活動データ
タイム
06:43
距離
9.0km
のぼり
1021m
くだり
1018m
活動詳細
すべて見る明日は天気良さそう。どこに行こうか?と考える。 今年は雪が少ないせいか、積雪期限定の山へなぜか不思議と足が向かない。しかし、小出俣山だけは毎年行っていたので候補の一つ、できれば越後の山へと思うが天気が今一つなので、結局、無難な谷川岳にRWで行くことにした。 8時40分頃RWに乗り込むときに登山者の状況を係員に聞くと、貴方で登山者は53人目ですと言われた。トマ・オキの山頂は混むことが予想されるので、一ノ倉岳かオジカ沢の頭まで行こうとRWに乗りながら決めて、RW天神平駅を出ると30人程がアイゼン等の準備中だった。 すぐに私もアイゼンを装着して蟻の行列に参加し、谷川岳山頂を目指した。登山道は踏み固められ、先週の尾瀬の苦労が嘘のようだった。熊穴沢の避難小屋までは、風も弱く、天気はバッチリのため薄着になったが、天狗の溜まり場付近から風が強くなり、肩の小屋ではけっこうな風が吹いていた。 予想どおり山頂付近は登山者で混んでいたため、山頂はスルーし、上着を着こんで肩の小屋からそのままオジカ沢の頭へ向かった。主脈はトレース無しかと思いきや、誰かが主脈を西から歩いて来た踏み跡が現れた。でも、西へ向かう足跡はない?どこから来たのだろう?テントか避難小屋泊で来たのかなあなどと考えながら、ありがたく踏み跡を参考にオジカ沢の頭へ向かった。 この頃から薄雲が張り出し、空から青みが消えていき、このまま曇ってしまったら期待した眺望が得られないと、気落ちしながら強くなってきた風に煽られながら、稜線を歩いた。 積雪量が少ないため稜線上も歩きにくく、時折踏み抜いてしまう。オジカ沢の頭へ行く途中にあるヤセ尾根への取りつきまで行くと、南側は小さな雪崩で笹が露出し、その付近を西からの踏み跡がある。ちょっと嫌らしいので北側のルートに回り込むと、雪が少なく踏み抜きそうな場所ばかりだが、行けないことはないと思った。しかし、山頂まで行くには時間が少し厳しいし、天気も下り坂の上、自分の技術では無理しない方がいいだろうと、ここで引き返すことにした。 昼食休憩の後戻り始めると、何故か西より青空が広がり始め、オジカ沢の頭・爼倉山稜の姿が映えて素晴らしくなってきた。何度も何度も振り返り写真を撮るので、時間ばかりかかってしまう。 肩の小屋に着くと2時を回っていたが、一応トマの耳くらいは踏んで帰ろうとトマの耳に向かうと、山頂に登山者が1人いたのみで、オキの耳には姿が見えなかった。午前中はあんなに登山者がいたのになあと思いながら、とりあえず定番の構図で写真を撮り、下山に向かう時には登山者の姿はほとんど見えなかった。
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