無事に下山開始です。 もう疲労困憊なので着いてくだけで必死でしたが引っ張っていただき本当に助かりました。 いつもソロですが仲間の大切さも痛感した登山でした。 今シーズンは雪山デビューで、パウダーの宝永山を登れて満足です。次はどこ狙おうかまた考えて計画練っていこうと思います。